五条悟「こりゃひどい」
五条悟「(この下を中心に外と同じ一般非術師を閉じ込める帳が降りてるのか)」
五条悟「ほい失礼」
虎杖悠仁「五条先生一人にやらせるぅ!?」
虎杖悠仁「理屈はわかるけどさ、俺達にもできることがあるでしょ!バックアップとか!」
虎杖悠仁「え?」
冥冥「うん、だからそれをしに今から渋谷へ行くんだよ」
虎杖悠仁「おっ、そーなの?」
虎杖悠仁「理屈はわかるけどさ、俺達にもできることがあるでしょ!バックアップとか!」
虎杖悠仁「え?」
冥冥「うん、だからそれをしに今から渋谷へ行くんだよ」
虎杖悠仁「おっ、そーなの?」
憂憂「返せ」
憂憂「姉様にバックアップをさせるなんて…五条悟…贅沢な男ですね」
冥冥「彼をその辺の男と同レベルで考えてはていけないよ」
憂憂「姉様だってその辺の女とは違いますっ」
📱冥冥「はい冥冥…へぇ」
冥冥「虎杖君、行き先変更だ。明治神宮前駅に渋谷と同様の帳が降りた。私達はそちらへ向かう」
冥冥「走るよ。ついておいで」
虎杖悠仁「押忍」
五条悟「クックックッ準備バッチリってわけだ」
漏瑚「来たな」
五条悟「これで負けたら言い訳できないよ?」
漏瑚「貴様こそ初めての言い訳は考えてきたか?」
補助監督「地下鉄の駅全体を覆う一般人を閉じ込める帳」
補助監督「その内側、地下5階のホームを中心に術師を入れない帳が降りています。2つの帳の間にこれらの帳を降ろしている呪霊か呪詛師がいます」
冥冥「間?中心のホームじゃなくて?」
補助監督「おそらくですが、自分も外に出るデメリットを抱えて結界強度を上げているのだと思います。既に2名の補助監督がやられています」
補助監督「それから帳の間に…そのまだ断言はできないのですが…」
冥冥「再び上がってきた一般人を狩るつもりなのか帳の条件の問題か…位置取りの理由もそもそもの地下5階隔離の目的も不明だが」
虎杖悠仁「いるんだな?このすぐ下にアイツが」
冥冥「どうかな?ツギハギ顔を確認する前に烏がやられてしまったからね。だが、改造人間がいるということはそういうことなんだろう。戦力を分けるのはどうかと思ったが、グズグズしていては地下4階の一般人が全滅する」
冥冥「私達は地下4階直通の7番出口から降りて一般人を救出する」
冥冥「やばくなったら君も地下4階まで降りておいで。だが欲を言えば、君と私達が合流する頃には帳が上がり一般人は解放され地下5階での相手方の目的が判明していてほしい」
虎杖悠仁「大丈夫だよ冥さん。俺はもう負けないから」
蝗GUY「おン?何見テんだヨ」
蝗GUY「オッオマオマエジュジュチュじゅじゅちゅじゅっじゅっ呪術師だろ?呪術師だろ?ナァ?俺は賢いンダ」
虎杖悠仁「ツギハギ顔の呪霊が来てるだろ?どこにいる」
蝗GUY「ツギ…ハギ…?ツギハギ」
虎杖悠仁「顔に縫い目のある奴のことだ」
蝗GUY「馬鹿にスルな!それ位知ッテる!俺は賢い!真人は下。俺はココで帳ヲ守ってるンだ」
虎杖悠仁「マヒト…(順平もそう呼んでたよな…いや今は名前なんてどうでもいい)」
五条悟〈結界術は難しいからねー強くてもできない奴は結構いるよー僕は両方できるけどね〉
虎杖悠仁「(コイツが帳を2枚も?なんだかな)」
五条悟「んなことしなくたって逃げないよ。僕が逃げたらオマエらここの人間全員殺すだろ?」
漏瑚「逃げたらか…回答は…」
夏油傑〈五条悟が一番力を発揮するのはどんな時か分かるかい?〉
漏瑚〈勿体ぶるな。話せ〉
夏油傑〈それはね一人の時だよ〉
漏瑚「回答は!」
漏瑚「逃げずともだ!」
