安室透「構わない。出てこい」
風見裕也「何故私を呼んだんです?降谷さん?」
安室透「これでよく公安が務まるな」
風見裕也「す…すみません」
コナン「待って!」
風見裕也「盗聴器は君が仕掛けたのか?」
風見裕也「いや…まさかこんな子供が…」
コナン「安室さんは全国の公安警察を操る警察庁の“ゼロ”。そんな安室さんに接触できるのは、公安警察の中でも限られた刑事だけ。それが風見さんだったね」
風見裕也「君は一体何者だ?」
コナン「自殺って…」
📱コナン「目暮警部!きっとこれは全部IOTテロだよ!」
📱目暮警部「そ…それじゃ」
📱コナン「うん!小五郎のおじさんにはできっこないよ」
安室透「まさかIOTテロとはな…」
風見裕也「さすがですね。そんな手口を特定するなんて」
安室透「特定したのは僕じゃないが、お陰で事件化には成功した。よって我々がした違法作業にカタをつけたい。協力者の解放だ」
風見裕也「その前に現段階でゼロが掴んでいる情報を教えてください」
安室透「この情報をサイバー犯罪対策課に流し、捜査会議で刑事部に報告させる」
風見裕也「刑事部に花を持たせるんですか。我々公安部から報告すべきです」
安室透「フッ…ご褒美だよ。爆破テロが事件化できたのは刑事部のお陰だ」
安室透「それに、この情報がゼロからだって事は、裏の理事官には伝わっている」
風見裕也「…降谷さんが怖いです」
安室透「風見…僕には僕以上に怖い男が二人いるんだ。その内の一人は、まだほんの子供だがな」
風見裕也「今、降谷さんと同じ子供を思い浮かべましたよ」
白鳥警部「今回の不正アクセスにも、先の事件と同様の手口」
白鳥警部「Norが使われていました」
栗山緑「あれ?工藤新一君から頼まれたんですが…」
妃英理「え?橘先生はケー弁のハズよ?」
栗山緑「去年、事務所を閉じたんです」
栗山緑「当時事務員だった羽場二三一という男が、ゲーム会社に侵入し」
栗山緑「窃盗事件を起こして逮捕されたせいで」
栗山緑「しかも羽場は送検された後、拘置所内で自殺しています」
コナン「(自殺…)」
日下部誠「どういう事ですか」
岩井紗世子「毛利小五郎のパソコンは何者かに操作されている事がわかったの。よって彼が犯人である可能性は低い。毛利小五郎は不起訴にして」
日下部誠「不起訴の判断まで公安警察の言いなりですか!」
岩井紗世「うわあああああ」
白鳥警部「毛利さんの不起訴が決定しました!」
毛利蘭「お母さん!」
コナン「よかったね」
橘境子「これは?なぜ私や私の元事務員の事をお調べになっているんですか?」
妃英理「ごめんなさい。先生の事よく知っておきたくて、私が栗山さんにお願いしたの」
橘境子「よく調べてある。あなたも優秀な事務員のようね」
コナン「あなたも?まるで羽場さんもそうだったって言ってるみたいだけど…その人は窃盗事件を起こして境子先生の事務所を潰した悪い事務員さんだよね?」
栗山緑「当時事務員だった羽場二三一という男が、ゲーム会社に侵入し」
栗山緑「窃盗事件を起こして逮捕されたせいで」
栗山緑「しかも羽場は送検された後、拘置所内で自殺しています」
コナン「(自殺…)」
岩井紗世子「毛利小五郎のパソコンは何者かに操作されている事がわかったの。よって彼が犯人である可能性は低い。毛利小五郎は不起訴にして」
日下部誠「不起訴の判断まで公安警察の言いなりですか!」
岩井紗世「うわあああああ」
白鳥警部「毛利さんの不起訴が決定しました!」
毛利蘭「お母さん!」
コナン「よかったね」
妃英理「ごめんなさい。先生の事よく知っておきたくて、私が栗山さんにお願いしたの」
橘境子「よく調べてある。あなたも優秀な事務員のようね」
コナン「あなたも?まるで羽場さんもそうだったって言ってるみたいだけど…その人は窃盗事件を起こして境子先生の事務所を潰した悪い事務員さんだよね?」
橘境子「あれは二三一のせいじゃない!私が無力だったから…」
コナン「下の名前で呼ぶんだね?自分の事務所で働いてた事務員さんを…二三一って」
橘境子「その自殺は拘置所の中で公安警察に取り調べをされた後、すぐだったんです」
白鳥警部「そんなの聞いた事ありません」
橘境子「二三一の自殺には、そんな奇妙な事が重なっていた」
栗山緑「あの…羽場二三一さんは司法修習生を罷免されてますよね?」
コナン「下の名前で呼ぶんだね?自分の事務所で働いてた事務員さんを…二三一って」
橘境子「その自殺は拘置所の中で公安警察に取り調べをされた後、すぐだったんです」
白鳥警部「そんなの聞いた事ありません」
橘境子「二三一の自殺には、そんな奇妙な事が重なっていた」
栗山緑「あの…羽場二三一さんは司法修習生を罷免されてますよね?」
妃英理「裁判官を目指してたって事?」
栗山緑「はい。ですが司法研修所の修了式の時に彼は…」
羽場二三一「私の不採用について説明を求めます!」
橘境子「その行動は自己満足的な正義感による暴走と見なされ、裁判官はおろか弁護士になる道もなくなり、司法人生を絶たれた」
羽場二三一「私の不採用について説明を求めます!」
橘境子「その行動は自己満足的な正義感による暴走と見なされ、裁判官はおろか弁護士になる道もなくなり、司法人生を絶たれた」
コナン「アメリカの?」
白鳥警部「そうだよ。NAZUでは昨年Norを使った不正アクセス事件があってね」
白鳥警部「そうだよ。NAZUでは昨年Norを使った不正アクセス事件があってね」
コナン「ああ境子先生が弁護した…」
白鳥警部「それがきっかけでNorユーザーを追跡するシステムがNAZUで完成してたんだ」
コナン「それ無人探査機の事だよね?」
白鳥警部「ああ、そんな日とサミットが重なって警視庁も大わらわだよ」
コナン「初めに違和感に気づいたのは、あの時だよ」
安室透「まさか!テロの犯人が!?」
📺「皆さんこんばんは。こちらは長野県国立天文台です」
阿笠博士「ん?大気圏突入までの時間?」
コナン「あと一時間弱!?」
安室透「コナン君!やはり犯人は」
コナン「ああ!NAZUに不正アクセスして落とすつもりだ!(しかし一体どこに)」
安室透「(まさか…空からとは)」
目暮警部「一体何が起きてるんだ!?」
白鳥警部「NAZUから報告です!無人探査機への不正アクセスが確認されました!」
阿笠博士「ん?大気圏突入までの時間?」
コナン「あと一時間弱!?」
安室透「コナン君!やはり犯人は」
コナン「ああ!NAZUに不正アクセスして落とすつもりだ!(しかし一体どこに)」
安室透「(まさか…空からとは)」
目暮警部「一体何が起きてるんだ!?」
白鳥警部「NAZUから報告です!無人探査機への不正アクセスが確認されました!」