「バスターコールの指令は出たか?」
🐌五老星「そうか…」
🐌スパンダイン「ええ、死罪です。証拠は掴みましたので順次指令通りに」
🐌五老星「考古学の権威オハラのクローバー博士か。これまでの世界文化への貢献人だ。名前はよく知っている」
🐌クローバー「過去は全ての人類のものじゃ。語られぬ歴史を知りたいと思う気持ちを止める権利は誰にもない」
🐌五老星「ポーネグリフを読めば古代兵器の復活が可能となり、世界に危機が及ぶ。お前達に悪意がなくともそれを利用しようとする者が現れれば同じ事」
🐌クローバー「過去がどうあれ、それが人間の作った歴史ならば全てを受け入れるべきじゃ。恐れず全てを知れば何が起きても対策は打てる」
🐌五老星「理想論だ」
🐌クローバー「そうかな。それができんのはお前達の都合ではないのか!?」
🐌クローバー「過去は全ての人類のものじゃ。語られぬ歴史を知りたいと思う気持ちを止める権利は誰にもない」
🐌五老星「ポーネグリフを読めば古代兵器の復活が可能となり、世界に危機が及ぶ。お前達に悪意がなくともそれを利用しようとする者が現れれば同じ事」
🐌クローバー「過去がどうあれ、それが人間の作った歴史ならば全てを受け入れるべきじゃ。恐れず全てを知れば何が起きても対策は打てる」
🐌五老星「理想論だ」
🐌クローバー「そうかな。それができんのはお前達の都合ではないのか!?」
🐌クローバー「過去の人々がなぜわざわざ硬石のテキストを使い、それを未来へ伝えようとしたのか…」
🐌クローバー「ただ紙や本に書き残しても、そのメッセージは根絶やしにされると考えたからではないのか!?」
🐌クローバー「つまり、これを残した者達には明らかに敵がいたという証拠じゃ!」
🐌五老星「何が言いたいのだクローバー博士」
🐌クローバー「その者達が何らかの敵に敗れ滅亡したと仮定するならば、敵はその後の歴史に生き残っておるハズじゃ」
🐌クローバー「奇遇な事に“空白の100年”が明けた今から800年前、その時ちょうど誕生したのが“世界政府”」
🐌クローバー「滅びた者達の敵がもし現在の世界政府ならば、空白の100年とは、世界政府の手によってもみ消された不都合な歴史とも考えられる」
🐌クローバー「遥か昔の文献といくつかのポーネグリフを読み解く事で我々はやがて一つの国の存在に気づいた。今はもう跡形もないが、文献の上に浮かび上がったのは」
🐌クローバー「ある巨大な王国の姿」
🐌クローバー「かつて強大な力を誇った様だが、その国の情報は執拗なまでにかき消されておる」
🐌クローバー「おそらく後に世界政府と名乗る連合国の前に敗北を悟った彼らは、その思想を未来へ託そうと全ての真実を石に刻んだのじゃ。それこそが現代に残るポーネグリフ」
🐌五老星「成程…大胆な仮説だな…」
🐌クローバー「古代兵器は確か世界を脅かす。だが、それ以上に歴史と共に呼び起こされるその王国の存在と思想こそがお前達世界政府にとっての脅威なのではないのか」
🐌クローバー「その脅威が何なのかは解き明かさねばわからんが、全ての鍵をにぎる」
🐌クローバー「かつて栄えたその王国の名は…」
🐌五老星「消せ」
ロビン「博士!」
🐌五老星「オハラは…知りすぎた」
🐌五老星「何が言いたいのだクローバー博士」
🐌クローバー「その者達が何らかの敵に敗れ滅亡したと仮定するならば、敵はその後の歴史に生き残っておるハズじゃ」
🐌クローバー「奇遇な事に“空白の100年”が明けた今から800年前、その時ちょうど誕生したのが“世界政府”」
🐌クローバー「滅びた者達の敵がもし現在の世界政府ならば、空白の100年とは、世界政府の手によってもみ消された不都合な歴史とも考えられる」
