東京リベンジャーズ40話 | 第3期3話『マイキーくんの部屋』ネタバレ | Tokyo Revengers

TOKYO REVENGERS
原作(Original Story): 和久井健(Ken Wakui) TVアニメ『東京リベンジャーズ』 第40話ネタバレ
第40話 Run out of patience
放送日	2023年10月17日
OPテーマ	ホワイトノイズ (歌 : Official髭男dism)
EDテーマ	Say My Name (歌: HEY-SMITH)
原作	第135話 - 第139話
CAST
花垣武道 Hanagaki Takemichi CV.新祐樹 佐野万次郎 マイキー MIKEY CV.林勇 龍宮寺堅 ドラケン Draken CV.福西勝也 松野千冬 Matsuno Chifuyu CV. 狩野翔 橘日向 Tchibana Hinata CV.和氣あず未 橘直人 Tachibana Naoto CV.平田真菜 佐野エマ Sano Emma CV.内山夕実 佐野真一郎 Sano Shinichiro CV.松風雅也 佐野万作 Sano Mansaku CV.斧アツシ 黒川イザナ Kurokawa Izana CV.島崎信長 斑目獅音 Madarame Shion CV.内山昂輝 武藤泰宏 ムーチョ Muto Yasuhiro CV. 小野大輔 三途春千夜 Sanzu Haruchiyo CV.岡本信彦 乾青宗 イヌピー Inui Seishu CV.榎木淳弥 九井一 ココ Kokonoi Hjime CV.花江夏樹 千堂敦 アッくん Sendo Atsushi CV. 寺島拓篤 山本タクヤ Yamamoto Takuya CV. 広瀬裕也 鈴木マコト Suzuki Makoto CV. 武内駿輔 山岸一司 Yamagishi Kazushi CV.葉山翔太

STORY
天竺や稀咲の思惑を探るため、タケミチは千冬の助言を受けて一度現代に戻ることにした。そこで柴大寿に出会ったタケミチは、今の東卍の実質的なトップが、天竺の総長だった黒川イザナだと知る。しかし、その現場にイザナの命令で乾青宗（イヌピー）、九井一（ココ）が現れて、最終的に稀咲と鶴蝶に追い込まれてしまう。ナオトと最後の握手をして、タイムリープしたタケミチは、安否を確かめるため幼いナオトを呼び出し握手しようとする。
花垣武道「(大丈夫！ナオトが死んでるワケねぇよ！)」 橘直人「こんな夜中に呼び出してどうしたんですか？」 花垣武道「(きっと握手したら現代だ)」 花垣武道「(戻れるさ！頼む！頼むよ！)」 花垣武道「頼む…ナオト…」 花垣武道「(いつもそばで支えてくれた。オマエがいたからここまでこれた！)」 花垣武道「ナオト！」 橘直人「タケミチ君…大丈夫ですか？」 花垣武道「ああ…大丈夫…急に呼び出してゴメン…もう帰っていいよ」 花垣武道「まだいたのかよ…もう帰れって…なぁ…ナオト、初めてオマエに会った時の事…覚えてる？」 花垣武道「ヒナが死んで…タイムリープして…オレと未来のナオトはあれからずっとヒナを救う為に頑張ってきた。なのに…もう未来には戻れない。トリガーだった未来のオマエが死んじまった」 花垣武道「どうすりゃいい？オマエに聞いてもしょうがねぇか。そうだ！もう一回過去を変えればいいんだ。それでナオトも助けてヒナも助けて…すげぇ…そうだ…そうだよ…」 花垣武道「で、みんな助ければ未来に戻れて…また失敗して…また失敗して…もういいや…オレ…もう死のうかな…」 橘日向「大好き」 花垣武道「…ヒナ？」 橘日向「うん」 花垣武道「え？ずっと聞いてたの？」 橘日向「ウン、なんかヒナとナオト勘違いしてるみたいだったから」 花垣武道「(やばっ！オレめっちゃ未来の事話してる！)」 橘日向「タケミチ君、本当はいくつ？」 花垣武道「えっと…26…」 橘日向「他に何も聞かないから一つだけ教えて？未来のタケミチ君は、もうヒナにプロポーズしましたか？」 花垣武道「いや……まだ…でもっオレはずっと結婚できたらなって思ってて (何言ってんだオレ！？)」 橘日向「ふーん、それってプロポーズ？」 花垣武道「うん！」 橘日向「じゃあヒナ、死んでもいいよ」 花垣武道「(ヒナ…やっぱオレ諦めねぇ…っ)」 橘日向「朝になっちゃったね。パパとママが起きる前に帰らないと！」 