千葉刑事「来ますかね…藤木一馬」
高木刑事「ああ、きっとあの与田理美さんの所へ」
コナン「またやってんだ張り込み」
高木刑事「どうして君達!」
円谷光彦「ブラインドの開いている窓があったもので」
吉田歩美「この人を見張ってるんだって!」
コナン「で?どんな事件なの?」
高木刑事「帰って貰うには出番がないとわからせるしか…」
高木刑事「今朝発生した強盗傷害事件なんだ。奪われたのは少額だったんだけど」
吉田歩美「この人を見張ってるんだって!」
コナン「で?どんな事件なの?」
高木刑事「帰って貰うには出番がないとわからせるしか…」
千葉刑事「被害者は中年男性で、頭を棒状のもので殴られ気絶」
マスター〈藤木は身勝手な奴だからどんな女と付き合っても愛想を尽かされるんです。ただ…〉
藤木一馬〈与田理美…あいつこそが俺には一番の女だったんじゃないかな…捨てたら大泣きする程俺を愛してたんだし〉
藤木一馬〈そうだ!今も俺を待ち続けてるハズのあいつとヨリを戻そう!〉
マスター〈そう言ってたのが二日前で〉
高木刑事「その与田理美さんを訪ねたら」
藤木一馬〈与田理美…あいつこそが俺には一番の女だったんじゃないかな…捨てたら大泣きする程俺を愛してたんだし〉
藤木一馬〈そうだ!今も俺を待ち続けてるハズのあいつとヨリを戻そう!〉
マスター〈そう言ってたのが二日前で〉
高木刑事「その与田理美さんを訪ねたら」
与田理美〈ここへは電話も…もしここに現れたら必ず刑事さんに連絡します〉
高木刑事「その藤木一馬がいつ現れるかわからないし、必ず現れるという保証もないんだから少年探偵団の出番はないんだよね」
円谷光彦「現れるのはこれからとは限りませんよね?実は既に逃げてきていてあの部屋に潜伏しているという事も」
高木刑事「その藤木一馬がいつ現れるかわからないし、必ず現れるという保証もないんだから少年探偵団の出番はないんだよね」
円谷光彦「現れるのはこれからとは限りませんよね?実は既に逃げてきていてあの部屋に潜伏しているという事も」
高木刑事「でも訪ねた時、人の潜んでいる気配は一切…」
千葉刑事「出かける?」
高木刑事「ここを頼む」
高木刑事「ああ…藤木一馬からの呼び出しだったのかも…」
吉田歩美「怪しい子供じゃありません」
小嶋元太「通りすがりの親切な子供だよな」
小嶋元太「通りすがりの親切な子供だよな」
与田理美「お話があるのでこちらへいらして頂けませんか?詳しくは直接お会いしてから…もしよければ小さなお仲間達もご一緒に」
📱藤木一馬〈俺だよ。3年ぶりだな〉
与田理美「事件を起こし匿って貰おうとマンションまで行ったんだけど、ちょうど刑事が訪ねてきたんで慌てて逃げたんだと…」
📱藤木一馬〈お前とやり直したかったのに上手くいかないものだな。幸せになれよ理美。さよなら〉
高木刑事「僕達を見かけて逃げ、別れの電話を入れてきたと言う事はもうここには来ないのか」
コナン「だったらあのごちそとかお金は何だったの?」
高木刑事「僕達を見かけて逃げ、別れの電話を入れてきたと言う事はもうここには来ないのか」
コナン「だったらあのごちそとかお金は何だったの?」
与田理美「刑事さんを騙しました。申し訳ありません。見張られてるのに気づいた時、私はそれを逆に利用しようと考えたんです」
高木刑事「お話しはわかりました。とにかく我々は続行は無意味とわかったので張り込みを終了し、藤木一馬の足取りを追います」
コナン「あの人の告白やっぱり芝居だったんだ!」
高木刑事「お話しはわかりました。とにかく我々は続行は無意味とわかったので張り込みを終了し、藤木一馬の足取りを追います」
コナン「あの人の告白やっぱり芝居だったんだ!」
円谷光彦「でも何の為ですか?」
コナン「その結果どうなった?」
灰原哀「張り込みが解除された」
コナン「ああ、警察に張り込まれてちゃ不都合な事情があの与田理美さんにはあるんだ」
円谷光彦「藤木一馬さん、本当はこれからやって来るんじゃ」
円谷光彦「本人ですって」
千葉刑事「えーと…映像の時間などから今朝与田理美さんのマンションへ向かったのは間違いありません」
千葉刑事「えーと…映像の時間などから今朝与田理美さんのマンションへ向かったのは間違いありません」
高木刑事「よし行くぞ」
コナン「警察は関心ないみたいだけど調べてみようぜ。あの与田理美さんについて」
円谷光彦「あの人には現在交際している男の人が…駅の向こうでお店をやってるというんで覗いてきたんです」
円谷光彦「オーナーは石鍋さんという誠実でいい人なんですけど」
円谷光彦「驚いたのは先月あの与田理美さんと婚約したそうなんです」
コナン「(婚約者までいる今とうにフッ切った男の為に警察を欺いたりするハズが…やはりあの告白は偽りだ。けどどうして偽る必要が?もしかして…)」
