サトリ「いでよ玉ドラゴン」
ルフィ「何だ、びっくり雲つないだだけじゃねェか!そんなもんでびっくりするか!」
サトリ「言っておくが火薬入りのびっくり雲と刃物入りのびっくり雲でできているんだ」
ウソップ「何!?ってことは…」
サトリ「体のどこかの火炎玉に触れたが最後、爆発が爆発を呼び、巨体はたちまち大爆発を引き起こす!」
ルフィ「ゴムゴムのォ」
ウソップ「えーっ!ちょっと待てルフィ!」
ルフィ「触んねェでどうやって戦うんだ!」
ウソップ「だから!戦わなくていいの!逃げるしかねェだろ!」
「!!」
カマキリ「アイサ!どこへ行ってた」
アイサ「カ…カマキリ」
カマキリ「またアッパーヤードか。バッグの中身はヴァースだな。程々にしとけよ」
カマキリ「またアッパーヤードか。バッグの中身はヴァースだな。程々にしとけよ」
アイサ「あたいの勝手だよ!いつまでもエネルに勝てねェくせにさ!」
カマキリ「クソガキが!」
ワイパー「どういうわけかガン・フォールがアッパーヤードへ入った。あのジジイはこの空島の全てを丸く治められると思ってる。大きな勘違いだ。勝つか負けるか…戦いの結末にそれ以外の答えはない」
カマキリ「クソガキが!」
ワイパー「どういうわけかガン・フォールがアッパーヤードへ入った。あのジジイはこの空島の全てを丸く治められると思ってる。大きな勘違いだ。勝つか負けるか…戦いの結末にそれ以外の答えはない」
ワイパー「大戦士カルガラは言った。“シャンドラの灯をともせ”。おれ達はそれに準ずる。先代の神ガン・フォールだろうが、ゴッド・エネルだろうが相手は関係ねェ」
ラキ「ワイパー、エンジェル島でエネルへの反逆者が出たんだよ。若い娘だそうだ。エネルが君臨して6年、初めての事さ」
ワイパー「それがどうした?」
ラキ「ガン・フォールはその娘を裁きから救ったから、それによってエネルは先代の神さえ裁く理由を得た。空の騎士としてだけではなく、先代の神としてガン・フォールは私達の誰かを傷つけたりした事はないし、エネルとも直接対峙しようとはしなかった。その男がついにアッパーヤードへ踏み込んだんだ」
ワイパー「それで神官の一人でも刺し違えてくれれば結構な事だ。それともガン・フォールはもう敵対する相手じゃないと言いたいのか。人は共通敵を持つと隣の者を味方だと錯覚する。迷いがあるなら戦いに出るなラキ!邪魔なだけだ」
「!!」
シュラ「かかったな」
ガン・フォール「おのれ何をした!(なぜだ、なぜ動かぬ)」
シュラ「死ぬ者に答えは要るまい」
チョッパー「ええ~~~~!」
シュラ「摩訶不思議“紐の試練”。アッパーヤード、入るはいいが我ら4神官の険しき試練、ちょっとやそっとで破れるものと思うな。ゴッド・エネルは貴く遠いお方だ」
チョッパー「(助けなきゃ!ここには空サメが…空の騎士が食われてしまう!)」
ルフィ「うわああああああ」
サトリ「お前生きてたのか!」
ルフィ「ひひひひ」
ルフィ「ひひひひ」
サンジ「か弱いレディが2人おれの助けを待っている。つまりそうだ。これは恋の試練」