吉田歩美「すごいすごい!いっぱい食べてる」
小林澄子「じゃ先生達は職員室に戻るから」
若狭留美「水の交換と飼育小屋の掃除お願いね」
「はーい」
村田匠「ねぇ君、志保ちゃんだよね?宮野明美さんの妹の」
村田匠「まさかこんな所で会えるとは…驚いたよ」
小林澄子「あーいたいた!その人達はね」
コナン「ここの卒業生で同窓会をやりに来た!?」
若狭留美「でもよく許可がとれましたね」
村田匠「お酒は飲まないという条件で許可を出して貰いました」
「はーい」
小嶋元太「でも日曜日なのに何で小林先生と若狭先生がいるんだ?」
円谷光彦「ですよねぇ。ボク達は飼育当番で来ましたけど…」
灰原哀「今日ここに来るお客さんのお世話があるって言ってたわよ」
村田匠「ねぇ君、志保ちゃんだよね?宮野明美さんの妹の」
村田匠「まさかこんな所で会えるとは…驚いたよ」
コナン「何だてめぇ!何者だ!」
小嶋元太「シホってなんだよ!」
吉田歩美「この子は哀ちゃんだもん!」
円谷光彦「さては変質者ですね!」
村田匠「あ…僕はただ…」
市橋聖子「村田君!」
柳町岳「何やってんだ?」
小林澄子「あーいたいた!その人達はね」
若狭留美「でもよく許可がとれましたね」
村田匠「お酒は飲まないという条件で許可を出して貰いました」
小林澄子「確か…私の一学年下の19期生でしたよね」
村田匠「はい。クラス委員長をやっていた村田匠です」
村田匠「あ、いや…ウチのクラスに宮野明美って女の子がいたんですけど」
村田匠「この子が見せてくれた志保っていう妹さんの写真とその茶髪の女の子がそっくりだったんで思わず声を…」
柳町岳「でもそれいつの話だよ」
村田匠「この子が見せてくれた志保っていう妹さんの写真とその茶髪の女の子がそっくりだったんで思わず声を…」
柳町岳「でもそれいつの話だよ」
若狭留美「(あの毒薬の研究を引継ぎ、そして組織を裏切ったヘルエンジェルの娘)」
若狭留美「(この子が…)」
若狭留美「(まさかね…)」
小林澄子「じゃ行きましょうか。クラスの他の皆さんが集まってる6年A組の教室に」
若狭留美「(この子が…)」
若狭留美「(まさかね…)」
村田匠「ああいえ…多分そいつらは机を並べて」
柳町岳「同窓会の会場作りをしてると思うんすけど」
「なんか物足りないよね」
「あ、そうだ。お寿司とか頼んで」
「担任の国上に払わせちゃうか」
「それいいかも!」
若狭留美「成程!タイムカプセル!」
若狭留美「卒業式の前日に埋めたそのタイムカプセルを掘り起こしてそれをサカナに同窓会を盛り上げるんですね」
「担任の国上に払わせちゃうか」
「それいいかも!」
若狭留美「成程!タイムカプセル!」
若狭留美「卒業式の前日に埋めたそのタイムカプセルを掘り起こしてそれをサカナに同窓会を盛り上げるんですね」
柳町岳「何でだよ?」
村田匠「だってよ、きっと何か恥ずかしい事書いてるし」
柳町岳「俺は平気だぜ。念願叶って消防士になれたから」
市橋聖子「私も大丈夫。お医者さんになるの夢だったし…まあ親の希望でもあったけどね。村田君は絵の仕事してないの?」
柳町岳「お前水彩画で何かの賞を取ってたじゃねぇか」
柳町岳「俺は平気だぜ。念願叶って消防士になれたから」
市橋聖子「私も大丈夫。お医者さんになるの夢だったし…まあ親の希望でもあったけどね。村田君は絵の仕事してないの?」
柳町岳「お前水彩画で何かの賞を取ってたじゃねぇか」
村田匠「ああ、埋めた本人を待ってる所さ」
村田匠「そのカプセルを埋めたのって、さっき話に出た宮野明美さんだから」
小林澄子「その子、埋めた場所を紙に書いて国上先生に渡したみたいで…」
小林澄子「でも埋めた場所の地図とかじゃなくて…こんな感じになってますけど」
村田匠「そのカプセルを埋めたのって、さっき話に出た宮野明美さんだから」
小林澄子「その子、埋めた場所を紙に書いて国上先生に渡したみたいで…」
小林澄子「でも埋めた場所の地図とかじゃなくて…こんな感じになってますけど」
「暗号!」
小嶋元太「でも何で暗号なんだ」
小林澄子「久しぶりに集まって友達同士でワイワイ解いて欲しかったんじゃない?」
小林澄子「久しぶりに集まって友達同士でワイワイ解いて欲しかったんじゃない?」
円谷光彦「ああ!前に小林先生がやった怪人200面相ですね!」
小林澄子「ええ!その子、これを国上先生に渡す時に言ってたようだから…みんなへのメッセージも入れてあるからって!なかなか会えない妹へのメッセージも入ってるらしいけど…」
柳町岳「い…いや…とりあえず俺らだけで探してみようぜ」
市橋聖子「そ…そうね…会場の準備の邪魔しちゃ悪いし…」
コナン「じゃあさ!ボク達も一緒に探すよ」
吉田歩美「なんたって私達」
小嶋元太「少年探偵団!」
円谷光彦「ですから!」
小林澄子「じゃとりあえずこの暗号を頼りに手分けしてタイムカプセルを探してみます?」
