烏鷺亨子「(完全顕現!?今までのは全力じゃなかったっていうの!?)」 石流龍「(どういう展開だ?乙骨自身の呪力もまた湧いてきてやがる)」 リカ「憂太どれにする?」 乙骨憂太「ありがとう。アレがいいな」
『リカは祈本里香の成仏後、乙骨に残された外付けの術式と呪力の備蓄。指輪を通してリカと接続すると、その間のみ術式の使用、リカの完全顕現、リカからの呪力供給が可能となる。接続可能な時間は5分間』 乙骨憂太「よし、いこうか」 烏鷺亨子「(私から) ナメるな!」 乙骨憂太「動くな」 烏鷺亨子「(蛇ノ目と牙!呪言…しまっ)」 石流龍「おいおい」 乙骨憂太「リカ」 リカ「あい」 石流龍「激甘じゃねぇか!」 石流龍「(弾くか!硬さは乙骨かそれ以上!)」 リカ「痛い」 石流龍「まだまだ食べ盛り!モリモリいこうか!」
烏鷺亨子「(髪を媒介に!新たな式神が!) いつだって藤原だ!私の道を阻むのは!そんなに恐ろしいか!私が何者かに成るのが!」 『藤氏直属暗殺部隊日月星進隊。滅私奉公、闇に生き名を持つことさえ禁じられた者達』 烏鷺亨子「(そんな私に奴は名を与えた。自身の犯した同族殺しの身代わりとして私を処刑するために……これは…式神の軌道を領域とするドルゥヴの術式!乙骨は式神術を扱える呪言師じゃない!乙骨の術式は模倣(コピー)!)」 乙骨憂太「僕の先祖がアナタに何かしたか知りませんが、自分のためだけに生きるのはきっといつか限界がくる」 烏鷺亨子「黙れ。誰かのために生きろ!何者にも成る必要はない!そうやって嘯くのはいつだって何者かに成った者だ!」 石流龍「(ゴチャゴチャうるせぇ!ここまで来たら言葉じゃねぇだろ!)」
石流・乙骨・烏鷺「領域展開」 |