花垣武道「ヒナ…あのっ…今日の事だけどさ…あの、未来の話とか…」 橘日向「ヒナは何も聞かなかったよ。バイバイ」 花垣武道「(ありがとう、ヒナ…) よーし！やる事は山積みだ！」 花垣武道「(今回のタイムリープで敵はわかった。黒川イザナ！今までの未来にいなかったアイツが)」 花垣武道「(アイツの存在がマイキー君の闇堕ちを加速させたに違いねぇ)」 花垣武道「(そして、その裏には確実に稀咲がいる！黒川イザナをぶっ潰して…稀咲…)今度こそテメェを追い詰める！」 花垣武道「(稀咲がタイムリープしてようがしてまいが、今は黒川イザナだ！今一番知りたい事は、マイキー君はなんで黒川イザナをそこまで信用したのかだ。マイキー君はそもそも黒川イザナと知り合いなんじゃないか？)」 ドラケン「ようタケミっち、日曜日なのに早起きだな」 佐野エマ「おじーちゃん、マイキー起こしてきてよ」 佐野エマ「遅い！」 マイキー「ごはーん」 マイキー「じいちゃんおはよう」 佐野万作「オウ」 マイキー「エマー目玉焼きは裏っ返して潰せって言ってんじゃん」 佐野エマ「自分でやれば？」 佐野エマ「そのタオルいい加減捨てなよ！子供の頃からこねくり回して」 マイキー「ヤダ、オレの命。醬油取って」 ドラケン「着いたぞー！」 マイキー「オレの部屋で待っててケンチーン」 ドラケン「さっきタケミっちと会って一緒だけどあげちゃっていい？」 マイキー「いいよ」 ドラケン「ここがマイキーの部屋」 花垣武道「へぇ、母屋と別なんですね」 ドラケン「ここ元々は倉庫でさ、真一郎君がバイクいじってた」 ドラケン「マイキーと一日中真一郎君がバイクいじってんの眺めててさ…」 ドラケン「でも飽きなかったなぁ」 花垣武道「わぁ、マイキー君の部屋かっけぇ！なんか大人っぽすぎません？」 ドラケン「まぁほぼ真一郎君のものだから」 マイキー「オレのモノなんてベッドぐらいだよ」 花垣武道「マイキー君！」 マイキー「朝から大声出すなよ」 マイキー「なるほど、黒川イザナ」 マイキー「あの絡んできた奴か…」 ドラケン「え？会ったの？」 マイキー「うん。あいつが天竺の総長ね」 ドラケン「元黒龍八代目総長か…マイキー…黒龍…真一郎君！？…関係ねぇか」 ドラケン「そうだタケミっち、オマエには話しとく。いいか？」 マイキー「うん」 ドラケン「マイキーの兄貴、真一郎君は黒龍の創設者、初代総長なんだ」 花垣武道「あ、はい」 ドラケン「ん？驚かねぇのか？」 花垣武道「(はっ！これ未来で聞いた情報だ！) いやっ、えっとびっくりしすぎて声が…」 ドラケン「そっか。で、この事知ってんのはオレとマイキー、それと場地くらいだった。一虎が黒龍とモメて助けるって時にこの話は東卍のみんなにとって足枷になると思ったからな」 マイキー「オレは九代目黒龍とモメる前に兄貴と話をつけたんだ」 佐野真一郎「そっか…黒龍とモメるか…」 マイキー「真一郎、黒龍はもう昔みてぇにかっこよくなかったぜ」 佐野真一郎「ああ知ってる…八代目が全て変えちまった。黒龍はオレの全てだった。オマエの好きにしろ万次郎」 佐野真一郎「黒龍はオマエに継いでほしくて、オマエの為に残したチームだから」 ドラケン「黒龍を腐らせたのは八代目総長…つまりそれが黒川イザか…！」 花垣武道「(繋がっていく)」 佐野エマ「はーいっ、お茶入ったよー。おはようドラケン」 ドラケン「おう」 花垣武道「マイキー君はそもそも黒川イザナとは知り合いじゃなかったんですか？」 マイキー「知らねぇ」 佐野エマ「ウチのお兄ちゃん」 マイキー「何が？」 佐野エマ「だから、ウチのお兄ちゃんだよ、黒川イザナ」 「へ？」 佐野エマ「ちょっとー！マイキーには何度も話したよ！マイキーにとって異母兄弟なんだからね！エマの旧姓は黒川でそっちにもお兄ちゃんがいたって！」 マイキー「え？そうだっけ？」 佐野エマ「全然人の話し聞いてない」 マイキー「あー思い出した」 ドラケン「嘘つけ」 花垣武道「あのっ…エマちゃん？その…お兄さん…黒川イザナについてなんか覚えてる事ある？」 佐野エマ「さすがにないかなー、エマ3歳までしか一緒にいなかったし。あっ、でも、真兄と仲良かったみたいだよ。ちょっと待ってて」 佐野エマ「じゃーん！」 マイキー「缶？」 ドラケン「何コレ」 佐野エマ「真兄の遺品整理した時出てきたんだぁ」 花垣武道「手紙の束…黒川イザナからの！？もしかしてこれ全部？」 