虎杖悠仁「映画行こうかな~釘崎は?」
釘崎野薔薇「まだ早いし買い物でもするわ」
伏黒恵「お前ら元気だな。じゃ俺は帰る」
虎杖悠仁「おつかれ」
虎杖悠仁「俺映画行くけど、どうする?」
釘崎野薔薇「何観んの?」
虎杖悠仁「ミミズ人間4」
釘崎野薔薇「誰が行くか!1、2、3も観てないし」
虎杖悠仁「いきなり4からでも行けると思うけど」
虎杖悠仁「テーマはずばり愛!」
釘崎野薔薇「じゃ私買い物していくから…アンタも来る?」
楽巌寺嘉伸「特級は術師の格付けの中でななめにハズれた位置づけじゃ」
楽巌寺嘉伸「1級こそ他の術師、延いては呪術界を牽引していく存在だと儂は考えておる。危険・機密・俸給、準1級以下とは比べものにならん。それを踏まえて今なんと」
東堂葵「2名以上の一級術師から推挙された者は現役の一級、または一級相当の術師と共に幾度か任務をこなす。そこで適正アリと判断されれば、準一級へと昇級し続いて単独での一級任務へアサインされる」
東堂葵「宿儺が協力的でない以上、指との遭遇率を上げるため任務の危険度も上げねばならんからな。これが何を意味するか分かるかな?Ms.冥」
冥冥「意味も何もそれが全てじゃないか」
東堂葵「青い未来…つまりは東堂葵と虎杖悠仁が共に任務へと立ち向かう青い未来が存在しているということ」
冥冥「いや」
東堂葵「皆まで言うな。同行する1級術師が俺とは限らない、そう言いたいんだろう。だがこれは確信だ」
東堂葵「もげた林檎が地に落ちるが如く俺達は惹かれ合う。そう、正にデスティニー」
冥冥「いやだから、被推薦者が同行するのは」
冥冥「推薦者以外の術師だよ。虎杖君を推薦したのは私達だから彼が同行するのは私達以外の術師だよ」
三輪霞「もぉ~(本当に寝た。メカ丸本人ってどこにいるんだろ)」
庵歌姫「この地下にメカ丸本体、与幸吉がいます。あの子が怪しいんじゃなくて他の誰も怪しくない。消去法でメカ丸なの」
与幸吉「遅かったな。忘れられたかと思ったぞ」
夏油傑「私達に協力し情報を提供する。その対価として真人の無為転変で体を治す。そういう縛りを彼と結んでいるからね」
夏油傑「殺すのは治した後だ。彼には渋谷でも働いてほしかったけど仕方ないね」
与幸吉「呪霊と議論する気はない。さっさと治せ下衆」
真人「勢い余って芋虫にしちゃいそう」
夏油傑「真人、他者間との縛りは自らが自らに科す縛りとはわけが違う。その違いの一つにペナルティの不確定さがある」
夏油傑「自分の中の縛りは破った所で得たモノ、向上した能力などを失うだけだが、今回は駄目だ。縛りを破った時、私達にいつどんな災いが降りかかるか分からない」
真人「ハイハイ」
真人「感謝してよね、下衆以下」
真人「無為転変」
真人「かわいくないなーもっとハシャげよ」
与幸吉「それは事が済んだ後だろう」
真人「それもそうだね。じゃあ」
真人「始めようか」
真人「逃げたか。まぁアイツは俺達殺す必要ないしね」
真人「つまんな。今は狩りじゃなくて勝負がしたいんだよ」
与幸吉「(そう、俺の勝利条件は五条悟だ。どんな手段でもいい。五条悟と連絡を取り、渋谷の計画を伝える。そして保護してもらう)」
与幸吉「(だが帳とそれを降ろした夏油に集中するには真人は危険すぎる。まずはコイツを祓う)」
夏油傑「どーぞ。お気になさらず」
与幸吉「(依然劣勢。だが勝算はある)」
与幸吉「(全て視てきた)」
釘崎野薔薇「何がテーマでもミミズ男なんて観たくねぇ」
虎杖悠仁「ミミズ人間なんだけど…」
釘崎野薔薇「どっちでもいいわ」
釘崎野薔薇「じゃ私買い物していくから…アンタも来る?」
