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SPY×FAMILY | |
原作(Original Story): 遠藤達哉(Tatsuya Endo) TVアニメ『SPY×FAMILY』 第29話ネタバレ | |
第29話 知恵の甘味 / 情報屋の恋愛大作戦Ⅱ | |
放送日 | 2023年10月28日 |
OPテーマ | クラクラ (歌 : Ado) |
EDテーマ | トドメの一撃 (歌 : Vaundy) |
原作 | 第42話、第43話 |
CAST | |
ロイド・フォージャー Loid Forger CV.江口拓也 アーニャ・フォージャー Anya Forger CV.種﨑敦美 ヨル・フォージャー Yor Forger CV.早見沙織 ボンド・フォージャー Bond Forger CV.松田健一郎 フランキー・フランクリン Franky Franklin CV.吉野裕行 ベッキー・ブラックベル Becky Blackbell CV.加藤英美里 ダミアン・デズモンド Damian Desmond CV.藤原夏海 エミール・エルマン Emile Elman CV.佐藤はな ユーイン・エッジバーグ Ewen Egeburg CV.岡村明香 ジョージ・グルーマン George Glooman CV.堀江瞬 ヘンリー・ヘンダーソン Henry Henderson CV.山路和弘 カミラ Camilla CV.庄司宇芽香 ミリー Millie CV.石見舞菜香 シャロン Sharon CV.熊谷海麗 ガーデンの店長 Shopkeeper CV.諏訪部順一 マシュー・マクマホン Matthew McMahon CV.堀内賢雄 | |
VISUAL | |
TITLE CARD | |
STORY | |
知恵の甘味 イーデン校の学食に幻のスイーツが登場!食べた者は“”になれると言われる 限定マカロンをめぐり、アーニャたちの熾烈な頭脳戦が開幕!! 情報屋の恋愛大作戦Ⅱ カフェの店員に恋をしたフランキーは、彼女のために逃げた飼い猫を探すことに。途中で出会ったヨルの協力も得て捜索を続ける中、フランキー自慢の発明品が威力を発揮する⁉ |
『知恵の甘未。それはまことしやかに囁かれるイーデン校七不思議のひとつ』 『どこからともなく学食へとやってくる謎のパティシエによって気まぐれに提供されるそのスイーツは極上の味のみならず』 『口にした者たちが多数インペリアル・スカラーとなったことから“食べればたちまち頭が良くなる” そんな風説が生まれ、一部のイーデン生たちは注文のチャンスを虎視眈々と狙っていた』 ベッキー「まあっ!アナタはもしかしてあの時の王子さま!?」 アーニャ「いやわたしはおまえのぶんしんだ」 ベッキー「いえ間違いないわ!その瞳!その髪!あぁ私の王子さまッ!すきッ!」 アーニャ「いやわたしはおまえとおなじめすのひつじだ」 ベッキー「んもうっ!ぜんぜん話が進まないじゃない!メチャクチャよ!」 アーニャ「だってこいつらおなじみため」 ベッキー「そこは設定上スルーしてよ!」 アーニャ「つぎアーニャのばん “いきわかれのふたごによるばとるもの”」 ベッキー「やーよ。バトルなんかしたらこの子たちが傷んじゃうわ」 アーニャ「がーん」 ベッキー「そういや聞いた?後期から学力別クラス分けが始まるんだって」 アーニャ「どゆこと?」 ベッキー「つまり、勉強そこそこのあたしと、勉強さっぱりのアーニャちゃんとで授業によってはクラス別々になっちゃうのよ」 アーニャ「がーん!アーニャぼっちになっちゃう…」 ベッキー「そうなのよ。だから勉強がんばらないと…中間・期末に加えて明日の小テストも判断材料になるってウワサよ。古語のテストも入ってくるんだって。あ~~ヤバい」 アーニャ「アーニャばんじきゅうす」 「たたた大変だ!出た!出た!第2食堂に出たんだよ!例のデザートが!