裏梅「急げ」 羂索「遠回りしてまで拾ってあげたんだ。だから勘弁してよ。っていうか速い方でしょ。何焦ってんの?」 裏梅「…黙れ」 虎杖悠仁「オマエも嚙み潰してみろ」 宿儺「来てみろ…伏黒恵め…(ムラはあるが呪力出力は酷いと一割以下までいくな。肉体の動きの方はそこまではないが…) やはり何事も仕上げは必要だな (まぁここで小僧を殺す分には特に不自由はしない)」 虎杖悠仁「禪院先輩」 禪院真希「すまん遅れた。状況を簡潔に頼む」 宿儺「(鵺のダメージが見えない…雑に間引ける女ではなかったか)」 虎杖悠仁「コイツは殺しても死なない」
宿儺「オマエは本当につまらんな」 禪院真希「恵の面で喧嘩強いと違和感凄ぇな。死なねぇっつっても釈魂刀で斬った傷は反転術式で治んのか?悠仁、とりあえず目標は殺してでもアレを捕まえることだな?」 虎杖悠仁「押忍」 禪院真希「もっと速くしていいか?」 虎杖悠仁「押忍」
宿儺「(おそらく同胞を傷つける時この肉体は俺を強く拒絶し術式への呪力出力を落とす。ならば) 捌“蜘蛛の糸”」 宿儺「ハハッいいぞ!」
裏梅「出力最大 霜凪(しもなぎ)」 宿儺「はっはっ絶景絶景」 裏梅「差し出かましい真似を致しました。どうかお許しください」 宿儺「良い」 裏梅「それから一応虎杖悠仁の凍結を弱めましたが…」 宿儺「小僧なら用済みだ。どうでもいい。だがあの女に呪力を偏らせたのは正解だ。肉体を仕上げる。“欲”の用意をしろ」 裏梅「既に出来ております。少々ご足労いただくことになりますが…」 宿儺「相変わらず痒い所に手が届く」 『超うれしい裏梅』
虎杖悠仁「宿儺ぁ!」 裏梅「殺しますか」 宿儺「待て待て。よく見ろ。笑えるぞ。なんと情けない。ほらいただろ!あの播磨の!似てるだろ!?」 裏梅「フッ確かに口元が特に」 「ウフフフフゲラゲラゲラゲラ」 『嘲笑われようとも、その怒りを忘れるな』 |