毛利蘭「何でお父さんの弁護してくれないの?」
妃英理「弁護士はね、肉親の弁護はしないの。客観性がないと裁判官に判断される可能性が高いからよ」
妃英理「大丈夫!いい弁護士をすぐに見つけるから」
安室透「まさかサミットの前に爆発されるとは…」
風見裕也「国際テロリストを調べていますが、降谷さんの方は?」
安室透「現場のガス栓にアクセスした通信を調べている。少し変わったシステムが使われているようだ」
安室透「例の件はどうなってる?」
目暮警部「待ってくれ!だったら防犯カメラに毛利君が映っていたハズだ」
黒田兵衛「取り調べではなんと言ってる?」
風見裕也「毛利小五郎は否認を続けています。否認のままでも送検できますが」
目暮警部「動機がわからないのに送検する気か?」
妃英理「送検に足る証拠はあるんですか?」
灰原哀「爆発した場所は施設内にある飲食店の厨房だったようね」
阿笠博士「コラ!」
灰原哀「何かあった?」
コナン「小五郎のおっちゃんが送検される」
コナン「小五郎のおっちゃんが送検される」
橘境子「はい。検察が起訴した事件の勝率はご存知の通り9割以上…」
妃英理「それが公安事件だともっと上がる」
橘境子「つまり勝てるわけないんです。でも私はケー弁なので…」
毛利蘭「ケーベン?」
妃英理「事務所を持たず携帯で仕事を取るフリーの弁護士の事よ」
日下部誠「警察では否認を続けたそうですね」
毛利小五郎「当然だろ。オレは何もやっちゃいねぇ」
日下部誠「しかし、あなたを犯人とする証拠がこんなにありますが?」
毛利小五郎「それがわからねぇんだ検事さん!誰かがオレをハメたとしか思えねぇ!」
白鳥警部「今回の爆破事件、地検公安部の日下部検事が担当する事になりました」
橘境子「あら大変!」
毛利小五郎「当然だろ。オレは何もやっちゃいねぇ」
日下部誠「しかし、あなたを犯人とする証拠がこんなにありますが?」
毛利小五郎「それがわからねぇんだ検事さん!誰かがオレをハメたとしか思えねぇ!」
白鳥警部「今回の爆破事件、地検公安部の日下部検事が担当する事になりました」
橘境子「あら大変!」
毛利蘭「NAZUってアメリカで宇宙開発してる、あの有名な?」
橘境子「ああ、去年ゲーム会社の社員が遊びでアクセスしたって事件…この時の検事も日下部さんだったんです」
日下部誠「本日、取り調べをした結果ですが」
日下部誠「毛利小五郎に爆破テロの動機がまったくないのが気になります」
岩井紗世子「動機ね…でも証拠がこれだけあるわけだし、明日にも起訴でいいんじゃない?」
日下部誠「被疑者のパソコンが第三者に中継点にされた可能性も考えられます」
日下部誠「その上で見取り図や予定表といった証拠をパソコンに残し、罪を被せた可能性も十分に考えられ」
岩井紗世子「日下部主任、それはこの証拠を無視したあなたの勝手な推理よ」
岩井紗世子「毛利小五郎は起訴しなさい。これは公安部の判断よ。いいわね?」
橘境子「ああ、去年ゲーム会社の社員が遊びでアクセスしたって事件…この時の検事も日下部さんだったんです」
日下部誠「毛利小五郎に爆破テロの動機がまったくないのが気になります」
岩井紗世子「動機ね…でも証拠がこれだけあるわけだし、明日にも起訴でいいんじゃない?」
日下部誠「被疑者のパソコンが第三者に中継点にされた可能性も考えられます」
日下部誠「その上で見取り図や予定表といった証拠をパソコンに残し、罪を被せた可能性も十分に考えられ」
岩井紗世子「日下部主任、それはこの証拠を無視したあなたの勝手な推理よ」
岩井紗世子「毛利小五郎は起訴しなさい。これは公安部の判断よ。いいわね?」