虎杖悠仁「いやだから俺映画行くんだって!」
釘崎野薔薇「あっそ、じゃあね」
虎杖悠仁「フン」
楽巌寺嘉伸「1級こそ他の術師、延いては呪術界を牽引していく存在だと儂は考えておる。危険・機密・俸給、準1級以下とは比べものにならん。それを踏まえて今なんと」
冥冥「冥冥の名のもとに」
東堂・冥冥「1級術師に推薦する」東堂葵「2名以上の一級術師から推挙された者は現役の一級、または一級相当の術師と共に幾度か任務をこなす。そこで適正アリと判断されれば、準一級へと昇級し続いて単独での一級任務へアサインされる」
東堂葵「その任務の結果如何によって正式に一級術師になるか否かが決まるわけだ。ブラザーは絶対に推薦を受ける」
東堂葵「宿儺が協力的でない以上、指との遭遇率を上げるため任務の危険度も上げねばならんからな。これが何を意味するか分かるかな?Ms.冥」
冥冥「意味も何もそれが全てじゃないか」
冥冥「Mr.東堂」
東堂葵「青い未来…つまりは東堂葵と虎杖悠仁が共に任務へと立ち向かう青い未来が存在しているということ」
冥冥「いや」
東堂葵「皆まで言うな。同行する1級術師が俺とは限らない、そう言いたいんだろう。だがこれは確信だ」
東堂葵「もげた林檎が地に落ちるが如く俺達は惹かれ合う。そう、正にデスティニー」
冥冥「いやだから、被推薦者が同行するのは」
冥冥「推薦者以外の術師だよ。虎杖君を推薦したのは私達だから彼が同行するのは私達以外の術師だよ」
小沢優子「さっき虎杖君と一緒にいませんでした?」
小沢優子「コレ中学卒業式の時の私です」
小沢優子「それと東京に来て環境の変化のストリスでみるみる」
釘崎野薔薇「虎杖じゃん」
小沢優子「卒業式の日勇気を出して一緒に撮ってもらったんです。本当は連絡先とかも聞きたかったけど…私東京に越すの決まってたし…」
小沢優子「でもさっき虎杖君を見かけて…今の私ならもしかしたら…なんて…」
釘崎野薔薇「えっ優子…それって…」
釘崎野薔薇「つまりそういうことね!?」
小沢優子「はいそういうことです」
釘崎野薔薇「あ、伊地知さん!?伏黒まだ乗ってます!?お店のURL送るんでそこまで引き返してもらっていいですか?アザッス!シクヨロデース!」
釘崎野薔薇「今から私より虎杖に詳しい奴が来るわ。まずはそいつに話を聞きましょう」
小沢優子「あのっ…もし釘崎さんも虎杖君のこと…」
釘崎野薔薇「ない。天地がランバダを踊っても」
釘崎野薔薇「ない」
釘崎野薔薇「(ん?なんか今胸がもやっとした…不整脈?)」
伏黒恵「おいなんなんだよ」
伏黒恵「つまりそういうことか!?」
釘崎野薔薇「えぇ、そういうことよ」
伏黒恵「彼女はまずいないだろ」
釘崎野薔薇「根拠は?」
伏黒恵「急に東京来るってなって特に困った様子なかったし、あと部屋にグラビアポスターが貼ってある。彼女いる奴ってそういうの貼らねーんじゃねぇか?相手嫌がるだろ」
釘崎野薔薇「伏黒って女子の前でだけカッコつけてブラックコーヒー飲むタイプ?やめな」
伏黒恵「俺の話を聞きたくて呼んだんだよな💢いつも飲んでんだよ」
小沢優子「あの…ちなみに好きなタイプとか」
伏黒恵「あー背が高い子が好きって言ってたな」
釘崎野薔薇「(あ、しまった。虎杖に優子のこと言ってない)」
釘崎野薔薇「(これだけの変化、絶対誰だか分かんない)」
虎杖悠仁「誰?」
釘崎野薔薇「(それは久しぶりに再会した憧れの人に言われたくない台詞No.1なんじゃない!?)」
小沢優子「コレ中学卒業式の時の私です」
釘崎野薔薇「えっマジィ!?半年前でしょ!?何がどーしたの!?」
小沢優子「いやぁその時から身長だけ15cmくらい伸びまして」
