鬼滅の刃 | 刀鍛冶の里編 第5話『赫刀』ネタバレ | Demon Slayer

Demon Slayer

原作(Original Story): 吾峠呼世晴(Koyoharu Gotōge) TVアニメ『鬼滅の刃』 刀鍛冶の里編 第5話ネタバレ

第5話 赫刀
放送日	2023年5月7日
OPテーマ	絆ノ奇跡
EDテーマ	コイコガレ
歌	MAN WITH A MISSION x milet
CAST
竈門炭治郎 Kamado Tanjiro CV.花江夏樹 竈門禰豆子 Kamado Nezuko CV.鬼頭明里 不死川玄弥 Shinazugawa Genya CV.岡本信彦 霞柱 時透無一郎 Tokito Muichiro CV.河西健吾 恋柱 甘露寺蜜璃 Kanroji Mitsuri CV.花澤香菜 上弦の肆 半天狗 HANTENGU CV.古川登志夫 上弦の伍 玉壺 GYOKKO CV.鳥海浩輔 積怒 SEKIDO CV.梅原裕一郎 可楽 KARAKU CV.石川界人 哀絶 AIZETSU CV.斉藤壮馬 空喜 UROGI CV.武内駿輔 小鉄 KOTETSU CV.村瀬歩 鉄穴森鋼蔵 Kanamori Kozo CV.竹本英史 鉄地河原鉄珍 Tecchikawahara Tecchin CV. 屋良有作

