呪術廻戦36話 | 第2期12話『特級呪霊“疱瘡神”領域展開』ネタバレ | Jujutsu Kaisen

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原作(Original Story): 芥見下々(Gege Akutami) TVアニメ『呪術廻戦』 第36話ネタバレ
第36話 鈍刀
放送日	2023年10月12日
OPテーマ	SPECIALZ (歌 : King Gnu)
EDテーマ	more than words (歌 : 羊文学)
原作	第98話 - 第101話
CAST
虎杖悠仁 Itadori Yuji CV.榎木淳弥 伏黒恵 Fushiguro Megumi CV.内田雄馬 釘崎野薔薇 Kugisaki Nobara CV.瀬戸麻沙美 禪院真希 Zenin Maki CV.小松未可子 七海建人 Nanami Kento CV.津田健次郎 伊地知潔高 Ijichi Kiyotaka CV.岩田光央 冥冥 MEIMEI CV.三石琴乃 憂憂 UI UI CV.三瓶由布子 羂索 KENJAKU CV.櫻井孝宏 伏黒甚爾 Fushiguro Toji CV.子安武人 脹相 CHOSO CV.浪川大輔 重面春太 Shigemo Haruta CV.羽多野渉 蛯名仁次 Ebina Niji CV.近藤浩徳 疱瘡婆(疱瘡神) Hōsōgami CV.村井雄治

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STORY
虎杖と伏黒は、呪詛師・栗坂の術式を攻略し「術師を入れない『帳』」を解くことに成功。一方、1級でしか通らない要請を済ませるため伊地知と合流しようとする七海だったが、何者かに刺され倒れている伊地知を発見する。また、七海が伊地知を発見した少し前、真希の指示で伊地知の元に向かおうとする釘崎と新田だったが、そこに呪詛師が現れて―。
『21：44 都心メトロ渋谷駅13番出口側(帳外)』 七海建人「(己の不甲斐なさに腹が立つなどということは。今までも、そしてこれからも私の人生では有り得ない)」 七海建人「(ただひたすらに、この現実を突きつけてくる諸悪に、ただひたすらに)」 七海建人「ナメやがって」 冥冥「知ってるよね？私の術式。烏を操る。それだけだよ」 冥冥「弱いよね。だから、若い頃は必死に鍛えたよ。術式なしでも戦えるようにね。無駄じゃなかった。こうして君を圧倒しているとそう思える」 蛯名仁次「や…やめろ。俺はもうこの件から手を引く。だから助…」 憂憂「静かに。まだ姉様の話の途中です」 冥冥「自分に言い聞かせた。術師の真価は術式ではないと。でもね、限界が来たんだ」 冥冥「身体能力も呪力による肉体強化も延々と向上するわけじゃない。挫けたさ」 冥冥「挫けたからこそ再び自らの術式と向き合うことで私は1級術師として花開いたのさ」 憂憂「拍手を」 冥冥「じゃ殺すね」 冥冥「話して時間潰したかっただけだし」 蛯名仁次「すみませんでした！もう悪さはしません！だから命…命だけは！」 冥冥「憂憂、命の価値、命の重さは何に比例すると思う？」 憂憂「勿論！どれだけ姉様にとって利用価値があるかです！」 冥冥「フフ…ありがとう」 冥冥「君は？」 蛯名仁次「俺は…えーと…」 冥冥「命を狩る者がその天秤を即答できない。そんなだから負けるんだよ。因みに私にとっては用益潜在力そのものが命♡」 虎杖悠仁「あれ？今上がったのって術師を入れない帳だけだよな？猪野さんと合わせて3つ壊したはずなのに」 伏黒恵「3つで1枚の帳を降ろしてたか、2つはダミーだったんだろ。だが、これで術師は渋谷を自由に動ける。