五条悟「(あーさっき出口塞いだのは、向こう側に人間がいるか分からなくするためのブラインドみたいなもんか)」
夏油傑〈どんな術師でも彼の前では基本足手まとい。だからまずその更に下の非術師で五条悟の周囲を固める〉
夏油傑〈術式反転の最低出力は順転のソレの2倍。非術師を巻き込まずに使うのはほぼ不可能だ〉
夏油傑〈蒼も同様に有効な出力まで上げることはできないだろう〉
夏油傑〈蒼を使った高速移動も難しいハズだ。非術師にとってはダンプみたいなものだからね〉
夏油傑〈ぶつかったら即死この状況では五条悟はただ守りに徹するしかない〉
五条悟「フッ」
花御・漏瑚「領域展延」
五条悟「ナルホド…というか呪詛師と組んでんだからそう来るか」
漏瑚〈奴の領域、無量空処はどうする?〉
夏油傑〈無量空処の影響を受けないのは五条悟本人と彼が触れている者だけだろう。仮に彼に雑踏の中から君達だけを領域内に閉じ込める技量があったとしても、かなりの数の非術師が無量空処と帳の間で圧死する〉
憂憂「まっ!」
虎杖悠仁「(はやくいこーよ)」
虎杖悠仁「(はやくいこーよ)」
📱冥冥「はい冥冥…へぇ」
冥冥「虎杖君、行き先変更だ。明治神宮前駅に渋谷と同様の帳が降りた。私達はそちらへ向かう」
冥冥「走るよ。ついておいで」
虎杖悠仁「押忍」
五条悟「クックックッ準備バッチリってわけだ」
漏瑚「来たな」
五条悟「これで負けたら言い訳できないよ?」
漏瑚「貴様こそ初めての言い訳は考えてきたか?」
補助監督「地下鉄の駅全体を覆う一般人を閉じ込める帳」
補助監督「その内側、地下5階のホームを中心に術師を入れない帳が降りています。2つの帳の間にこれらの帳を降ろしている呪霊か呪詛師がいます」
冥冥「間?中心のホームじゃなくて?」
補助監督「おそらくですが、自分も外に出るデメリットを抱えて結界強度を上げているのだと思います。既に2名の補助監督がやられています」
補助監督「それから帳の間に…そのまだ断言はできないのですが…」
冥冥「構わないよ。言ってごらん」
虎杖悠仁「何してんの!急がねぇと」
憂憂「もうっ!姉様ったら!」
冥冥「大体分かった。虎杖君、弱い改造人間を沢山殺すのと強い呪霊を1体祓うのどっちがいい?」
冥冥「再び上がってきた一般人を狩るつもりなのか帳の条件の問題か…位置取りの理由もそもそもの地下5階隔離の目的も不明だが」
虎杖悠仁「いるんだな?このすぐ下にアイツが」
冥冥「どうかな?ツギハギ顔を確認する前に烏がやられてしまったからね。だが、改造人間がいるということはそういうことなんだろう。戦力を分けるのはどうかと思ったが、グズグズしていては地下4階の一般人が全滅する」
冥冥「私達は地下4階直通の7番出口から降りて一般人を救出する」
冥冥「やばくなったら君も地下4階まで降りておいで。だが欲を言えば、君と私達が合流する頃には帳が上がり一般人は解放され地下5階での相手方の目的が判明していてほしい」
虎杖悠仁「大丈夫だよ冥さん。俺はもう負けないから」
蝗GUY「おン?何見テんだヨ」
蝗GUY「オッオマオマエジュジュチュじゅじゅちゅじゅっじゅっ呪術師だろ?呪術師だろ?ナァ?俺は賢いンダ」
虎杖悠仁「ツギハギ顔の呪霊が来てるだろ?どこにいる」
蝗GUY「ツギ…ハギ…?ツギハギ」
虎杖悠仁「顔に縫い目のある奴のことだ」
蝗GUY「馬鹿にスルな!それ位知ッテる!俺は賢い!真人は下。俺はココで帳ヲ守ってるンだ」
虎杖悠仁「マヒト…(順平もそう呼んでたよな…いや今は名前なんてどうでもいい)」