小沢優子「それと東京に来て環境の変化のストリスでみるみる」
釘崎野薔薇「虎杖じゃん」
小沢優子「卒業式の日勇気を出して一緒に撮ってもらったんです。本当は連絡先とかも聞きたかったけど…私東京に越すの決まってたし…」
小沢優子「でもさっき虎杖君を見かけて…今の私ならもしかしたら…なんて…」
釘崎野薔薇「えっ優子…それって…」
釘崎野薔薇「つまりそういうことね!?」
小沢優子「はいそういうことです」
釘崎野薔薇「今から私より虎杖に詳しい奴が来るわ。まずはそいつに話を聞きましょう」
小沢優子「あのっ…もし釘崎さんも虎杖君のこと…」
釘崎野薔薇「ない。天地がランバダを踊っても」
釘崎野薔薇「ない」
釘崎野薔薇「(ん?なんか今胸がもやっとした…不整脈?)」
伏黒恵「おいなんなんだよ」
釘崎野薔薇「オッス伏黒ォ!虎杖って彼女いるー?」
伏黒恵「は?」
釘崎野薔薇「この子、小沢優子。実はこの子がかくかくしかじかで」
伏黒恵「つまりそういうことか!?」
釘崎野薔薇「えぇ、そういうことよ」
伏黒恵「彼女はまずいないだろ」
釘崎野薔薇「根拠は?」
伏黒恵「急に東京来るってなって特に困った様子なかったし、あと部屋にグラビアポスターが貼ってある。彼女いる奴ってそういうの貼らねーんじゃねぇか?相手嫌がるだろ」
伏黒恵「俺の話を聞きたくて呼んだんだよな💢いつも飲んでんだよ」
小沢優子「あの…ちなみに好きなタイプとか」
伏黒恵「あー背が高い子が好きって言ってたな」
釘崎野薔薇「勝算アリ!虎杖を召喚するわ!いいわね優子!」
小沢優子「はい!」
小沢優子「淡泊ですね」
釘崎野薔薇「そう?」
虎杖悠仁「あれ?伏黒もいんじゃん」
釘崎野薔薇「はやっ!」
釘崎野薔薇「(あ、しまった。虎杖に優子のこと言ってない)」
釘崎野薔薇「(これだけの変化、絶対誰だか分かんない)」
虎杖悠仁「誰?」
釘崎野薔薇「(それは久しぶりに再会した憧れの人に言われたくない台詞No.1なんじゃない!?)」
虎杖悠仁〈魚って食べるの難しくない!?〉
小沢優子「(女の子は太りやすいんだよ。私は初めっから太ってたけど…私だって私を選ばない人を選ぶ気なんてサラサラない)」
小沢優子「(虎杖君は私が知らない私を見てくれる)」
小沢優子「(女の子は太りやすいんだよ。私は初めっから太ってたけど…私だって私を選ばない人を選ぶ気なんてサラサラない)」
小沢優子「(虎杖君は私が知らない私を見てくれる)」
小沢優子「(虎杖君以外の男の子なんて嫌い)」
虎杖悠仁「またな」
虎杖悠仁「おまたー」
庵歌姫「こっちよ」
庵歌姫「内通者は」
三輪霞「メカ丸~」
三輪霞「いたいた。ノートの提出今日までですよ」
三輪霞「メカ丸?」
伏黒恵「本当にいいのか?せめて連絡先だけでも」
釘崎野薔薇「私とは交換したし、まぁ大丈夫でしょ。それより伏黒、私ようやく自分の気持ちに気づいたわ」
釘崎野薔薇「私が彼氏を作るより先に虎杖に彼女ができるのがなんかムカつく」
伏黒恵「あっそ」
虎杖悠仁「おまたー」
釘崎野薔薇「私の後ろを歩けよ」
虎杖悠仁「え?なになに?何の話?」
伏黒恵「ほら」
虎杖悠仁「おおサンキュー」
釘崎野薔薇「ほら」
虎杖悠仁「なにこれ」
釘崎野薔薇「ついでよついで。レディに持たせたままじゃアンタも気分悪いでしょ!?」
虎杖悠仁「あーやべ!映画始まっちゃうじゃん!行こうぜ!」
釘崎野薔薇「待てコラ!ミミズ男なんて絶対観ねぇからな!」
虎杖悠仁「伏黒もポップコーン食うか?キャラメル味でいいよな!?」
伏黒恵「ミミズ男観る前提で話進めんじゃねぇ」