EPISODE GUIDE
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TITLE CARD

EYECATCHER

時透無一郎「見つけた」

小鉄「鉄穴森さん！」

鉄穴森鋼蔵「おお！瞬きする間に斬っている！時透殿これはありがたい！」

小鉄「鉄穴森さーん！」

鉄穴森鋼蔵「小鉄少年！無事でよかった！」
時透無一郎「あなたが鉄穴森という人？」

小鉄「時透さん、この人が鉄穴森さんです」

時透無一郎「俺の刀用意してる？早く出して」

鉄穴森鋼蔵「おや！これは酷い刃毀だ！」

時透無一郎「だから里に来てるんだよ」

鉄穴森鋼蔵「なるほどなるほど！刀は用意できているのですぐにお渡ししましょう」

時透無一郎「随分話が早いね」

小鉄「よかったですね。感謝したらいいですよ」

鉄穴森鋼蔵「炭治郎君に頼まれていたんですよ。あなたの刀のことを。そしてあなたをわかってやってほしいと」

時透無一郎「炭治郎…炭治郎が…」

鉄穴森鋼蔵「私共の作業小屋まで案内します！」

鉄穴森鋼蔵「あの小屋です！よかった！魚の化け物はいない！中には時透殿に渡す刀もあります。それを持ってすぐに里長の所へ向かってください！」

時透無一郎「いや駄目だ」

小鉄「いってー！腹立つ」

時透無一郎「来てる」


玉壺「よくぞ気づいたなあ。さては貴様柱ではないか」

玉壺「ヒョッヒョッ…そんなにこのあばら屋が大切かえ？こそこそと何をしているのだろうな」

「敵襲！鬼だ！敵襲！」


「気を付けろ！この化け物は爪が刃物みたいに鋭いぞ！」


「おー！柱が来たぞ！」

甘露寺蜜璃「遅れてごめんなさい！みんなすぐ倒しますから！」

「すごい！」

「可愛いから忘れてたけど…強いんだよな…柱って」

「長を頼みます！」

「長！」

「長…」

「里を常駐で警護していた鬼殺隊員があっけなくやられてしまった」


甘露寺蜜璃「動かない方がいいですよ。多分あなたは内臓が傷ついてるから」

「甘露寺殿！」

「(何だこの刀は！長が…鉄珍様が打ったものか！？噂には聞いていたがなんと奇妙な！)」

甘露寺蜜璃「恋の呼吸」

甘露寺蜜璃「壱の型」

甘露寺蜜璃「初恋のわななき」


甘露寺蜜璃「私、イタズラに人を傷つける奴にはキュンとしないの！」

甘露寺蜜璃「大丈夫ですか鉄珍様！しっかり！」

鉄地河原鉄珍「若くて可愛い娘に抱きしめられてなんだかんだで幸せ♡」

甘露寺蜜璃「やだ～鉄珍様ったら～」

「私も頭から落ちました…手を握ってくだされ」

甘露寺蜜璃「あら！ごめんなさい！大丈夫ですか？」

鉄地河原鉄珍「引っ込んどれ」

竈門炭治郎「(何だろう…この匂いは…)」


積怒「ちょこまかと！」


竈門炭治郎「(そうだ…俺は団扇の鬼の攻撃を受けて気を失った。禰豆子が先に意識を取り戻したんだ)」



可楽「小僧！死ね！」


可楽「これで終わりじゃ！」



可楽「ずいぶん見晴らしがよくなったのう」

竈門炭治郎「くそ！瓦礫が…禰豆子大丈夫だ！見捨てたりしない！刀から手を放すんだ！」

竈門炭治郎「禰豆子やめろ！指が切れる！」

積怒「それにしても綺麗に吹き飛んだ」

可楽「この煙が晴れた時が奴らの最期じゃ」

玉壺「はじめまして。私は玉壺と申す者。殺す前に少々よろしいか？」

時透無一郎「何で寄って来るの？」

小鉄「だって俺達だけじゃ不安なんだもん」

玉壺「今宵三方のお客様には是非とも私の作品を見て頂きたい」

時透無一郎「作品？何を言っているのかな」

玉壺「ではまずこちら」

玉壺「鍛人の断末魔で御座います」

玉壺「まずはこの手！刀鍛冶特有の分厚い豆だらけの汚い手を！あえて私は全面に押し出しております」

鉄穴森鋼蔵「金剛寺殿…鉄尾さん…鉄池さん…鉄太郎…」

小鉄「鉄広叔父さん…」

玉壺「そう！仰る通りこの作品には5人の刀鍛冶を贅沢にふんだんに使っているのですよ！」

玉壺「それ程感動して頂けるとは～さらに刀を刺す事により鍛人らしさを強調しております～」

玉壺「それに極めつけはこれ！このように刀を捻っていただくと」

「うわあああああああああああああ」

小鉄「うわああああやめろおおおお！」

玉壺「どうですか～？素晴らしいでしょう？断末魔を再現するのです」

時透無一郎「おい、いい加減にしろよ、クソ野郎が」

玉壺「まだ作品の説明は終わってない！最後までちゃんと聞かれよ！」

時透無一郎「(壺から壺を移動できる。なるほど)」

玉壺「私のこだわりはその壺の」

