チョッパー「てめェまで!」
ルフィ「文句言っても仕方ねェ。ゴーイングメリー号もおれ達の大切な仲間なんだ。頑張っておれ達でよ、直してやろうぜ」
ウソップ「ルフィ…おめェって奴は…」
ルフィ「あ」
ウソップ「てめーーーーー💢直してんのか壊してんのかどっちだァ!」
ルフィ・ウソップ「す…す…すげェ!」
ルフィ「あれがそいつの家なのか!?宮殿じゃねェか!」
ルフィ「文句言っても仕方ねェ。ゴーイングメリー号もおれ達の大切な仲間なんだ。頑張っておれ達でよ、直してやろうぜ」
ウソップ「ルフィ…おめェって奴は…」
ルフィ「あ」
ウソップ「てめーーーーー💢直してんのか壊してんのかどっちだァ!」
ルフィ・ウソップ「す…す…すげェ!」
ルフィ「あれがそいつの家なのか!?宮殿じゃねェか!」
チョッパー「何ーーーーっ!?」
ナミ「知ってんの?サンジ君。でもこれノースブルー発行って書いてあるわよ」
ウソップ「初耳だな。お前もイーストブルーだと思ってた」
サンジ「こいつはノースでは有名な話なんだ。童話とは言ってもこのノーランドって奴は昔実在したって話を聞いた事がある」
『むかしむかしのものがたり。それは今から400年も昔のお話』
『北の海のある国にモンブラン・ノーランドという男がいました』
『北の海のある国にモンブラン・ノーランドという男がいました』
『たんけんかのノーランドの話はいつもウソのような大ぼうけんの話。だけど村の人達には、それがホントかウソかもわかりませんでした』
『あるとき、ノーランドは旅から帰って王様にほうこくをしました』
『“私は偉大なる海のある島で山のような黄金をみました” ゆうきある王様はそれをたしかめるため』
『2000人の兵士をつれて偉大なる海へと船をだしました。大きな嵐やかいじゅう達との戦いをのりこえて』
『その島にやっとたどりついたのは王様とノーランド。そしてたった100人の兵士達。しかし、そこで王様たちが見たものは何もないジャングル』
『ノーランドはうそつきの罪でついに死刑になりました。ノーランドのさいごの言葉はこうです』
『“そうだ!山のような黄金は海にしずんだんだ!” 王様たちはあきれてしまいました。もう誰もノーランドをしんじたりはしません。ノーランドは死ぬときまでウソをつくことをやめなかったのです』
クリケット「てめェら誰だ!」
チョッパー「うん、ダイバーがたまにかかる病気さ。本当は持病になったりする様なものじゃないんだけど、海底から海上へ上る時の減圧不足が原因で血液に溶け込んだ窒素が溶解状態を保てずにその場で気ほうになるんだ」
チョッパー「気ほうは血管や血管外で膨張するから血流や筋肉・関節に障害を与える」
ルフィ「怪奇現象ってわけか…」
チョッパー「この人はきっとその気ほうが体から消える間もないくらい毎日毎日無茶な潜り方を続けてきたんだ」
チョッパー「場合によっては潜水病は死に至る病気だ」
ルフィ「怪奇現象ってわけか…」
チョッパー「この人はきっとその気ほうが体から消える間もないくらい毎日毎日無茶な潜り方を続けてきたんだ」
チョッパー「場合によっては潜水病は死に至る病気だ」
マシラ「おやっさァん!大丈夫かァ!」
マシラ「まァこのおやっさんの家が猿山連合軍の本拠地ではあるんだが」
ショウジョウ「たいがいはてめェらの船で寝泊まりだ」
クリケット「迷惑かけたな。おめェらをいつもの金塊狙いのアホ共だと思った。おれに聞きてェ事ってのはなんだ?」
ルフィ「おっさん!おれ達空島に行きてェんだ!行き方を教えてくれ!」
クリケット「ウワッハッハッハッハ!お前ら空島を信じてるのか!?」
ルフィ「空島はねェのか!?」
クリケット「さァな…あると言っていた奴を一人知ってるが、そいつは世間じゃ伝説的な大うそつき。その一族は永遠の笑い者だ」
ウソップ「おれじゃねェよ!」
クリケット「ノースブルーの奴ならたいがい知ってる昔話がある。それが“うそつきノーランド”」
サンジ「そういやノーランドの名前はたしか…モンブラン・ノーランド…ひょっとしてあんたはノーランドの…」