元宮廷料理人の伝説のパティシエが作る通称“知恵の甘味”!」 「食べたものは必ずインペリアル・スカラーになれるっつー幻のスイーツだよ!今年はマカロンらしいぞ!数量限定だし他のやつに取られる前に急ぐぞ!」 アーニャ「それたべたらアーニャもてんさいに…!」 ベッキー「まあどうせマユツバでしょうけど、こういうのはゲンかつぎも大事よ!」 ベッキー「ていうか宮廷料理人のマカロン!フツーに食べたいわ!おいしそう♡」 アーニャ「まかろんてなに」 ベッキー「あっきっとあそこよ!急がないとなくなっちゃう!」 「ゲッ」 ベッキー「なによ必死こいて」 ダミアン「うっせー!てめーらこそ!」 「ピエール・ポミエの新作スイーツ残り一個だよー!早いもの勝ちだよー」 「!!」 ベッキー「(アンタたちには渡さない)」 ダミアン「(これはもはやステラをかけた戦い!)」 ダミアン「ジョージ…」
ダミアン「てめー!それはオレんだ!」 ベッキー「よこしなさいよ!あたしが食べる予定だったのよ!」 ジョージ「うわぁ強盗だあ!?ボクのなけなしの金で買ったものだぞ!渡すものか!」 ダミアン「てめーそういやペンケース返してもらってねーぞ!」 ベッキー「私だってムダに歌わされて恥かいたわ!」 アーニャ「はっぱのうらみ」 ジョージ「わ…わかったよ。これ5固あるから残り4つはキミたちにあげるよ。それでチャラにしてくれ」 ダミアン「おまえいいやつだな!」 ダミアン「残り4つ…」 『かくしてインペリアル・スカラーになるための壮絶なバトルロイヤルが幕を開けた』 ダミアン「ババぬき一本勝負だ。最下位のやつがマカロンなし」 ベッキー「OK。のぞむところよ」 アーニャ「アーニャとらんぷはじめて。るーるしらん」 ダミアン「まじかこいつ」 ベッキー「ジョーカーを引かないように同じ数字をそろえていけばいいのよ。カンタンよ」 アーニャ「うぃ」 「いざ!」 ダミアン「(おいババ回せ。こいつに押し付けて負かせてやる)」 エミール「(ラジャ)」 ダミアン「(ババぬきも知らんやつに知恵の甘味はムダすぎる))」 ダミアン「そら、おまえの番だぞ」 アーニャ「アーニャもってるの6と4と10と…」 ベッキー「言わなくていいのよアーニャちゃん」 ダミアン「(くくくアホが、ババは取りやすい位置に6は取りにくい位置にして…と) ほら引けよ」 アーニャ「6!」 ダミアン「あっ!?」 ベッキー「すごーいアーニャちゃん!」 ダミアン「待て待て!強すぎんだろ!」 ユーイン「そうだ!インチキだ!カードに印かなんかつけたんだろ!」 ベッキー「なによーイチャモンつけないでよ!」 ダミアン「(イカサマじゃなきゃこんなん心が読めるとしか思えねー!)」 アーニャ「(しまったアーニャちょーしにのった) フッ…そこまでいうならもっかいやってもいい」 ベッキー「え~~アーニャちゃん甘すぎ」 ダミアン「新品のトランプで仕切り直しだ!順番を変えるぞ!てめーもうズルすんなよ!?」 アーニャ「してない」 アーニャ「(あぶなかった。ちょーのーりょくしゃだとバレないようにわざとしっぱいしたフリとかしないと…!)」 ユーイン「(おっババが回ってきた) どうぞ」 ユーイン「(真ん中がババだ。さあ引け!)」 アーニャ「(わざとしっぱい)」 アーニャ「あ~しまった~アーニャうっかりばばさんひいてしまった~」 ユーイン「ギャハハハハだっせー!」 エミール「マヌケーどんくさー」 アーニャ「💢(いまこそひっさつの…)」 ベッキー「ダメよアーニャちゃんなぐったら」 アーニャ「フッ…ついてないぜ (あぶない。たいがくになったらみっしょんおわってた。ちちのようにくーるなうそつきにならねば)」 アーニャ「がーん!(もしかしてじなんもこころよめる!?)」 ユーイン「上がり!」 ベッキー「あたしも上がり!」 アーニャ「(やばい。アーニャのばばさんなくならない!)」 ジョージ「ダミアンくんもなかなか弱いね」 ダミアン「うっせー」 ベッキー「がんばれアーニャちゃん!」 