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Jujutsu Kaisen | |
原作(Original Story): 芥見下々(Gege Akutami) 呪術廻戦 第191話ネタバレ |
第191話 桜島結界① | |
掲載日 | 2022年7月19日 |
ジャンプ | 2022年33号 |
登場人物 | 羂索 禪院真希 加茂憲紀 直哉呪霊 四乃 |
STORY | |
『11月3日23:05 京都 加茂宗家屋敷』 加茂憲紀「戻ったぞ!誰か…誰かいないか!誰か!四乃!良かった!楽巌寺学長と連絡が取りたい!五条家と禪院家のことだ!」 四乃「童、何処から入った」 加茂憲紀「は?」 四乃「玄吉め、奴が守備隊の隊長となってからというもの結界がザルでかなわん」 加茂憲紀「何を言っている四乃。守備隊の隊長は平七だ。悪いが老人の冗談に付き合っている暇はない。次代当主の顔を忘れたとは言わせないぞ」 四乃「餓鬼が謀るか。耄碌したとはいえ当主の顔を間違えなどせん。貴様は憲倫様とは似ても似つかぬよ」 加茂憲紀「だから憲紀は」
羂索「四乃は今150年程前を彷徨っているんだ。気にしないでやってくれ。遅かったね…いや東京の交通インフラが機能していないことを考えれば妥当かな、憲紀君」 加茂憲紀「夏油…傑…!」 羂索「その名はもう用済みだよ。渋谷で私の正体は君も聞いたろう。未曾有の呪術テロ、五条悟封印と死滅回游…その主犯が故人とはいえ加茂家の人間ならば総監部の中核となる保守派は既に傀儡と化しているかもしれない…と君は考えた。だが私の外である夏油傑に死刑執行命令が下された以上、保守派も一枚岩ではなく腐敗行為も一部の者によるもの。だから君は保守派の中でも発言力を持ち信用に足る楽巌寺嘉伸に嘆願し、総監部からの通達を取り下げようとした。二、五条悟を渋谷事変共同正犯とし呪術界から永久追放かつ封印を解く行為も罪と決定する。二の“封印を解く行為”は解釈の仕方によって今後いくらでも君達を責め立てることができるからね。君は立派だよ。学生の身分で全体を見通し行動できる。でも残念ながら総監部は既に手中に収めた」 加茂憲紀「通達の内容を泳がせて夏油傑の死刑を推した者を始末したのか」 羂索「虎杖悠仁の処刑に乙骨を挙げた者もさ」 加茂憲紀「(私が見た希望はコイツが絞り出した膿に過ぎなかったというわけか!)」
羂索「そういうわけで保守派の母体加茂家はもう私のものだ。25代目当主もね。此処に君の居場所はない。二度と会うこともないだろう」 羂索「?あぁははっ、違う違う。二度とってそういう意味じゃないよ」 加茂憲紀「私を殺さないのか?」 羂索「君が生きていても何にもなんないからね。部屋を汚すのも忍びないし何処へなり消えてくれると有り難い」
加茂憲紀「呪霊…だよな?」 禪院真希「あのフォルムで人ならパンダだって人だぞ (憲紀が戸惑うのも分かる。呪霊だがなんとも言えない妙な気配だ)」 加茂憲紀「降りて来た!」 禪院真希「来るぞ!」 加茂憲紀「(速すぎる!まるで見えなかった!)」 禪院真希「(速い!だけじゃない。この感じ!)」 「ま゛っまっ こんにちは真希ちゃん」
禪院真希「直哉か!」 禪院直哉「僕も来たで、こっち側」 |