時透無一郎「(感触が薄い)」

時透無一郎「(また逃げられた。移動が早い。次はあそこだ。気づくと壺がある)」

玉壺「よくも斬りましたね。私の壺を！芸術を！審美眼のない猿めが！」

時透無一郎「(どうやって壺が出てくるんだ？)」
玉壺「脳まで筋肉でできているような貴様らには、私の作品を理解する力はないのだろ！それもまたよし！」

時透無一郎「(でもこれだけ逃げると言う事は先の分裂鬼とは違ってこいつは頚を斬れば死ぬんだ)」

玉壺「千本針」

玉壺「魚殺！」

鉄穴森鋼蔵「小鉄少年！」

鉄穴森鋼蔵「時透殿！」

時透無一郎「邪魔だから隠れておいて」

小鉄「ごめんなさい…俺…俺…」

玉壺「針だらけで随分滑稽な姿ですね。どうですか？毒で手足がじわじわと麻痺してきてたのでは？」

玉壺「本当に滑稽だ。つまらない命を救ってつまらない場所で命を落とす。いてもいなくても変わらないような」

〈つまりねぇ命なんだからよ〉

時透無一郎「(誰だ？思い出せない。昔同じ事を言われた気がする。誰に言われた？)」

時透無一郎「(夏だ。暑かった)」

時透無一郎「(戸を開けてた。暑すぎるせいか夜になっても蝉が鳴いていてうるさかった)」

玉壺「しかし柱ですからね、一応はこれでも、どんな作品にしようか胸が躍る」


時透無一郎「うるさい。つまらないのは君のお喋りだろ」

玉壺「血鬼術水獄鉢」

玉壺「窒息死は乙なものだ。美しい～」

時透無一郎「(ダメだ。斬れない)」

玉壺「鬼狩りの最大の武器である呼吸を止めた」　

玉壺「鬼狩りを弱体化させれば産屋敷の首もすぐそこだ」

竈門炭治郎「(禰豆子の血で刀が燃える！刀の色が変わる！)」

竈門炭治郎「(温度が上がって黒い刀が赤くなる！これは爆血刀！)」

竈門すやこ〈赤くなるんですね、お侍様の刀〉

竈門すやこ〈戦う時だけ赤くなるのね。どうしてなの？不思議ね。普段は黒曜石のような漆黒なのね〉

竈門すやこ〈とても綺麗ですね〉

竈門炭治郎「(そうだった！これは遺伝した記憶だ)」

竈門炭治郎「(お侍様というのは、あの耳飾りの剣士のことだろうか…あの剣士の刀は漆黒だったのか…俺も同じ黒刀だ)」

竈門炭治郎「(俺の刀も今赤くなった。色が変わった。禰豆子の血の力によって赤くなった刀だから、きっとあの剣士とはやり方が違うけれど、今刀は同じようになっている)」

竈門炭治郎「(生身の体は傷を負いボロボロになり、でもその度に誰かが助けてくれる。命をつないでくれる。俺は応えなければ！)」

竈門炭治郎「(俺に力を貸してくれるみんなの願いは、思いは、一つだけだ。鬼を倒す事！人の命を守る事！)」

竈門炭治郎「(俺はそれに応えなければ！)」

積怒「(燃えめ刃…赫刀…)」

積怒「(無惨様の記憶…無惨様を追いつめ、その頚を斬りかけた剣士の刀！)」

積怒「(姿が重なる)」

竈門炭治郎「ヒノカミ神楽」

竈門炭治郎「日暈の龍(にちうんのりゅう)」

竈門炭治郎「頭舞い(かぶりまい)」

竈門炭治郎「(ずっと考えてた。あの一撃の事。妓夫太郎の頚を斬れたあの一撃の威力の理由を)」

竈門炭治郎「(あの瞬間の感覚、呼吸、力の入れ方)」

竈門炭治郎「(燃える様に熱くなった体中、そして額が…)」

竈門炭治郎「(わかった。もうできるぞ。あと一体だ。一度に四体斬らないと…)」

竈門炭治郎「(玄弥！無事だった)」

竈門炭治郎「(四体目の頚を斬ってる！やった！やった！同時か？同時に斬れていれば)」

竈門炭治郎「玄弥」

竈門炭治郎「(玄弥が…何だ…あの姿は…)」

竈門炭治郎「(まるで…まるで…)」

次回予告

竈門炭治郎「その刀ってどうやって鞘に収めるんですか？」

甘露寺蜜璃「どうって…」

甘露寺蜜璃「毒ジャガイモ～ウフフ～ひひひ～くくく～」

甘露寺蜜璃「ハッ！というのは冗談よ冗談」

竈門炭治郎「おお！すごいです！」

甘露寺蜜璃「え～そんなにすごいかな～」

竈門炭治郎「すごいですよ！さすが甘露寺さんです！」

甘露寺蜜璃「そうかな～もう一回見せちゃおうかな～」

竈門炭治郎「すごいです甘露寺さーん！」

甘露寺蜜璃「そうかな～」

甘露寺蜜璃「じゃもう一回だけ見せちゃおうかな～炭治郎君だから特別よ～」

甘露寺蜜璃「と、その前に、次回第六話、柱になるんじゃないのか!」

甘露寺蜜璃「よっ！よよっ！」

竈門炭治郎「すごいすごーい！」

 

KIMETSU NO YAIBA
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