ダミアン「いくぞ (これで勝負が決まる…いやこいつの顔を見てれば勝ったも同然!)」 アーニャ「(アーニャがんばってうそつきのかおでばばさんひかせないと!まけたらあのおかしたべられなくて、アーニャあたまわるいまま…そしたらてすともだめでベッキーとべつべつのくらすになっちゃう…!アーニャぼっちになっちゃう)」 ダミアン「(よしこっちがババじゃない方だな……ん?)」 ジョージ「じゃあこれが4人の分ね」 ベッキー「やったー!おいしそー!」 エミール「ダミアンさま、なんであそこでババ引いちゃうかなー」 ダミアン「うっせ!(ずりーんだよあいつは…)」 アーニャ「じなん、はんぶんこするか?」 ダミアン「いいいいらねーよバカ!オレはそんなもん食わなくたってインペリアル・スカラーになれんだよ!バカなやつが食えよバカ!」 ベッキー「まあ失礼ね!たべよアーニャちゃん」 ベッキー「いただきまーす」 エミール「うまーっ」 ユーイン「これでオレもステラを」 アーニャ「ほああああああああ」 アーニャ「ほああああああああ」 ヘンリー「それでは小テスト始め!」 アーニャ「ほああああああああ」 アーニャ「アーニャのがくえんせいかつおさきまっくら」 ベッキー「そ…そんなことないよ期末がんばろっ!」 ジョージ「そうさ。すでにぼっちのボクよりマシだよ」 ヨル「学校のテストって難しいんですね」 アーニャ「アーニャちょっとふてねしてくる」 ロイド「(基礎学力は多少向上はしているが…道はなかなか遠いな) ん?」 ロイド「(この古語のテスト…スペルミスで減点されまくっているが、それさえなければかなりの得点…古語の勉強はまだそんなにしていないはず)」 ロイド「(…いや…詮索しても意味ないことだ…) 」 ロイド「おーいアーニャ、夕飯はハンバーグにしてやったぞー」 アーニャ「はんばぁーぐ!」 ヨル「私もデザート作ってみましたよ!」 ボンド「ボバーっ!」 フランキー「タダじゃねーからな?」 ロイド「前に頼んだ協会メンバーの映像データは?」 フランキー「あーあれな、少し待ってくれ。そっちが得意な情報屋が一人消されちまってな」 ロイド「…!保安局か?」 フランキー「いや」 フランキー「確証はないが、ガーデンにやられたんじゃないかって噂だ」 ロイド「この国に昔から存在するとされる暗殺組織か。半分都市伝説みたいなものだろ」 フランキー「いーや、やつらは実在するね。影の政府の命令で国賊を次々と粛清しているのだ」 ロイド「まあそりゃ非公式の民兵組織くらい当然あるだろうが…」 フランキー「バカ!やつらはそんな生温いもんじゃない。兵士一人で一個中隊を殲滅できる力を持っているのだ!」 ロイド「バカ言ってないで頼んだぞ」 フランキー「待て!追加の労力と引きかえにオレの仕事を手伝え」 ロイド「仕事?」 フランキー「こいつだ」 ロイド「迷い猫?」 フランキー「オレの行きつけのカフェの店員ケイシーちゃんの飼い猫コピ。先週、行方不明になってしまってケイシーちゃんはえらく悲しんでいた。黄昏よ、ケイシーちゃんの笑顔を取り戻すため、ひいてはオレとケイシーちゃんがいい感じになるためにこの猫の捕獲を手伝ってくれ」 フランキー「オーーーーーイ!?オイ待て!手伝わないと情報やらんぞ!?オーイ!?オマケで新開発の歯ブラシ型ピストルもつけるから!」 フランキー「くそっ!なんて薄情なやつんかだ!いいさ!オレ一人の力で捕まえてやるさ!情報屋をなめるなよ!」 フランキー「久しぶりだなハウンド・ジョー。おまえの腕を見込んで頼みがある」 フランキー「もしもしテレンスか?ああ緊急事態だ」 フランキー「へいナンシー!きみ猫に詳しかったよね?22分暑のハリソンさんをお願いします」 フランキー「こんにちはジャスパーさん」 「市役所近くのリッター通りでそれらしいのを見かけたぜ」 フランキー「でかしたジョー!」 フランキー「この辺りにいるはずだが…」 ヨル「あれっ、フランキーさん?」 フランキー「ヨルさん?」 