🐌海兵「五老星サターン聖が上陸なされた!中将・少将を残し全兵中心部から離れろ!その姿見るも恐れ多し!」 海兵「えー!?いつ上陸した!?どうやって!?」 海兵「肖像画でしか見た事ないぞ!」 海兵「あの稲光何だ!?」 海兵「天竜人一人の為に海軍大将が動くのに…!」 海兵「その神々の頂点!?」 海兵「そんなお方がマリージョアからここまで来てたのか!」 ベガパンク「ボニーお前何を!」 海兵「サターン聖!」 海兵「五老星が刺された!」 海兵「世界のトップに君臨するお方だぞ!」 海兵「全員武器を構えろ!」
サターン聖「騒ぐな虫共!刺されたくなければ避けておるわ!」 フランキー「血が消えた!?」 海兵「今の内にベガパンク達を取り抑えろ!」 サターン聖「待てたわけ共!慌てずとも逃げ場などないわ!構えておれ!」 海兵「はっ」 サターン聖「のう…お前にしては仕事が遅かったな黄猿」 黄猿「すいやせん。どうも言い訳もねェ。あとちょっと…動けそうにねェ」 サターン聖「理由ならわかっているが…どれ」 フランキー「ストロングライトォ!」 ルフィ「ぶへ」
サターン聖「成程…協力型の海賊団か」 フランキー「世界トップも欲しいか!ウチの船長の首をよ!ガハハハ!」 サターン聖「麦わらのルフィ、ジュエリー・ボニー、お前達の参戦は確かに想定外であったが、ここまで海軍に取り囲まれた絶望の島から脱出できる運命があるのなら、ぜひ見てみたいものだ。おいベガパンク、貴様の裏切りは残念である。これまでの数々の功績に感謝する。誰から死ぬ?辛い順に教えてくれ。我々世界政府に盾突いた事を悔やみ死んで欲しいからだ。人間はやめろと言われた事をなぜやりたがるのか」 サンジ「おい誰か動けねェか!?」 フランキー「いやそれがムリなんだ。何かに抑えられてんだ」 ベガパンク「科学でなければ悪魔の実の力」 ボニー「お前が父を殺したんだサターン」 サターン聖「くまか…あいつは生まれながらに奴隷階級。かつて世界に対して大罪を犯した一族の末裔。絶滅種“バッカニア族”の生き残り」 くま〈ボニー、私は子供の頃から自由になれず苦しんでる人達を救えるヒーローになりたかった。解放の戦士ニカの様に〉 ボニー〈ニカ?〉 くま〈そうさ。私の憧れだ。こんなリズムにのって笑いながらやってくる。どんどっとっと♪どんどっとっと♫〉 ボニー〈あたしのことも自由にしてくれるの?〉 くま〈もちろんだ〉
『47年前 サウスブルー ソルベ王国』 「大きな男の子です!」 「おめでとう!」 くまの父「やあよく生まれて来たね」 くまの母「くま!」 くまの父「あの先生…」 医師「血液だな?決して漏らさない」 くまの父「元気な子供だ!」 医師「すまないクラップ逃げてくれ!病院に政府の手先が!すまない!本当にすまない!」 くまの父「バッカニア族の血筋は私だ!妻は違う!子供も見逃してくれ!頼む!」 くまの母「大丈夫大丈夫」
天竜人「バッカニアの奴隷だえ!」 天竜人「見ろ、この歳でこの力!」 天竜人「なぜ機敏に動けない!」 くま「いたいよ!ごめんなさい!え~~~ん」 天竜人「泣くな!殺すえ💢」 くまの父「よ…ようくま!元気にやってるか!?」 くま「お父さん…ぼくのご主人は優しくてぼく…すごくラッキーなんだ」 くまの父「母さんが死んだよ。今頃天国だ。その方が…いいよ」 くま「うわあああああ」 くまの父「なァくま、お前は強い!耐えて耐えて生きのびろ」 くま「なんで?ぼくも死んだ方が…」 くまの父「解放の戦士が現れる。お前を助けにやってくる」 くま「だれ?」 くまの父「太陽の神ニカ。私達バッカニアの家系に代々伝わる伝説の戦士の名だ。彼がいつかお前を自由な海へ太陽の下へ連れ出してくれる。ニカはいつでも笑ってるんだ。こんなリズムで人を笑わせる。どんどっとっと♫どん…」 天竜人「うるさいえ!」
『38年前 ウエストブルー』 天竜人「お待たせ致しました。3年に一度の腕試し!先住民一掃大会!今回選ばれましたのは世界政府非加盟国のこの土地ゴッドバレー。恥知らずにも神の谷と名付けられたこの島には豊富な資源が確認されており、ここで恒例の人間狩りを執り行い、この島を世界政府が所有する事になります」 国王「勝手なマネを!ゲームで国民を殺す気か!?正気じゃない!ここは我々の国だ!」 「きゃあー!国王様!」 「おっとっと!少々お待ちを!ガーリング聖!お手つきです!なんと先住民の王を討ち取ってしまいました!優勝候補ガーリング聖はマイナス一万点からスタート!」 ガーリング聖「それくらいのハンデがあった方がいい」 『神の騎士団 フィガーランド・ガーリング聖』 「今回も脱兎(ラビット)達は先住民に加え問題ある奴隷達、罪人達を取り揃え…」 「脱走した子供が捕まったそうです。例のバッカニア族…」
「勝手に逃げ出しやがって!10人組で連帯責任なんだ!」 「お前が逃げたらおれ達全員殺されんだよ!」 イワンコフ「ヒーハー!おい!待っチャブル!お前が今回の目玉バッカニア族って!成程でけェ!巨人族の血ィ引いてんだってな!」 ジニー「ウチのアニキもでけェだろ!?」 イワンコフ「顔だけはな!じゃねーよヴァーカ!どいつもコイツもしみったれた顔しやがって!ヴォレは生きるぜ!お前らどうする!?」 『奴隷 ジニー&エンポリオ・イワンコフ』 |