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Jujutsu Kaisen | |
原作(Original Story): 芥見下々(Gege Akutami) 呪術廻戦 第181話ネタバレ |
第181話 東京第2結界① | |
配信日 | 2022年4月18日 |
ジャンプ | 2022年20号 |
登場人物 | 乙骨憂太 秤金次 シャルル 来栖華 烏鷺亨子 石流龍 |
STORY | |
烏鷺亨子「限界が来るのはオマエの方だ。私は見た。術師や呪霊、強者としての地平すら超越するのは圧倒的な自己、他を顧みない災い」
石流龍「甘すぎだ…乙骨。これは褒めてねぇぞ。本気で殺し合った術師を生かして」 乙骨憂太「得することなんか何一つない。烏鷺さんも言ってましたよ」 石流龍「生きてたのかアイツ…まぁ領域展開後のブラストならそんなもんか。なんかアイツ、ウダウダ言ってたな。痴話喧嘩か?」 乙骨憂太「そんなとこです」 石流龍「面倒くさがんなよ」 乙骨憂太「僕からあの人に言えることは何もないですよ。何を言っても暴力になります。僕は恵まれてるから」 石流龍「…そんなもんか…よくわかんねーけど」 乙骨憂太「何はともあれ点ください」 コガネ「〈総則〉10 プレイヤーは他プレイヤーに任意の得点を譲渡することができる」 石流龍「成程ね。オマエ、これなかったら俺達殺してたろ」 乙骨憂太「どーですかね…僕の仲間に感謝して下さい」 『烏鷺亨子、石流龍からの得点譲渡により乙骨憂太所持得点200点』 ※ドルゥヴと黒沐死撃破により+20点
『集英社』 シャルル「漫画家って何を以て漫画家なんですかね。ほら、漫画家って免許がないじゃないですか。連載経験の有無?それは少々乱暴だ。書籍化の有無?こちらは前時代的」 「君、日本語上手いね。ふつうに座って」 シャルル「貴方こそ日本語がお上手で」 「え…?そりゃ日本人だし」 シャルル「私も日本生まれ日本育ちです。両親はフランス人。貴方が今感じたことが全てですよ」 「えーっと…ごめん…?」 シャルル「いえいえ」 「(変わった子だな)」 シャルル「仲良くやりましょう。我々が長い付き合いになるということは、その漫画を読めば分かるでしょう」 「う…うーん…昔話とか古典をベースに作るのはありがちだけど悪くないよ。でもちょっと大人向け過ぎるかなぁ」
シャルル「ありがち?」 「この主人公が夜な夜な将軍にイタズラをする屏風の虎を捕らえるように無理難題を出されるシーン。実はその虎は虎耳のケモ娘でその娘に魅了された主人公はトンチではなく本心で元ネタの“一休さん”と同じ回答を出すわけだけど、分かりづらいんだよなぁ…ハイコンテクストっていうか…ウチは少年誌だし、この後結構かスプラッターな展開だけど、これコメディ?ホラー?ジャンルを複合するには話の軸が弱いよ。それから圧倒的にデッサン不足だ。こことか実際の指はこんなに曲がらないよ。ほらよく見て」 「痛ぉおぉぉ!?」 シャルル「それで漫画と同じになりましたね。そんなに現実な画を求めるならば、実写映画や写真を眺めていればよろしい!ここは何処ですか!?出版社でしょう!?正確無比な画から生まれない迫力!熱を!理解できないとは!お話にならない!」 『死滅回游 泳者(プレイヤー) シャルル・ベルナール』 シャルル「(一体なんなのだ…漫画とは…漫画家とは…!その答えを)」
『11月12日 12:11』 シャルル「君は知っているか?」 秤金次「知らねぇよ」 シャルル「この辺りの電力が生きててよかった」 秤金次「俺はよくねーよ。野郎と観覧車乗るハメになってよ」 シャルル「断ればよかったじゃないか」 秤金次「下見だよ下見。いつ女と来るか分かんねーからな」 シャルル「凄いな君は…ここから東京が復興すると思っているのか。私とは真逆だな。私は終わりの景色を眺めに来た。東京に怪物…呪霊が溢れてからあらゆる媒体から漫画は発信されていない。作家も編集者もつまりはそういうことなんだろう。尊敬していた!敬愛していた!多くの作家を…作品を!君に頼みがある。戦う理由をくれ。この死滅回游(ゲーム)は戦う理由が後ろ向きだ。バトル漫画を描くなら読者が前のめりになる理由が必要だ。頼む。殺したい程君が憎いとそう思わせてくれ」 秤金次「…オマエ漫画家だったのか」 シャルル「Oui(ウィ)」
秤金次「オマエの漫画なんざ頼まれたって読まねぇよ。根暗が感染る。ゴタゴタぬかしてねぇでかかってこい、キモオタ」 シャルル「なんでそんな非道いこと言うんだ」 |