コナン「なあ掴めてる藤木さんの足取りは与田理美さんのマンションへ向かったって所までだよな?」
コナン「警察は関心ないみたいだけど調べてみようぜ。あの与田理美さんについて」
円谷光彦「オーナーは石鍋さんという誠実でいい人なんですけど」
円谷光彦「驚いたのは先月あの与田理美さんと婚約したそうなんです」
コナン「(婚約者までいる今とうにフッ切った男の為に警察を欺いたりするハズが…やはりあの告白は偽りだ。けどどうして偽る必要が?もしかして…)」
コナン「なあ掴めてる藤木さんの足取りは与田理美さんのマンションへ向かったって所までだよな?」
灰原哀「ええ」
コナン「張り込まれて不都合なのは、密かに人を迎え入れる時だけど、逆の中から外へ出す時もなんだ」
与田理美「ダメ!」
コナン「ただの本なんでしょ?」
コナン「やっぱり」
コナン「今朝、強盗傷害事件を起こしたこの藤木一馬さんがあなたの所へ逃げ込んで来た。捕まりたくない。匿ってくれと」
コナン「でもあなたは自分を捨てておきながら縋り付いてくる身勝手さが許せず」
コナン「殺害してしまった。我に返ったあなたは事の重大さに気づいた。発覚すれば当然婚約も解消されるだろうしね」
コナン「そこであなたは藤木さんの遺体を遺棄する事にした。ところが…」
コナン「ただの本なんでしょ?」
コナン「やっぱり」
コナン「今朝、強盗傷害事件を起こしたこの藤木一馬さんがあなたの所へ逃げ込んで来た。捕まりたくない。匿ってくれと」
コナン「でもあなたは自分を捨てておきながら縋り付いてくる身勝手さが許せず」
コナン「殺害してしまった。我に返ったあなたは事の重大さに気づいた。発覚すれば当然婚約も解消されるだろうしね」
コナン「そこであなたは藤木さんの遺体を遺棄する事にした。ところが…」
高木刑事〈恐れ入ります。警察のものなんですが〉
与田理美〈はい…今…〉
コナン「そして張り込みが始まり、あなたは愕然とした。警察が常に自分に注目しているんだから遺体を動かす事もできない」
コナン「そこで思いついたのがあの偽りの告白なんだ。あれには二つの狙いがあった。張り込みをやめさせる事と自分に嫌疑がかからないようにする事」
コナン「藤木さんの遺体は適当な所に置いて逃走中何らかの事件に巻き込まれたとでも思わせたかったんでしょ?」
与田理美「ほとんど君の推理通りだけど、肝心な一点が違ってる。私は一馬を殺害してはいない」
藤木一馬〈おい、久しぶりに会った男に水はねぇだろ!ビールだビール!相変わらず気が利かねぇな!〉
コナン「そして張り込みが始まり、あなたは愕然とした。警察が常に自分に注目しているんだから遺体を動かす事もできない」
コナン「そこで思いついたのがあの偽りの告白なんだ。あれには二つの狙いがあった。張り込みをやめさせる事と自分に嫌疑がかからないようにする事」
与田理美「ほとんど君の推理通りだけど、肝心な一点が違ってる。私は一馬を殺害してはいない」
藤木一馬〈おい、久しぶりに会った男に水はねぇだろ!ビールだビール!相変わらず気が利かねぇな!〉
与田理美「こんな男を愛した事もあったのかと思うと自分が情けなかった」
与田理美〈もう私は世間知らずの小娘じゃないの!帰って!〉
藤木一馬〈ふざけんじゃねぇぞ!このクソが!〉
藤木一馬〈わかったよ!二度と現れるかよ〉
高木刑事「今の話通りなら事故死の線で…連絡ありがとう」
千葉刑事「あの…こちらの方はもしかして事件の関係者なのかな?」
与田理美〈もう私は世間知らずの小娘じゃないの!帰って!〉
藤木一馬〈ふざけんじゃねぇぞ!このクソが!〉
藤木一馬〈わかったよ!二度と現れるかよ〉
高木刑事「今の話通りなら事故死の線で…連絡ありがとう」
千葉刑事「あの…こちらの方はもしかして事件の関係者なのかな?」
与田理美「石鍋さん!」
石鍋大助「ライターを忘れたんで戻って来たら…」
高木刑事「死体遺棄容疑等に…」
石鍋大助「待ってる!帰って来るのを!」
小嶋元太「はぁ~腹へったな~」
小嶋元太「あ!そういやあの人逮捕されちゃったろ?買った特上うなぎの蒲焼きどうなるんだ?」
円谷光彦「逮捕されたんですから、あれは証拠物件になるのでは?」
コナン「(だなぁ。偽装工作の証拠として回収されただろうなぁ)」
小嶋元太「あーあ、俺のうなぎ」
高木刑事「死体遺棄容疑等に…」
石鍋大助「待ってる!帰って来るのを!」
小嶋元太「はぁ~腹へったな~」
小嶋元太「あ!そういやあの人逮捕されちゃったろ?買った特上うなぎの蒲焼きどうなるんだ?」
円谷光彦「逮捕されたんですから、あれは証拠物件になるのでは?」
コナン「(だなぁ。偽装工作の証拠として回収されただろうなぁ)」
小嶋元太「あーあ、俺のうなぎ」