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Jujutsu Kaisen | |
原作(Original Story): 芥見下々(Gege Akutami) 呪術廻戦 第240話ネタバレ |
第240話 バカサバイバー!!~生き残れ~ | |
掲載日 | 2023年10月30日 |
ジャンプ | 2023年48号 |
単行本 | 第27巻 |
表紙 | 五条悟 羂索 虎杖悠仁 宿儺 乙骨憂太 秤金次 禪院真希 |
登場人物 | 乙骨憂太 秤金次 日下部篤也 冥冥 来栖華 羂索 髙羽史彦 黄櫨折 |
STORY | |
『新宿決戦前、天使からの提案に乙骨たちは…』 天使「五条悟と宿儺の決着がつく前に羂索に奇襲をかけるべきだ。我々が宿儺に勝利しても羂索の目的、日本の人間と天元の超重複同化が達成されては意味がない」
秤金次「羂索が追加したルールからしてプレイヤーを一掃して死滅回游を終わらせることが同化の条件なんだよな?」 乙骨憂太「それなら心配ないですよね?僕や秤先輩も死滅回游のプレイヤーなわけだから、宿儺と戦っている最中に羂索の目的が達成されることはない」 日下部篤也「(宿儺に勝てたとしてもこっち側のプレイヤーが全滅してたらって茶々は野暮か。プレイヤーでも三輪とかは戦闘に参加しないし、そこまでネガティブな話する意味はないわな)」 天使「五条悟が負けた時、羂索側から奇襲をかけてきたら?」 秤金次「…まぁ宿儺で手一杯の時にそれは勘弁だな」 天使「奇襲でなくても、もし五条悟が負けその後我々が宿儺に辛勝したとしても満身創痍で羂索と戦うことになる」 日下部篤也「俺たちが宿儺にしようとしてることをされる可能性があるってことか。単騎の不意打ちなら禪院でワンチャンっちゅー感じだが、宿儺戦の前に戦力を分けるのはナンセンスだろ。とはいえ半端なやつは刺客として送れない。一級の俺たちでもかなり役不足だ」 冥冥「誤用の方の役不足ね」 日下部篤也「細けぇなぁ💢」 冥冥「私は尻尾巻いて逃げた前科があるから論外」 天使「私は髙羽を推薦する」 秤金次「あのよく分かんねぇプレイヤーを?」 日下部篤也「いまのところハミチン以外の印象がない男だぞ」 天使「彼の術式に悪い影響が出るかもしれないから、今から話すことは口外しないでほしい。髙羽自身にもだ。彼の術式は…」
羂索「(悉く!)」 髙羽史彦「トゥーンだから平気デーァアだだだ痛ァ!」 羂索「(私の術式が無下にされる!) それ原作で言ってないからね」 髙羽史彦「ふふ…ロンゲボーズ、ユーじゃミーに勝てませーン」 羂索「(おそらくこのプレイヤーの術式は事象の創造!) ん?(彼のイメージの具現化と強制!下手すれば私の千年の呪術ノウハウが通じない)」 髙羽史彦「No~~ぉお!似合ってたのに…」 羂索「(とんだプレイヤーがいたものだ。だがどんな術式にも穴はある) 君何者…?」 髙羽史彦「ナベナベ所属髙羽史彦だ。自慢じゃないが去年のP-1は一回戦まで進出してる」 羂索「P-1って番組の手際の悪さが1番面白かったあのP-1…?」 髙羽史彦「全ピン芸人を敵に回したぞ貴様…!冗談だよ。“一回戦で落ちてるやないか!”ってツッコミ待ちが鼻についてね」 羂索「“素人でも一回戦は通るねんぞ”ってツッコミ待ちが鼻についてね」 髙羽史彦「この生臭坊主…!」 羂索「ナベナベなんだ。てっきりポニーかと」 髙羽史彦「(メンタルリセット) よく言われるが憧れてる芸人がいてね。笑う犬世代なんだ」 羂索「ボキャブラじゃないんだ…まぁ見たまんまか」 髙羽史彦「(あれ…なんか思ってたより話が通じるかも…っていうかコイツ結構お笑い好きじゃねぇ?) なぁ、なんでこんなことするんだ?」 羂索「こんなことって?」 髙羽史彦「人に殺し合いさせたり、人を合体!させて化け物を産もうとしたり」 羂索「面白そうだから。この話、今日二回目だから端折って言うと知的好奇心?」
髙羽史彦「じゃあ、もっと面白いことがあればそんな凶行には及ばないってことだな」 羂索「さてね」 髙羽史彦「ふふ顔に書いてあるぜ “笑わせてみろ”と!」 羂索「なに!?」 髙羽史彦「いいだろう。そんな貴様にこの一発ギャグを披露しよう。著作権フリーだ。何度でも擦るといい。余計なお世Wi-Fi!」 羂索「ふーあのさぁっ、それは多分喫茶店とかで電波くそ弱なWi-Fiに勝手に繋がりそうになったときに生まれたギャグだと思うんだけどさぁっ」 髙羽史彦「めちゃくちゃ分かってくれてるじゃないか!」 羂索「いや私には伝わるよ?プロだからね」 髙羽史彦「なんの!?」 羂索「でもテレビの前の視聴者に伝わるかっていうと、そうじゃなあよね。例えばさ、原西さんのギャグで “背骨を引っこ抜いたら立ってられへん” っていうのがあるでしょ?“背骨を引っこ抜いたら” と “立ってられへん” のコンパクトなフリオチギャグなわけ。君の“余計なお世Wi-Fi”は “背骨を引っこ抜いたら” みたいなフリがない。“立ってられへん” だけじゃなんにも伝わらないでしょ?」
髙羽史彦「(あぁ…わかってる奴にロジカルに否定されるとすっごい傷つく!)」 羂索「独りよがりなんだよねぇ」 〈お前とお笑いやっても楽しくねぇんだよ!〉 羂索「もう少しお客さんを意識してネタを作って下さい」 羂索「お疲れ様でした!」 羂索「おや…今回はしっかり手応えがあったね (術式発動条件は術師本人の自信と確信…?)」 髙羽史彦「じゃかしゃあっ!舞台に立ったこともねぇ玄人気取りの素人が!オマエにウケなくったってオマエ以外にウケたら関係ねーんだよ!」 羂索「それ、君が言っちゃうんだ」
髙羽史彦「~~~~~っ!にーらめっこしましょ!わーらうと負けよ!あっ、ぷっ、ぷ!」 羂索「あっち向いてほい!」 髙羽史彦「んだよおぉぉぉぉおっ!にらめっこって言ったじゃん!(この素人の方が俺より面白い…?よく考えたら塩顔のイケメンがロン毛で袈裟着てるだけでちょっとおもろい…デコの縫い目もなんなんだよ…足し算しすぎて逆にめちゃくちゃ面白い気がしてきた…)」 ケン〈ずっと売れ続ける奴には二種類おんねん。ずっとおもろい奴とずっと自分のことおもろいと勘違いできる奴や〉 髙羽史彦「大丈夫。俺だって面白い。俺は面白い。俺は…」
羂索「どうした?笑えよ、芸人だろ」 髙羽史彦「(笑えねぇ)」 〈お前とお笑いやっても楽しくねぇんだよ!俺達が笑ってねぇのに客が笑えるわけねぇだろ!〉 髙羽史彦「(俺…なんで芸人やってるんだっけ…)」 『御法度破りの赤!この冷めた空気でどうする芸人!?』 |