村田匠「そうですね。その暗号をスマホで撮って共有すれば…」
村田匠「何組かに分かれて探せますね」
市橋聖子「じゃあ先にタイムカプセルを見つけた組があったら、他の組にスマホで知らせるって事でどう?」
柳町岳「了解。その知らせを見てみんなが駆けつけるまで中身を見るのはNGだぜ」
コナン「(この3人、暗号を見た途端に顔色を変えてたな…)」
コナン「(まるで暗号を見ただけでその内容がわかったかのように…まあ曰くがありそうな暗号ではあるけど…)」
村田匠「全然変わらないな~」
小林澄子「じゃとりあえずこの暗号を頼りに手分けしてタイムカプセルを探してみます?」
村田匠「そうですね。その暗号をスマホで撮って共有すれば…」
村田匠「何組かに分かれて探せますね」
市橋聖子「じゃあ先にタイムカプセルを見つけた組があったら、他の組にスマホで知らせるって事でどう?」
柳町岳「了解。その知らせを見てみんなが駆けつけるまで中身を見るのはNGだぜ」
コナン「(この3人、暗号を見た途端に顔色を変えてたな…)」
コナン「(まるで暗号を見ただけでその内容がわかったかのように…まあ曰くがありそうな暗号ではあるけど…)」
市橋聖子「ちょっとボーっとしちゃって…」
吉田歩美「どうして?」
コナン「最初に“モネ見せられる”って書いてあるだろ?」
コナン「最初に“モネ見せられる”って書いてあるだろ?」
コナン「この暗号を作った宮野明美さんってどんな人だったの?」
村田匠「とても明るくて優しくて思いやりがあって」
村田匠「クラスの人気者だったよ。男子はみんな彼女にホレてたんじゃないかな」
村田匠「かくゆう僕もその一人で…丁寧にフラれちゃったけどね…」
村田匠「この絵だってそうだよ。本当は…」
村田匠「彼女の方が…」
村田匠「あ…いや…何でもないよ」
村田匠「とても明るくて優しくて思いやりがあって」
村田匠「クラスの人気者だったよ。男子はみんな彼女にホレてたんじゃないかな」
村田匠「かくゆう僕もその一人で…丁寧にフラれちゃったけどね…」
村田匠「この絵だってそうだよ。本当は…」
村田匠「彼女の方が…」
村田匠「あ…いや…何でもないよ」
小林澄子「あら、お医者さんのあなただってそうでしょ?」
小林澄子「成績はいつもトップだったとか?」
市橋聖子「…え…ええ」
市橋聖子「まぁ…運も…」
市橋聖子「味方してくれたみたいです」
小嶋元太「おいマジか!?」
小嶋元太「この前の米花町のマンションの火事消したの兄ちゃん達かよ」
小林澄子「成績はいつもトップだったとか?」
市橋聖子「…え…ええ」
市橋聖子「まぁ…運も…」
市橋聖子「味方してくれたみたいです」
小嶋元太「この前の米花町のマンションの火事消したの兄ちゃん達かよ」
柳町岳「おうよ!米花消防署だ!」
若狭留美「すごいですね。大火事だったのに」
柳町岳「しかも逃げ遅れた子供も2人助けてやったな」
若狭留美「暗号の最後の“89のお守り焼くな”って…」
若狭留美「“焼くな”だから火を使う家庭科室だと思ったんですけど…」
若狭留美「すごいですね。大火事だったのに」
柳町岳「しかも逃げ遅れた子供も2人助けてやったな」
若狭留美「暗号の最後の“89のお守り焼くな”って…」
若狭留美「“焼くな”だから火を使う家庭科室だと思ったんですけど…」
柳町岳「何もないっすね」
小嶋元太「そういえば、前に音楽室が火事になりそうになった事があるって小林先生が言ってたぞ」
若狭留美「ああ、確か音楽室に置いてあった合唱コンクールの為の千羽鶴が少し焼けたとか…十四、五年前の話らしいですけど…覚えてます?」
柳町岳「音楽室のボヤの事っすか」
柳町岳「覚えてないっすね」
村田匠「とりあえず校長室、保健室、美術室、家庭科室、理科室、屋上…いろいろ回ったけど収穫ゼロだよ」
市橋聖子「私達も」
小嶋元太「そういえば、前に音楽室が火事になりそうになった事があるって小林先生が言ってたぞ」
若狭留美「ああ、確か音楽室に置いてあった合唱コンクールの為の千羽鶴が少し焼けたとか…十四、五年前の話らしいですけど…覚えてます?」
柳町岳「音楽室のボヤの事っすか」
柳町岳「覚えてないっすね」
村田匠「とりあえず校長室、保健室、美術室、家庭科室、理科室、屋上…いろいろ回ったけど収穫ゼロだよ」
市橋聖子「私達も」
柳町岳「ああ…!俺思いついた事もあるしよ」
村田匠「なんか…わかりそうなんだよな」
コナン「じゃボクと先生2人も探すの手伝ってあげるからさ」
コナン「オメーらは飼育小屋の残ってる作業よろしく頼むよ」
柳町岳「モネって言えば…」
市橋聖子「校長室だけど…」
村田匠「なんか…わかりそうなんだよな」
コナン「じゃボクと先生2人も探すの手伝ってあげるからさ」
コナン「オメーらは飼育小屋の残ってる作業よろしく頼むよ」
柳町岳「モネって言えば…」
市橋聖子「校長室だけど…」
村田匠「今は僕の絵が飾ってあったから…」
柳町岳「マジか!」