『地下へ行け』
レイン・エイムズ「ディスクロズ」
ドット「今会ったばかりだもんな」
ラブ「じゃあカワイイ?カワイイって言って」
ラブ「じゃあカワイイ?カワイイって言って」
ドット「(なんてあざとい女なんだ。パンピーならあざとすぎて反吐が出るだろうよ)」
ラブ「ねぇ~カワイイ~?」
ドット「だがオレはすごくいいと思うそういうの!」
ドット「だがオレにはレモンちゃんという未来のフィアンセがいるんでごめんなさい。結婚はできないです」
ラブ「トルネグス」
ラブ「残念でした!もう一ついい事教えてあげる!」
ラブ「マギア・ルプスのフォース、マイロ・ジェーニアスは特定の一人を石化させる魔法を使えるの。その対象の条件はあの地下の扉を開ける事」
ラブ「魔力を溜め始めて発動まで2時間ってとこかしら…つまりあと30分以内で私を倒してフォースを相手にしないと」
ラブ「あのキノコくんは石になってお終いなの。まぁそんな事無理なんだけどね」
ドットの姉〈ほら〉
ドット〈ありがとうお姉ちゃん〉
ドットの姉〈オメェも情けねぇなマジで。抵抗しろよ〉
ドット〈いいんだ。あんま抵抗するとこれ以上ひどくなるし…〉
ドットの姉〈はぁ…お前はマジで諦めが早いな。でもな、問題はお前にちゃんとした友達ができた時だ〉
ドット〈ちゃんとした友達?〉
ドットの姉〈ああ、お前の為に本気で泣いたり怒ってくれる奴だ。まぁ一生に一度出会えるかってとこだけど…もしそんな友達ができたらよ、絶対裏切るなよ〉
ドット「(オレは本当に情けねぇぜ。ダチバカにされてんのにヒヨっちまって…アイツはオレの為に本気で怒ってくれたのによ!)」
ドット「このまま終われっかよ」
ドット「ダチをバカにされたままでよ!」
ドット〈いいんだ。あんま抵抗するとこれ以上ひどくなるし…〉
ドットの姉〈はぁ…お前はマジで諦めが早いな。でもな、問題はお前にちゃんとした友達ができた時だ〉
ドット〈ちゃんとした友達?〉
ドットの姉〈ああ、お前の為に本気で泣いたり怒ってくれる奴だ。まぁ一生に一度出会えるかってとこだけど…もしそんな友達ができたらよ、絶対裏切るなよ〉
ドット「このまま終われっかよ」
ドット「ダチをバカにされたままでよ!」
ラブ「(相殺!?さっきより魔力が格段に跳ね上がってる!?)」
ラブ「(あのアザ聞いた事がある。額に“戒め”の十字アザを負って生まれてくる)」
ラブ「(感情の高まりが一定のラインを超えると同時に魔力を解放する戦闘魔族)」
ラブ「自戒人(イーラ・クロイツ)」
ドット「オレのダチをバカにした罪は重いぞ」
ドット「マシンガンエクスプロム!30分後に石化だ?テメェらにはアイツのジャマはさせねぇ」
ラブ「(あのアザ聞いた事がある。額に“戒め”の十字アザを負って生まれてくる)」
ラブ「(感情の高まりが一定のラインを超えると同時に魔力を解放する戦闘魔族)」
ラブ「自戒人(イーラ・クロイツ)」
ドット「オレのダチをバカにした罪は重いぞ」
ドット「マシンガンエクスプロム!30分後に石化だ?テメェらにはアイツのジャマはさせねぇ」
フィン「ドット君…」
フィン「ごめん!ごめんドット君!」
マイロ「1本線2人だからとやらせてみれば…何だこの様は」
マイロ「大体まともにやりあう必要なんてないんだ、こんな奴ら」
ラブ「(フォースは一年生で唯一マギア・ルプスにいる神童。終わったわね)」
フィン「ごめん!ごめんドット君!」
マイロ「1本線2人だからとやらせてみれば…何だこの様は」
マイロ「大体まともにやりあう必要なんてないんだ、こんな奴ら」
マイロ「(くそ…何が起きた?この僕の魔法が一瞬で…)」
マイロ「何でお前が!」
マイロ「神覚者!レイン・エイムズ!」
ドット「(神覚者レイン・エイムズ…オレらアドラのトップ)」
マイロ「(しかし神覚者と言えど同じ学生…何も動じる必要はない)」
マイロ「そ…そうだ…少し話そう。お互い色々事情があるだろ」
マイロ「なあ!」
