「待ちやがれ!」
相楽左之助「何言ってんでェ。おめーの逆刃刀だって御法度だろ。廃刀令違反」
「一人で逃げ切れるとでも思ってたのかよ!」
「まだ逃げる気か!」
相楽左之助「そういやよ、飴売りの宵太は今日どうしてェ?」
「知らなかったんすか左之さん…宵太は今月の頭に死んだんすよ」
相楽左之助「何だと!?死んだって病気か!?それとも事故か!?」
「阿片です。大量の阿片を一度に吸っちまって…」
緋村剣心「しかし妙でござるな…阿片といえばかなり高価な薬…一般の人がそんな大量に買い込める代物ではないハズだが…」
相楽左之助「何でえ?あんた」
高荷恵「助けてください!」
「まだ逃げる気か!」
「知らなかったんすか左之さん…宵太は今月の頭に死んだんすよ」
相楽左之助「何だと!?死んだって病気か!?それとも事故か!?」
「阿片です。大量の阿片を一度に吸っちまって…」
緋村剣心「しかし妙でござるな…阿片といえばかなり高価な薬…一般の人がそんな大量に買い込める代物ではないハズだが…」
相楽左之助「何でえ?あんた」
高荷恵「助けてください!」
緋村剣心「おろ?」
高荷恵「悪い輩に追われているんです!お願い!助けてください!」
「恵てめぇコラ!」
「もう逃げられねぇぞ!」
相楽左之助「次から次へと何なんでェてめーら!」
「うるせぇ!引っ込んでろ!その女さっさと渡せ!さもねェと」
相楽左之助「俺は今イライラしてんだ!口のきき方には気をつけろ!」
高荷恵「悪い輩に追われているんです!お願い!助けてください!」
「恵てめぇコラ!」
「もう逃げられねぇぞ!」
「うるせぇ!引っ込んでろ!その女さっさと渡せ!さもねェと」
相楽左之助「俺は今イライラしてんだ!口のきき方には気をつけろ!」
「て…てめぇ!」
「こんな事していいと思ってんのか!俺達ァ観柳さんの私兵団員だぜ!俺達に刃向かうって事は観柳さんを敵に回すって事だぜ!」
相楽左之助「注意しろってんだよ雑魚助!」
緋村剣心「その男何者でござる?」
相楽左之助「町外れに住んでる青年実業家だよ。表向きはな。だが裏で何をやったかここ数年で急激に財力を強めてな、今じゃ一大私兵団まで築いてる胡散臭ぇ奴さ」
相楽左之助「こいつらが観柳の私兵ってコトはあんたは観柳のイロか?」
高荷恵「違います!私は本当に何も知らないです」
「あいついつの間に部屋の中に!?」
癋見「監視役が二人だけだと思って逃げたようだが、お前は常に御頭の配下に見張られているんだよ」
高荷恵「フン、でも観柳のイロじゃないってのはホントだよ。帰って観柳に伝えな!私は絶対逃げ切ってみせるってね!」
癋見「ククク可愛いねぇ」
「てめぇ!さっさと出て行け!」
癋見「監視役が二人だけだと思って逃げたようだが、お前は常に御頭の配下に見張られているんだよ」
高荷恵「フン、でも観柳のイロじゃないってのはホントだよ。帰って観柳に伝えな!私は絶対逃げ切ってみせるってね!」
癋見「ククク可愛いねぇ」
「てめぇ!さっさと出て行け!」
相楽左之助「んな事よりまず説明が先だろ」
相楽左之助「ダチが二人も怪我してんだ!事情聞かねぇと納得できねぇぜ」
「阿片だ!その包み宵太の所に転がってた!」
緋村剣心「報酬というのは、まさかこれの事ではござるまいな」
緋村剣心「ただいま」
緋村剣心「ああこの方は高荷恵殿。実は賭場でひと悶着あって」
相楽左之助「相手の奴がこっちの勝ち分払わねぇっつうから、カタ代わりにこの女貰って来たんだ」
相楽左之助「すまねぇが当分ここに置かせて貰うぜ」
緋村剣心「左之」
相楽左之助「ダチが二人も怪我してんだ!事情聞かねぇと納得できねぇぜ」
「阿片だ!その包み宵太の所に転がってた!」
緋村剣心「報酬というのは、まさかこれの事ではござるまいな」
緋村剣心「ああこの方は高荷恵殿。実は賭場でひと悶着あって」
相楽左之助「相手の奴がこっちの勝ち分払わねぇっつうから、カタ代わりにこの女貰って来たんだ」
相楽左之助「すまねぇが当分ここに置かせて貰うぜ」
緋村剣心「左之」
相楽左之助「本当の事言うと阿片が絡んでくるだろ?ここは黙っておいた方がいい」
緋村剣心「せめて事情を聞かせてほしいな」
相楽左之助「同感だな。てめぇの素性は何でぇ、観柳から何故逃げようとしてるのか」
相楽左之助「そしてこいつ!どこでどうやって手に入れたんでぇ」
緋村剣心「せめて事情を聞かせてほしいな」
相楽左之助「同感だな。てめぇの素性は何でぇ、観柳から何故逃げようとしてるのか」
相楽左之助「そしてこいつ!どこでどうやって手に入れたんでぇ」
緋村剣心「ひどいでござるな」
般若「はい」
四乃森蒼紫「奴らの居場所はつきとめたか?」
般若「はい。あの男すこぶる勘の鋭い奴で尾行に骨が折れましたがなんとか…」
四乃森蒼紫「よし。癋見の高荷恵奪回の仕事、お前も手伝ってやれ。ひょっとこにもそう伝えろ」
四乃森蒼紫「いいか癋見、助っ人二人をつけてやる。これ以上の失敗は許さんぞ」
四乃森蒼紫「そうですかね」
高荷恵「あれは御頭。私兵団とは別の最近観柳が雇い始めた元隠密“御庭番衆”を束ねる男、四乃森蒼紫」
神谷薫「じゃあなんでよ~~~」
相楽左之助「あいつの性分だよ性分。困ってる奴や訳ありの奴を見ると力にならずにはいられない。流浪人としての性分さ」
緋村剣心「左之、観柳一派の組織図でござる。目を通しておくでござるよ。向こうに御庭番衆がいる以上、この場所はすでに割れていると考えた方がいい」
緋村剣心「薫殿、詳細は話せぬでござるが、この先ここで騒動の一つ二つ起きてしまうやも知れぬ。刃衛の時のような失敗はもう二度としない。薫殿は必ず拙者が守る」
「フフフ…聞いたぞ剣心」
相楽左之助「何だそりゃ?」
緋村剣心「いつできたでござる」
緋村剣心「いつできたでござる」
相楽左之助「ガキのクセに生意気言うなって」
火男「大人しく恵を渡しな」