🐌クローバー「ある巨大な王国の姿」
🐌クローバー「かつて強大な力を誇った様だが、その国の情報は執拗なまでにかき消されておる」
🐌クローバー「おそらく後に世界政府と名乗る連合国の前に敗北を悟った彼らは、その思想を未来へ託そうと全ての真実を石に刻んだのじゃ。それこそが現代に残るポーネグリフ」
🐌五老星「成程…大胆な仮説だな…」
🐌クローバー「古代兵器は確か世界を脅かす。だが、それ以上に歴史と共に呼び起こされるその王国の存在と思想こそがお前達世界政府にとっての脅威なのではないのか」
🐌クローバー「その脅威が何なのかは解き明かさねばわからんが、全ての鍵をにぎる」
🐌クローバー「かつて栄えたその王国の名は…」
🐌五老星「消せ」
ロビン「博士!」
ロビン「博士!」
〈ようかい!ようかい!〉
〈あいつ母ちゃんに捨てられたんたぞ〉
〈ロビン!それはウチの子の服だよ!〉
〈よく食べるね~居候のくせに〉
ロビン〈うえ~~~~ん〉
ロビン「私の…お母さんですか?」
スパンダイン「何だ貴様…ガキがいたのか?」
オルビア「……いいえ」
オルビア「ごめんなさいね…人違いだと思いますよ (許してロビン…あなたを罪人の娘にはしたくない)」
ロビン「本当に…お母さんじゃないですか?」
ロビン「いつか…私…手をつないでもらって…一緒に歩いてほしいから…」
ロビン「私!一生懸命勉強して考古学者になれたの!ポーネグリフも読めるよっ!」
スパンダイン「あのチビが!?」
クローバー「よさんかロビン!」
ロビン「だから…一緒にいさせてお母さん!もう一人にしないでください!」
「バスターコールを発動する!一斉砲撃開始!考古学の島オハラ、その全てを標的とする!オハラに住む悪魔達を抹殺せよ!正義の名のもとに!」
スパンダイン「畜生ー!何だコリャ!」
スパンダイン「おれ達がまだ島の外へ出てねェだろうがよ!殺す気が!」
「全知の樹にも直接砲撃が!」
スパンダイン「畜生ー!何だコリャ!」
スパンダイン「おれ達がまだ島の外へ出てねェだろうがよ!殺す気が!」
「全知の樹にも直接砲撃が!」
スパンダイン「ああ確かに言ったな。ホントかどうか知らねェが、わからねェ時ァ消すのが確実。顔をよく覚えとけ。島から出さねェ様にな。退却するぞ」
CP9「ではオルビアを」
スパンダイン「もういい!それどころじゃねェ。ほっとけ!」
スパンダイン「もういい!それどころじゃねェ。ほっとけ!」
「全員退却!船へ戻れー!」
「全知の樹を守れ!」
ロビン「…こうしたかった…ずっと…」
オルビア「ロビン!」
ロビン「お母さーん!」
クローバー「わしのせいじゃ…ロビン…お前ポーネグリフが読めるというのは本当か?わしがちゃんと目を光らせておけば…」
「全知の樹を守れ!」
ロビン「…こうしたかった…ずっと…」
オルビア「ロビン!」
ロビン「お母さーん!」
クローバー「わしのせいじゃ…ロビン…お前ポーネグリフが読めるというのは本当か?わしがちゃんと目を光らせておけば…」
ロビン「ごめんなさい…私…どうしても…」
サウロ「オルビアにも会えたんだな」
オルビア「ロビンをお願い!娘を必ず島から逃がして!」
ロビン「やだ!お母さんは!?一緒にいてくれないの!?」
オルビア「私はまだここでやる事があるから」
ロビン「お母さん!離れたくないよ!やっと会えたのに!私もここにいる!」
オルビア「ロビン…オハラの学者ならよく知ってるハズよ。歴史は人の財産。あなた達がこれから生きる未来をきっと照らしてくれる」
オルビア「だけど過去から受け取った歴史は次の時代へ引き渡さなくちゃ消えていくの。オハラは歴史を暴きたいんじゃない。過去の声を受け止めて守りたかっただけ」