残りは五条先生を閉じこめる帳と一般人を閉じ込める帳だけ」 伏黒恵「このジジィに色々聞きたかったが起きそうにねぇし、猪野さんと合流して…」 伏黒恵「猪野さん！」 「帳上がっちゃったね。どうする婆ちゃん？どっどっどどどどどどうする？」 オガミ婆「五条悟はおらんに越したことはない。オマエは下に降りて術師を殺せ」 オガミ婆「孫？」 伏黒甚爾「誰に命令してんだよババァ」 オガミ婆「どういうことだ。儂はまだ肉体の情報しか降ろしておらん！」 伏黒甚爾「降ろす…？あぁそういう…」 オガミ婆「(そう、不測の事態を未然に防ぐため魂の情報は降ろさんと決めている！)」 伏黒甚爾「よく分かんねぇけど、俺の肉体は特別だからな。コイツの魂が俺の肉体に勝てなかったんだろ」 オガミ婆「魂が肉体に負ける！？そんな…あり得ん！」 伏黒甚爾「術師は殺せか…」 伏黒甚爾「テメェも術師だろ」 禪院真希「伊地知さんが？」 釘崎野薔薇「新田ちゃんと通話中に襲われたっぽくて…多分伏黒達と分かれた後だから今一人でヤバいかも」 禪院真希「野薔薇は明さんと伊地知さんの所へ。携帯使えねぇんだ。補助監督がいねぇと話になんねぇ」 禪院真希「(悟(バカ)が負けたことはまずないが状況がどんどんキナ臭くなってる)」 禪院真希「私はとりあえずココを片付ける」 禪院直毘人「おい酒！」 禪院真希「無視しろ」 禪院真希「行け！」 「はい！」 禪院真希「(帳の外の方がいざという時逃げ様があるよな)」 虎杖悠仁「猪野さんは？」 伏黒恵「大丈夫…じゃねぇけど…」 虎杖悠仁「ちょっと殴ってくる」 伏黒恵「虎杖！気持ちは分かるがおさえろ！俺達の最優先事項は！」 虎杖悠仁「…五条先生」 伏黒恵「帳は上がった。上の連中はもう逃げた後かもしれねぇだろ。猪野さんを連れて一度外に出るぞ」 虎杖悠仁「フーッ💨」 虎杖悠仁「猪野さんを頼む。俺は先に駅に向かう」 伏黒恵「(そうだ、それがベスト。だが今この渋谷で単独行動は…)」 伏黒恵「…分かった。でも」 虎杖悠仁「“死んだら殺す”だろ？」 虎杖悠仁「心配すんなって。メカ丸もついてるし！」 虎杖悠仁「(まぁメカ丸はずっと反応ないんだけど)」 伏黒恵「分かってるならいい。後でな」 虎杖悠仁「応」 憂憂「姉様」 冥冥「帷が上がったようだね」 冥冥「五条悟に貸しを作るなんて一体いくらになるのやら。胸が踊るね」 羂索「思っていたより早かったな」 『21：40 松濤文化村ストリート 帷外』 釘崎野薔薇「新田ちゃんストップ」 重面春太「あー！スーツの女の子だぁ。うれしいなぁ。男ばっかで飽き飽きしてたの」 釘崎野薔薇「新田ちゃん隠れてて。すぐ終わるから」 釘崎野薔薇「ブンカムラに隠れたフリをしてそのまま東急を通り抜けて。口振りから伊地知さんはアイツにやられたのかも、だとしたら急がないと」 新田新「…ッス！釘崎さんも無理はしないで」 重面春太「コソコソ話？気になるじゃん」 重面春太「あーあ、隠れちゃった」 釘崎野薔薇「自ら丸腰とかナメプかよ」 重面春太「あ、君前会ったね」 釘崎野薔薇「(呪具頼りの奴は中距離タイプが多い。攻めろ私！)」 釘崎野薔薇「どちら様ですか」 釘崎重面春太「釘飛ばすとか危ないでしょ！」 重面春太「アレェ？なんだ隠れたんじゃなかったの」 釘崎野薔薇「新田ちゃん！」 釘崎野薔薇「テメェ！」 釘崎野薔薇「(は？さっき落とした剣！？)」 釘崎野薔薇「(何で上から！)」 釘崎野薔薇「簪」 釘崎野薔薇「新田ちゃん」 重面春太「いやぁ君ホント危ないことするよね～」 重面春太「おっ顎入った？立てない？ねぇ立てない？ねぇってば」 重面春太「君さ、前にあったときより凄く強くなったでしょ。俺最初気づかなかったもん。でもさぁ、ただ強いだけで勝てる世界じゃないんだよ。特に俺の術式が絡むとね。