クリケット「フン…じいさんのじいさんのそのまたじいさんの…おれの遠い先祖さ。迷惑な話だ。奴の血なんざおれには蚊程も通っちゃいねェだろうに。モンブラン家は当時国を追われ肩身せまく暮らすも人の罵倒は今もなお続く」
ルフィ「おっさん!おれ達空島に行きてェんだ!行き方を教えてくれ!」
クリケット「ウワッハッハッハッハ!お前ら空島を信じてるのか!?」
ルフィ「空島はねェのか!?」
クリケット「さァな…あると言っていた奴を一人知ってるが、そいつは世間じゃ伝説的な大うそつき。その一族は永遠の笑い者だ」
ウソップ「おれじゃねェよ!」
クリケット「ノースブルーの奴ならたいがい知ってる昔話がある。それが“うそつきノーランド”」
サンジ「そういやノーランドの名前はたしか…モンブラン・ノーランド…ひょっとしてあんたはノーランドの…」
クリケット「だが、一族誰一人奴を恨む事はない」
チョッパー「なぜ?」
クリケット「ノーランドが類まれなる正直者だったからだ」
クリケット「絵本にあるノーランドの最期の言い訳はこうだ。“そうだ!山のような黄金は海にしずんだんだ!” アホ顔そえて描いてあるが、実際は大粒の涙を流した無念の死だったという」
クリケット「絵本にあるノーランドの最期の言い訳はこうだ。“そうだ!山のような黄金は海にしずんだんだ!” アホ顔そえて描いてあるが、実際は大粒の涙を流した無念の死だったという」
クリケット「到着した島は間違いなく自分が黄金都市の残骸を見つけたジャヤ。それが幻だったとは到底思えない」
クリケット「ノーランドは地殻変動による遺跡の海底沈没を主張したが、誰が聞いてももはや苦し紛れの負け惜しみ」
クリケット「見物人が大笑いする中ノーランドは処刑されうそつきの名だけが残った」
クリケット「おれはそんな一族を恥じた。そして家を飛び出し海賊になった」
クリケット「しかし10年前、おれの船はなんと偶然この島に行き着いちまった」
クリケット「おれはそんな一族を恥じた。そして家を飛び出し海賊になった」
クリケット「しかし10年前、おれの船はなんと偶然この島に行き着いちまった」
〈どうしても黄金を探すってんなら一人でやってくれ!〉
〈ここでお別れだ!あばよ船長!〉
クリケット「あるのならそれでよし…ねェのならそれもよし…」
クリケット「別に奴の無実を証明したいわけじゃねェ」
クリケット「おれの人生を狂わせた男との…これは決闘なのさ。おれが死ぬ前に白黒はっきりさせてェんだ」
ルフィ「じゃああいつらは?さる達はなんでここにいるんだ?」
〈ここでお別れだ!あばよ船長!〉
クリケット「別に奴の無実を証明したいわけじゃねェ」
クリケット「おれの人生を狂わせた男との…これは決闘なのさ。おれが死ぬ前に白黒はっきりさせてェんだ」
ルフィ「じゃああいつらは?さる達はなんでここにいるんだ?」
クリケット「そうさ。この辺り読んでみろ」
ナミ「海円暦1120年6月21日快晴、陽気な町ヴィラを出航…ログポースに従い港よりまっすぐ東北東へ進航中の筈である。日中出会った物売り船から珍しい品を手に入れた。ウェイバーというスキーの様な一人乗りの船である」
ナミ「無風の日でも自ら風を生み走る不思議な船だ。この動力は空島に限る産物らしく空にはそんな特有の品が多く存在すると聞く。空島といえば探検家仲間から生きた空魚を見せてく貰った事がある」
マシラ「お!おやっさん!体の具合はどうだ?」
ナミ「海円暦1120年6月21日快晴、陽気な町ヴィラを出航…ログポースに従い港よりまっすぐ東北東へ進航中の筈である。日中出会った物売り船から珍しい品を手に入れた。ウェイバーというスキーの様な一人乗りの船である」
ナミ「無風の日でも自ら風を生み走る不思議な船だ。この動力は空島に限る産物らしく空にはそんな特有の品が多く存在すると聞く。空島といえば探検家仲間から生きた空魚を見せてく貰った事がある」
クリケット「黙って聞けお前ら。あいつらが好きか?」
ショウジョウ「どうしてそんこと…」
クリケット「どうしてもあいつら空島へ行きてェらしい」
クリケット「どうしてもあいつら空島へ行きてェらしい」