虎杖悠仁「だから、ミミズ人間4だって!」
庵歌姫「こっちよ」
庵歌姫「五条から内通者の話は聞いてるわね」
1年ズ「はい」
庵歌姫「多分呪詛師と通じてるのは2人以上。1人は学長以上の上層部。コッチは私じゃどうしようもない。もう1人その上層部に情報を流してる奴がいる。それが今回のターゲット。まだ容疑の段階だから捕縛後尋問します」
釘崎野薔薇「で、京都の誰ですか?」
虎杖悠仁「おっ!」
釘崎野薔薇「私達東京側に頼むってことはそういうことでしょ?」
虎杖悠仁「釘崎スゲーな」
庵歌姫「内通者は」
三輪霞「いたいた。ノートの提出今日までですよ」
三輪霞「メカ丸?」
メカ丸「スマン三輪。少し寝ル。ノートは机から勝手に取ってくレ」
三輪霞「寝るって…まだ夕方ですよ」
三輪霞「もぉ~(本当に寝た。メカ丸本人ってどこにいるんだろ)」
庵歌姫「この地下にメカ丸本体、与幸吉がいます。あの子が怪しいんじゃなくて他の誰も怪しくない。消去法でメカ丸なの」
庵歌姫「メカ丸の術式は傀儡操術。傀儡の操作範囲は天与呪縛の力で日本全土に及ぶ。登録してない傀儡があれば内通者としての仕事はいくらでもこなせるからね」
夏油傑「そんなヘマはしないさ。呪縛の恐ろしさは君が身をもって知っているだろう」
真人「相変わらずカビ臭くてやんなるね。」
真人「もう敵なんだからちゃっちゃと殺しちゃおうよ」
夏油傑「まだ駄目だよ真人」
夏油傑「私達に協力し情報を提供する。その対価として真人の無為転変で体を治す。そういう縛りを彼と結んでいるからね」
夏油傑「殺すのは治した後だ。彼には渋谷でも働いてほしかったけど仕方ないね」
与幸吉「京都校の人間には手を出さない。先に縛りを破ったのは貴様らだろう」
真人「やったのは花御だもーん。八つ当たりはやめてほしーなー」
与幸吉「呪霊と議論する気はない。さっさと治せ下衆」
真人「勢い余って芋虫にしちゃいそう」
夏油傑「真人、他者間との縛りは自らが自らに科す縛りとはわけが違う。その違いの一つにペナルティの不確定さがある」
夏油傑「自分の中の縛りは破った所で得たモノ、向上した能力などを失うだけだが、今回は駄目だ。縛りを破った時、私達にいつどんな災いが降りかかるか分からない」
真人「ハイハイ」
真人「無為転変」
真人「かわいくないなーもっとハシャげよ」
与幸吉「それは事が済んだ後だろう」
真人「それもそうだね。じゃあ」
真人「始めようか」
夏油傑「手伝う?」
真人「やめて。俺の玩具だよ」
真人「逃げたか。まぁアイツは俺達殺す必要ないしね」
真人「つまんな。今は狩りじゃなくて勝負がしたいんだよ」
『究極メカ丸絶対形態 “装甲傀儡究極メカ丸試作0号”』
真人「こんなものコソコソ作ってるとはね。引きこもりも伊達じゃないってワケだ」
真人「(中にいるだろ?俺に触れられたくないもんな。操縦席…魂の座は…頭部!)」
「拡充比正常」
「知覚フィードバック遮断」
真人「こんなものコソコソ作ってるとはね。引きこもりも伊達じゃないってワケだ」
真人「(中にいるだろ?俺に触れられたくないもんな。操縦席…魂の座は…頭部!)」
「拡充比正常」
「知覚フィードバック遮断」
与幸吉「(そう、俺の勝利条件は五条悟だ。どんな手段でもいい。五条悟と連絡を取り、渋谷の計画を伝える。そして保護してもらう)」
与幸吉「(だが帳とそれを降ろした夏油に集中するには真人は危険すぎる。まずはコイツを祓う)」
与幸吉「(依然劣勢。だが勝算はある)」
与幸吉「(全て視てきた)」
与幸吉「(俺を縛った年月…それで得た呪力)」
与幸吉「(出し惜しみはしない)」
与幸吉「焼き払えメカ丸!」