つっても俺も俺の術式のことよく分かってないんだけど」 重面春太「さてどっちから殺そうかな」 釘崎野薔薇「テメェらは…(回れ口！) 何がしてんぇんだよ (少しでも時間を稼げ！)」 重面春太「あー、なんか五条悟封印したいんだって」 釘崎野薔薇「テメェに聞いてんだよ」 重面春太「あっ俺？サッカーが大好きで大得意の人がさ、サッカーのない世界に生まれたらどうするかな？」 重面春太「ダメだ。うまく言えないなぁ。っていうか理由ってそんなに大事？いーじゃんいーじゃん。楽しいじゃん」 重面春太「俺が楽しければそれでいいじゃん！」 新田新「ああっ！」 重面春太「君もそう思わない？」 釘崎野薔薇「やめろ！」 重面春太「やめさせてよぉ〜俺にこれ以上罪をキャっ…噛んじゃった！タンが絡んでる」 重面春太「おっと」 重面春太「フラフラじゃん」 重面春太「ハイハイ」 重面春太「いいんだっけ、黒じゃないスーツも殺して」 釘崎野薔薇「(確か伏黒と渋谷に来てた…) 七海さん…？」 重面春太「いやいや状況見てよ。何勝手に動いてんの？女の子が人質になってるでしょ！」 重面春太「あー！逃げちゃった」 七海建人「仲間の数と配置は？」 重面春太「知らない」 重面春太「(壁！？)」 重面春太「(っていうか…斬れてない)」 七海建人「仲間の…」 七海建人「数と配置は？」 重面春太「…知らな」 重面春太「(死んでた！俺の術式がなければ死んでた！に…逃げなきゃ！)」 七海建人「仲間の…数と配置は？」 重面春太「だから知ら」 釘崎野薔薇「させねぇよ！」 重面春太「空気読めよぉ！」 七海建人「ここに来るまで何人もの補助監督が殺されていました」 七海建人「アナタですね」 重面春太「ご…ごめんなさ」 釘崎野薔薇「(レベルが違う…これが1級術師！)」 冥冥「いやはや、君か」 羂索「冥さん、お久しぶりです」 冥冥「刺客を放っておいてよく言うよ、夏油君」 冥冥「(何故生きてる？去年五条君がしくじったか？そもそも五条君と夏油君がグルでこの騒ぎを…？それはないな)」 冥冥「(五条君は1人でこの国の人間全員殺せる。誰かと組む意味も小細工をする必要もない)」 冥冥「私は五条君より君を買っていたんだよ。ニヒルな笑顔もチャーミングだった。そんな君を殺さなければいけないなんて残念至極だ。本当に残念だよ」 冥冥「(恐らくこの夏油君は偽物だ)」 羂索「冥さん、私も残念です。かつての先輩を手にかけるのは」 冥冥「(呪霊操術！読みがハズれたかな？)」 羂索「特級特定疾病呪霊“疱瘡神(ほうそうがみ)”。去年手持ちの呪霊は使い果たしてしまいましたが、質は衰えていませんよ」 羂索「念のため地下5階の人間は残しておきたいんです。線路で待ってますね。ソイツを祓えたら私が相手をします」 冥冥「(領域展開！？これは少々厄介)」 疱瘡神「墓」 冥冥「(閉じ込められた) 棺桶ってとこかな？」 憂憂「姉様！」 疱瘡神「３」 疱瘡神「２」 冥冥「幾年振りかな。私の命に指が掛かるのは」 憂憂「姉っ様…！」 虎杖悠仁「(人がぜんぜんいねぇ！駅の中に大勢閉じ込められてたんじゃなかったのか！？)」 新田新「じゃあ、伊地知さんは無事なんスね！」 七海建人「出来る限りのことはしましたし、彼も元々は術師を志していましたから。でも、やはり五条さんのことはそちらに伝わっていなかったのですね」 新田新「私達はすぐに室内に入ったのでそのせいッスね」 七海建人「2人はここで救護を待って下さい。私は禪院さん達と地下5階に向かいます」 釘崎野薔薇「…私も」 七海建人「駄目です。これからの戦いは私でさえ低レベルです。足手纏い、邪魔です。ここで待機を」 脹相「虎杖悠仁！」 脹相「弟の」 脹相「仇！」
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