禪院直哉「やるやん。腐っても次代当主やね」 加茂憲紀「(間に血を割り込ませなければ胸も首もとばされていた…一瞬でも気を抜けば死ぬ。限界まで上げろ!)」
加茂憲紀「赤鱗躍動!赤縛!真希!」 禪院真希「(回転して受け流された)」 禪院直哉「真剣相手にやるかよ!憲紀!コイツは禪院直哉の成れの果てだ!自己紹介くらい自分でするっちゅーねん」 加茂憲紀「(呪いに転じて個人がここまで自我を残すものなのか!?乙骨の祈本里香の方がまだ存在として納得ができる)」 禪院真希「コイツは使うぞ、術式」 加茂憲紀「道理で…(最速禪院直毘人の投射呪法!)」 禪院真希「(触れたものを1秒間固定する能力の応用…!空気を固定し拳で捉えて爆ぜさせる!)」
加茂憲紀「逃げたのか!?」 禪院真希「いや、加速するつもりだ。トップスピードに乗ったらここに突っ込んでくる」 加茂憲紀「トップスピード…あまり考えたくないな」 禪院真希「幼体で音速超えてたろ。それ以上ってこただ」 加茂憲紀「カウンターだな」 禪院真希「あぁ直哉が私のとこに音速で突っ込んでくるなら、コッチは攻撃置いて待ってりゃいい (あの時と同じ様に) 離れてろ憲紀」 『呪霊直哉の体は音速で吸気口から取り込んだ空気をラム圧と呪力で圧縮し体外へ排気することで更に推進力を得る。その速度はマハ3に達する』
禪院直哉「嘘やん。こんなんに俺一度負けたん?」 |