日下部誠「その公安部とは我々検察庁ですか?それとも警察庁ですか?」
安室透「毛利先生がどうしたって?」
コナン「送検されたら原則、身柄は拘置所へ行く。安室さんが知らないハズないよね?」
安室透「へぇそうなんだ。君は相変わらず物知りだね」
目暮警部「ああそれから、拘置所にそういったものは差し入れできないよ」
安室透「わかりました」
コナン「(何が狙いなんだ)」
風見裕也「2291、投入成功」
コナン「(何だ?安室さんに何を話した?)」
安室透「へぇそうなんだ。君は相変わらず物知りだね」
目暮警部「ああそれから、拘置所にそういったものは差し入れできないよ」
安室透「わかりました」
コナン「(何が狙いなんだ)」
風見裕也「2291、投入成功」
コナン「(何だ?安室さんに何を話した?)」
コナン「うん!ありがとう」
コナン「(いつもはもっとバッテリーもつのに…)」
橘境子「お待たせしました。検察側が申請した証拠です」
コナン「え!?って事はおじさん起訴が決まったの?」
妃英理「検察から間もなく起訴するって連絡があったわ」
コナン「(何か手がかりを見つけねぇと!)」
コナン「(いつもはもっとバッテリーもつのに…)」
橘境子「お待たせしました。検察側が申請した証拠です」
コナン「え!?って事はおじさん起訴が決まったの?」
妃英理「検察から間もなく起訴するって連絡があったわ」
コナン「(何か手がかりを見つけねぇと!)」
日下部誠「起訴の判断だけでなくタイミングまで公安警察の言いなりですか」
岩井紗世子「それで早速明日、検察側、弁護側と公判前整理手続きをしたいと、裁判所から連絡がありました」
安室透「ですね」
榎本梓「私店員さんに聞いてくるから、安室さんは小麦粉と卵お願い」
榎本梓「梓さんはいいお嫁さんになりそうですね」
榎本梓「シッ!軽はずみな言動は避けて!安室さんはウチの常連のJKに大人気で、この前も私が言い寄ってるってネットで大炎上だったんだから!」
榎本梓「今の時代、どこで誰が聞き耳を立ててるかわかんないんですからね!」
安室透「ですね…」
風見裕也「降谷さん、何故事件にする事に拘るんです?」
安室透「事故で処理されれば令状一つ取れなくなる」
風見裕也「公安なら令状なしの違法捜査もできるハズてず」
安室透「だからこそ、合法的な手段も残しておかないと」
安室透「自分の首を絞める事になる」
安室透「自ら行った違法な作業は自らカタをつける…それが公安だからだ」
風見裕也「しかし合法的に事件を公表するか」
風見裕也「違法に隠蔽するかを決めるのも我々公安のハズです」
安室透「勿論だ。ただし、どちらが最も日本を守る事になるかを考えた上でな」
榎本梓「梓さんはいいお嫁さんになりそうですね」
榎本梓「シッ!軽はずみな言動は避けて!安室さんはウチの常連のJKに大人気で、この前も私が言い寄ってるってネットで大炎上だったんだから!」
榎本梓「今の時代、どこで誰が聞き耳を立ててるかわかんないんですからね!」
安室透「ですね…」
安室透「事故で処理されれば令状一つ取れなくなる」
風見裕也「公安なら令状なしの違法捜査もできるハズてず」
安室透「だからこそ、合法的な手段も残しておかないと」
安室透「自分の首を絞める事になる」
安室透「自ら行った違法な作業は自らカタをつける…それが公安だからだ」
風見裕也「しかし合法的に事件を公表するか」
風見裕也「違法に隠蔽するかを決めるのも我々公安のハズです」
安室透「勿論だ。ただし、どちらが最も日本を守る事になるかを考えた上でな」
コナン「(これは境子先生の着メロ!)」
📱妃英理「境子先生?ちょっと確認したい事があるんだけど」
コナン「何でここが!?」