虎杖悠仁「(コイツが帳を2枚も?なんだかな)」
蝗GUY「真人のじゅじゅちゅはヨくない」
虎杖悠仁「(アイツ帳を“守ってる”って言ってたな…となるとアレがかなり怪しい。とりあえずブッ壊す)」
蝗GUY「知ってるカ?形を変えられタ人間は味が落ちるンだ。俺は賢いから違いガ分かル」
虎杖悠仁「オマエらは…どいつもこいつも…人間舐めるのも大概にしろよ」
蝗GUY「さてはオッオマエ賢くないナ!?俺が何の呪いカ分かってないダロ。知っテいるか?コノ世界ハ賢くないヤツから死ヌんダ」
虎杖悠仁「バッタの呪いだろ?」
蝗GUY「コイツ賢いゾ」
虎杖悠仁「(アイツ帳を“守ってる”って言ってたな…となるとアレがかなり怪しい。とりあえずブッ壊す)」
蝗GUY「知ってるカ?形を変えられタ人間は味が落ちるンだ。俺は賢いから違いガ分かル」
虎杖悠仁「オマエらは…どいつもこいつも…人間舐めるのも大概にしろよ」
蝗GUY「さてはオッオマエ賢くないナ!?俺が何の呪いカ分かってないダロ。知っテいるか?コノ世界ハ賢くないヤツから死ヌんダ」
虎杖悠仁「バッタの呪いだろ?」
蝗GUY「コイツ賢いゾ」
『“蝗害”バッタの大発生に伴う大規模な災害。農作物だけでなく紙や着物、小屋、植物性のものは全て食い尽くされる』
『バッタの成虫は1日で自分の体重と同じだけの量を食べ総量1tのバッタの群れは1日で2500人分の食料を消費する』
『バッタの成虫は1日で自分の体重と同じだけの量を食べ総量1tのバッタの群れは1日で2500人分の食料を消費する』
虎杖悠仁「(すっげえバネと顎。言葉が分かるってことはそれなりのレベルの呪いだよな)」
蝗GUY「逃げテバッカリ…オマエドッチだ?」
虎杖悠仁「(多分小細工はないな) 何がだ?」
蝗GUY「賢いノカ賢くないノカ。俺は賢い!」
虎杖悠仁「(多分小細工はないな) 何がだ?」
蝗GUY「賢いノカ賢くないノカ。俺は賢い!」
蝗GUY「手数勝負ダ。2本腕対4本腕」
冥冥「あぁ…帳が上がったね。虎杖君を待って地下5階に向かおう」
冥冥「正直な話、もう少し手こずると思っていたよ」
五条悟「んなことしなくたって逃げないよ。僕が逃げたらオマエらここの人間全員殺すだろ?」
漏瑚「逃げたらか…回答は…」
夏油傑〈五条悟が一番力を発揮するのはどんな時か分かるかい?〉
漏瑚〈勿体ぶるな。話せ〉
夏油傑〈それはね一人の時だよ〉
漏瑚「回答は!」
漏瑚「逃げずともだ!」
五条悟「(あーさっき出口塞いだのは、向こう側に人間がいるか分からなくするためのブラインドみたいなもんか)」
脹相「苅祓」
夏油傑〈術式反転の最低出力は順転のソレの2倍。非術師を巻き込まずに使うのはほぼ不可能だ〉
夏油傑〈蒼も同様に有効な出力まで上げることはできないだろう〉
夏油傑〈蒼を使った高速移動も難しいハズだ。非術師にとってはダンプみたいなものだからね〉
夏油傑〈ぶつかったら即死この状況では五条悟はただ守りに徹するしかない〉
五条悟「フッ」
花御・漏瑚「領域展延」
五条悟「ナルホド…というか呪詛師と組んでんだからそう来るか」
五条悟「(領域展延…シン・陰の簡易領域と同じだな…領域で自分を包む…必中効果は薄まるが確実に術式を中和してくる。これなら僕にも攻撃は当たる)」
夏油傑〈無量空処の影響を受けないのは五条悟本人と彼が触れている者だけだろう。仮に彼に雑踏の中から君達だけを領域内に閉じ込める技量があったとしても、かなりの数の非術師が無量空処と帳の間で圧死する〉