オルビア「私達の研究はここで終わりになるけど、たとえこのオハラが滅びても、あなた達の生きる未来を私達が諦めるわけにはいかないっ!」
オルビア「私はまだここでやる事があるから」
ロビン「お母さん!離れたくないよ!やっと会えたのに!私もここにいる!」
オルビア「だけど過去から受け取った歴史は次の時代へ引き渡さなくちゃ消えていくの。オハラは歴史を暴きたいんじゃない。過去の声を受け止めて守りたかっただけ」
オルビア「私達の研究はここで終わりになるけど、たとえこのオハラが滅びても、あなた達の生きる未来を私達が諦めるわけにはいかないっ!」
クザン「何よ!」
海兵「島内に…ええ…あれは間違いなく」
クザン「だから何だっつをのよ!シャキッと言えクラァ!」
クザン「だから何だっつをのよ!シャキッと言えクラァ!」
海兵「脱走したサウロ中将です!」
サウロ「誇れロビン!お前の母ちゃんは立派だでよ!オハラは立派だでよ!この島の歴史はいつかお前が語り継げロビン!オハラは世界と戦ったんだでよ!」
サウロ〈やめんかァ!捕まえればええ事だ!〉
サウロ〈荒くれの海賊じゃあるめェし!それを抑えられん程お前ら弱卒かァ!〉
サウロ〈歴史の探索船は何度も捕らえて来たども、こいつらが死なにゃあならん意味がワシにはわからんでよ〉
〈サウロ中将!生存者が一名おりました!〉
オルビア〈よくも仲間達を!〉
サウロ〈おめェ…本当に兵器が欲しいのか〉
オルビア〈憐れな人達!意志もなく私達を裁くのね!法律を疑いもせず兵器阻止と口を揃えて!あなた達は知りもしない過去にただ怯えてるだけじゃない!〉
センゴク〈極秘任務だ〉
サウロ〈バスターコールを!?〉
サウロ〈荒くれの海賊じゃあるめェし!それを抑えられん程お前ら弱卒かァ!〉
サウロ〈歴史の探索船は何度も捕らえて来たども、こいつらが死なにゃあならん意味がワシにはわからんでよ〉
〈サウロ中将!生存者が一名おりました!〉
オルビア〈よくも仲間達を!〉
サウロ〈おめェ…本当に兵器が欲しいのか〉
オルビア〈憐れな人達!意志もなく私達を裁くのね!法律を疑いもせず兵器阻止と口を揃えて!あなた達は知りもしない過去にただ怯えてるだけじゃない!〉
センゴク〈極秘任務だ〉
サウロ〈バスターコールを!?〉
センゴク〈軍艦10隻を指揮する中将5名の内の一人にお前も加わる〉
サウロ〈相手は学者だで。なぜそこまでせにゃいかん!これまで捕らえた奴らもワシの目からは本当に歴史を知りたがっとるだけにしか見えん!そんなに危険な研究なら政府も手を貸してやればええでよ!現場で人の命を取るのはワシらだで!奴からが完全な悪だという証拠をくれ!〉
センゴク〈政府を疑う気か…黙って従え!〉
サウロ〈少し話を聞かせてくれ〉
サウロ〈相手は学者だで。なぜそこまでせにゃいかん!これまで捕らえた奴らもワシの目からは本当に歴史を知りたがっとるだけにしか見えん!そんなに危険な研究なら政府も手を貸してやればええでよ!現場で人の命を取るのはワシらだで!奴からが完全な悪だという証拠をくれ!〉
センゴク〈政府を疑う気か…黙って従え!〉
サウロ〈少し話を聞かせてくれ〉
センゴク〈奴は今回の作戦の全てを知ってるんだぞ!追え!サウロとオルビアを必ず捕らえろ!撃っても構わん!〉
オルビア〈サウロ、あなたもう二度と軍へは帰れないわよ〉
サウロ〈ええんだ。この不信感を持ってワシは海軍に留まれんでよ。法律通りであれ今回の作戦はあまりに横暴だで。ワシの正義に従ったまでだ〉
サウロ〈さァ早く故郷に知らせに行け〉
オルビア〈お礼は言わないわよ〉
サウロ〈幸運は祈っとるでよ〉
サウロ〈幸運は祈っとるでよ〉