五条悟「天内はこのまま高専に連れていく。硝子あたりに影武者やらせりゃいいだろ」
天内理子「待て!取り引きには妾も行くぞ。まだオマエらは信用できん!」
五条悟「あぁ?このガキこの期に及んでまだ」
天内理子「助けられたとしても私が天元様と同化するまでに黒井が帰ってこなかったら…まだお別れも言ってないのに」
五条悟「その内拉致犯から連絡がくる。もしアッチの頭が予想より回って天内を連れて行くことで黒井さんの生存率が下がるようなら」
五条悟「やっぱオマエは置いていく」
天内理子「分かった。それでいい」
五条悟「逆に言えば途中でビビって帰りたくなってもシカトするからな。覚悟しとけ」
「めんそーれー!」
黒井美里「まさか盤星教信者…非術師にやられるとは…」
夏油傑「不意打ちなら仕方ないですよ。私の責任でもある」
黒井美里「Qの一件で気をつけてたつもりだったんですけど…イマイチ襲われた時の記憶が…」
黒井美里「というか、飛行機で来たんですね?大丈夫だったんですか?」
夏油傑「悟は目がいい」
夏油傑「アイツが離陸前に乗客乗員」
夏油傑「機内外をチェックして」
夏油傑「それより私は沖縄を指定してきたことが気になります」
黒井美里「時間稼ぎじゃないんですか?理子様を殺められなくても明日の満月に間に合わないよう」
灰原雄「僕は燃えているよ!夏油さんにいいとこ見せたいからね!」
灰原雄「それに、いたいけな少女のために先輩達が身を粉にして頑張ってるんだ!僕達が頑張らないわけにはいかないよ!」
七海建人「台風が来て空港が閉鎖されたら頑張り損でしょう」
黒井美里「いんでしょうか観光なんて」
夏油傑「言い出したのは悟ですよ。アイツなりに理子ちゃんのことを考えてのことでしょう。でもそろそろ」
灰原雄「それに、いたいけな少女のために先輩達が身を粉にして頑張ってるんだ!僕達が頑張らないわけにはいかないよ!」
七海建人「台風が来て空港が閉鎖されたら頑張り損でしょう」
黒井美里「いんでしょうか観光なんて」
夏油傑「言い出したのは悟ですよ。アイツなりに理子ちゃんのことを考えてのことでしょう。でもそろそろ」
夏油傑「もう少し真面目に話して悟」
五条悟「フライト中に天内の賞金期限が切れた方がいいっしょ」
灰原雄「七海!滞在一日延ばすって!何かあったのかな?」
夏油傑「皆お疲れ様。高専の結界内だ」
夏油傑「悟、本当にお疲れ」
五条悟「二度とごめんだガキのお守りは」
夏油傑「(バカな!高専結界の内側だぞ!)」
五条悟「アンタどっかで会ったか?」
伏黒甚爾「気にすんな。俺も苦手だ。男の名前覚えんのは」
伏黒甚爾「後にも先にも背後に立った俺が気取られたのはこの時だけだった」
伏黒甚爾「特級呪具“天逆鉾”。その効果、発動中の術式を強制解除」
夏油傑「天元様の膝下」
夏油傑「あれはそれだけ罪の意識を持てということだ。うちの担任は脳筋のくせによく回りくどいことをする。君と会う前に悟との話し合いは済んでる」
五条悟〈星漿体のガキが同化を拒んだ時ぃ!?そん時は同化はなし〉
五条悟〈星漿体のガキが同化を拒んだ時ぃ!?そん時は同化はなし〉
五条悟「あぁ?」
夏油傑「天元様と戦うことになるかもしれないよ?」
五条悟「ビビってんの?大丈夫。なんとかなるって」
夏油傑「私達は最強なんだ。理子ちゃんがどんな選択をしようと君の未来は私達が保証する」
天内理子「私は生まれた時から特別で皆とは違うって言われ続けて私にとっては特別が普通で危ないことはなるべく避けてこの日のために生きてきた」
夏油傑「天元様と戦うことになるかもしれないよ?」
五条悟「ビビってんの?大丈夫。なんとかなるって」
夏油傑「私達は最強なんだ。理子ちゃんがどんな選択をしようと君の未来は私達が保証する」
天内理子「私は生まれた時から特別で皆とは違うって言われ続けて私にとっては特別が普通で危ないことはなるべく避けてこの日のために生きてきた」
天内理子「お母さんとお父さんがいなくなった時のことは覚えてないの。もう悲しくも寂しくもない。だから同化で皆と離れ離れになっても大丈夫って思ってた。どんなに辛くたっていつか悲しくも寂しくもなくなるって」