レイン「オレに手間をかけされるな」
レイン「ゴミが」
レイン「お前みたいな奴には痛みで覚えさせればいい話だ」
レイン「二度と同じ過ちを犯そうと思わないようにな」
ドット「(同じアドラだと聞いてたけど…味方だよな…?)」
レイン「お前達もこんな所で何をしてる」
レイン「さっさと帰れ。オレはこいつから事の詳細を聞く」
ドット「は…はい」
フィン「兄さま」
レイン「二度と同じ過ちを犯そうと思わないようにな」
ドット「(同じアドラだと聞いてたけど…味方だよな…?)」
レイン「さっさと帰れ。オレはこいつから事の詳細を聞く」
ドット「は…はい」
フィン「兄さま」
マッシュ「え?」
レイン「今からコイツでお前の本当の魔力を測る。学生かどうかは魔力の量を見ればわかる」
マッシュ「え」
マッシュ「ちょっと何するんですかいきなり…危ないじゃないですか不審者」
ケイソクモ「あばばばばは…ゼ…ゼロ…いやないないないない!ちょっとミスったかもクモ」
レイン「(ケイソクモも全く反応していない。もしかして…)」
レイン「3%パルチザン」
レイン「(オレのパルチザンがイスに…)」
レイン「今からコイツでお前の本当の魔力を測る。学生かどうかは魔力の量を見ればわかる」
マッシュ「え」
マッシュ「ちょっと何するんですかいきなり…危ないじゃないですか不審者」
ケイソクモ「あばばばばは…ゼ…ゼロ…いやないないないない!ちょっとミスったかもクモ」
レイン「3%パルチザン」
レイン「(オレのパルチザンがイスに…)」
ケイソクモ「(バットの構えだと!?)」
レイン「フン…お前名前は何と言う」
マッシュ「マッシュ・バーンデッドです」
ウォールバーグ・バイガン〈ウチに面白い生徒が入ってのう…極めて特殊な事情を抱えておるがとても強き心を持っておる。ぜひレイン君に面倒を見て貰いたい。その子の名は…〉
レイン「お前が神覚者を目指している事はじじいから聞いている。となればぶつかるのは必然的にアベルだろ」
レイン「奴は間違いなく今年の神覚者候補の一人だ。奴の使う人形魔法は学生の域を超えていると言っていい」
レイン「お前がオレの初級魔法を素手で防いだのには驚いたが、魔法が使えない現状では正直厳しい」
マッシュ「使えますけど…魔法」
レイン「しかしだ。奴は学校のほとんどのコインを占有している。勝てればお前はそのコインを総取りし神覚者候補に大きく近づく」
レイン「魔法界は現状問題が山積みだ。一人でも強い人間が仲間にほしい」
レイン「神覚者になると言った以上死んでもなれ」
マッシュ「うす」
レイン「奴は間違いなく今年の神覚者候補の一人だ。奴の使う人形魔法は学生の域を超えていると言っていい」
レイン「お前がオレの初級魔法を素手で防いだのには驚いたが、魔法が使えない現状では正直厳しい」
マッシュ「使えますけど…魔法」
レイン「しかしだ。奴は学校のほとんどのコインを占有している。勝てればお前はそのコインを総取りし神覚者候補に大きく近づく」
レイン「魔法界は現状問題が山積みだ。一人でも強い人間が仲間にほしい」
レイン「神覚者になると言った以上死んでもなれ」
マッシュ「うす」
レイン「オレは別に用がある。気をつけて行け」
マッシュ「あっ色々ありがとうございます」
マッシュ「多分いい人だな」
レイン「(魔法が使えなくても神覚者にはなれる。その為にも、お前が魔法使いよりも優れていると証明してみせろ)」
マッシュ「ここか…押し戸か引き戸か…」
マッシュ「あっ押し戸だ」
アベル「毎回ドアを壊して入る必要はあるのかい?」
マッシュ「ノックしようとしたら、こんなんなっちゃいました」
レイン「(魔法が使えなくても神覚者にはなれる。その為にも、お前が魔法使いよりも優れていると証明してみせろ)」
マッシュ「あっ押し戸だ」
アベル「毎回ドアを壊して入る必要はあるのかい?」
マッシュ「ノックしようとしたら、こんなんなっちゃいました」