ヨル「こんにちは」 フランキー「そういや市役所勤務だったけ」 ヨル「はい。今からランチ休憩です。フランキーさんの職場もこの近くで?」 フランキー「ああいや実は…」 ヨル「迷子の猫ちゃん!?まあ大変!私もお手伝いいたします!」 フランキー「え…いや今からランチでしょ?」 ヨル「お気になさらず!オ…オット?シュジン?のご友人のピンチですもの!」フランキー「(相変わらずマジメに夫婦を演じてるのか)」 ヨル「ご…ご迷惑でなければ…ですが」 フランキー「じゃあ頼むよ」 ヨル「はい!」 ヨル「それでコピさんはどちらに?」 フランキー「この近くにいることは判明している」 フランキー「周辺の各猫集会所に猫型盗聴器C20を仕掛けた。コピちゃんの首の鈴の音に反応するセンサーを取りつけてあるのだ」 ヨル「すごいですフランキーさん!」 フランキー「フフフ任せろ」 フランキー「AポイントのC20が攻撃されている!?」 ヨル「まあ大変!」 フランキー「ああッ破壊された。くっ他のポイントも…よそ者として排除されてしまったのか…」 ヨル「猫ちゃんの世界も厳しいのですね」 フランキー「しからば向こうからやってくるよう仕向けるまで!」 ヨル「まあステキです」 フランキー「(裏の住人とは言えない)」 フランキー「うおーーーっ!?」 フランキー「まずい!集まりすぎた!」 ヨル「どれがコピさんですか!?」 フランキー「はっ!いた!グレーの!」 ヨル「えっえっどの子ですか!?」 フランキー「くっ…何としてでも捕まえてやる!」 フランキー「(だがしかしカメラに偽装した分このランチャーの射程距離は短い。確実に捉えるには2m以内に近づかねば!)」 フランキー「ぬあああああああ待てコラァ!」 ヨル「あれがコピさんですね!」 フランキー「ハァ…ハァ…くくくコピよ、おまえはオレを怒らせた。後悔してももう遅いぜ」 フランキー「このオレが10年かけて作り上げた最終兵器…驚異的な身体能力を得られる(はずの)パワードスーツ!待ってろよー電源を入れてモーターが温まるまで15分かかるからな。それまで大人しくしてろー?」 フランキー「あっ!バカそっち大通りで危ないぞ!止まれ!ごめん!もう追いかけないから!」 ヨル「つかまりました!」 ヨル「フランキーさーん!」 フランキー「あ…うん…ありがとう……10年…オレの10年…」 ヨル「よかったですねコピさん!おうちに帰れますよー」 フランキー「(いやだがしかしこれでケイシーちゃんが振り向いてくれると思えば安いもんだぜ。待っててくれマイハニー!)」 ケイシー「キャーありがとうフランキーさん!ああコピ心配したのよぉ~~~!」 マーくん「よかったなケイシ―」 ケイシー「んもう、マーくんが玄関のドア開けっぱなしにするからぁ!」 マーくん「わるかったって。今度おまえが欲しがってたおそろいのリング買ってやるから」 フランキー「ま…まあヨカッタヨうん…それじゃオレはこれで…」 ケイシー「本当にありがとうフランキーさーん!」 フランキー「フッ…お二人さんシアワセにクラシナヨ」 『男は仕事に生きることを決意した』 ヨル「(ふーっ、やっぱり人助けは気持ちがいいですね)」 カミラ「先輩なんだが嬉しそうですね」 ミリー「えーなになにダンナに何か買ってもらったとか?」 ヨル「えっいえ、ちがいます」 カミラ「充実しそうでよござんすねー」 ミリー「ほんとムカつく」 シャロン「ようやく人並になれただけでしょ」 ヨル「人並!私人並ですか!?」 カミラ「あ?」 ヨル「よかったです!(偽装できてて一安心)」 カミラ「おいシャロン、あんま図に乗らすなって」 シャロン「いや皮肉のつもりで…」 「おーい、ブライアくん…じゃなかった。フォージャーくん、電話」 ヨル「はい、私はフォージャーです」 ヨル「もしもし、お電話代わりました」 店長「こんにちは。お客さまが入りましたよ、いばら姫」 | |
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