佐野エマ「うん…目は通してないけど、この手紙の量！そーとー仲良しでしょ！」 ドラケン「仲良し…っていうか…」 ドラケン「ちょっと怖ぇな…」 佐野エマ「どお？なんかわかった？」 ドラケン「これが多分一番最初の手紙だ」 ドラケン「拝啓、真一郎様。この前は訪ねてきてくれてありがとう。家族がいて嬉しい」 花垣武道「(真一郎君から会いに行ったんだ！)」 ドラケン「きっとどっかでイザナの存在を知ったんだろうな」 マイキー「なるほどね」 マイキー「ちょっと風にあたってくるわ」 花垣武道「どうしたんだろ？マイキー君」 ドラケン「拝啓、真一郎様。最近ずっと頭が痛い。苦しい。きっとアイツのせいだ。万次郎の話はもうしないで」 佐野エマ「家族が…欲しかったんだ…ウチには家族ができたけど…お兄ちゃんには…」 佐野エマ「あ、お茶淹れ直して来るね」 ドラケン「黒川イザナは幼くして家族に捨てられた。初めて自分を訪ねてきてくれた真一郎君が唯一の支えだったとしたら…」 ドラケン「マイキーをどう思うんだろう？」 花垣武道「(たしかに。真一郎君から黒龍を受け継いで、だけど黒龍はマイキー君の為に残したチームだと言われた時、黒川イザナは何を…)」 花垣武道「嫉妬？」 ドラケン「ああ、マイキーへの激しい嫉妬、恨み…」 ドラケン「ずっと引っ掛かっていた事がある。東卍結成時、九代目黒龍総長、斑目獅音の言ったセリフ」 斑目獅音「八代目の意志を継ぎぃ！佐野万次郎！」 斑目獅音「そして東京卍會は黒龍が潰す！」 花垣武道「八代目の意志…？え？黒龍の八代目総長は黒川イザナだ」 ドラケン「そう…九代目黒龍が一虎に粉かけてたのも、真一郎君にバレないようにマイキーを潰す為、黒川イザナの仕組んだ事だとしたら？黒川イザナの私怨だとしたら…？」 花垣武道「真一郎君のいない今、天竺を創設って自ら乗り込んできたんだ。今度こそ…マイキー君を潰す為に…」 花垣武道「血の繋がった弟を潰す為に！」 松野千冬「成程な…まさか東卍の設立にまで関わってるとはな…」 花垣武道「千冬…オマエだからこの話をした。だけど、この先はもう一人で動く」 松野千冬「え？」 花垣武道「もうオマエを巻き込めない」 松野千冬「は？何言ってんだよ今更！」 花垣武道「ナオトが死んだ。もう…本当に未来に戻れない。もう後がないんだ。今度の天竺との抗争は和解で終わる。東卍と天竺は一つになって、マイキー君がそのトップに担ぎ上げられる」 マイキー〈オレの人生は…苦しみだけだった…〉 花垣武道「黒川イザナと奴の恨みを利用した稀咲鉄太！マイキー君は二人の手に落ちるんだ。その前にこの腐った兄弟喧嘩はオレが終わらす」 花垣武道「オレが稀咲とイザナを殺す。たとえ刺し違えてでも…っ。わかってくれ。頼むよ」 松野千冬「壱番隊はどうする？」 花垣武道「オレ個人の戦いだ！」 松野千冬「じゃあ、オマエがそう説明しろ！オレが呼ばれた時点でみんなも呼んだ」 松野千冬「いいかタケミっち、これは兄弟喧嘩じゃねぇぞ！伝説のチームを創った真一郎君、その黒龍を悪に染めた黒川イザナ、そして黒龍を潰したマイキー君」 松野千冬「その流れの中で東卍は誕生して…その流れの中でオレはあの人に出会った」 松野千冬「この兄弟喧嘩はオレたち東卍にとってもど真ん中の戦いだ。壱番隊のみんなにとってもな！だから、オマエがちゃんと話してみんながどうしたいかちゃんと聞けよ！それが隊長の責任だろ！？」 「やるっきゃねぇだろ！」 山岸一司「気に入らねぇぜ黒川イザナ！」 鈴木マコト「マイキー君の敵は東卍の敵！」 山本タクヤ「そんなの常識だろ！」 千堂敦「一人でやるなんて水臭ぇ事いってんじゃねぇぞ。オマエが刺し違える覚悟ならオレはオマエに命懸けるぜ！隊長！」 山岸一司「そうだぜタケミチ！だって…史上最大の兄弟喧嘩だぜ！？不良事典として見逃せねぇだろ！？」 鈴木マコト「ってか、マイキー君の家庭複雑すぎじゃね？何がどうなってんだか…」 山本タクヤ「ハハ、馬鹿はそんな事考えねぇでいいんだよ」 松野千冬「この隊はオマエが思ってるほど弱くねぇ。だから、一人で背負い込むな」 花垣武道「ありがとう、みんな！よーし！これから壱番隊の作戦会議を始める！」 三途春千夜「壱番隊隊長いるかぁ！？」 花垣武道「(東卍の特攻服？)」 花垣武道「(けど…誰だ？)」 三途春千夜「下りてこい」 三途春千夜「来ましたよ」 花垣武道「(この人って伍番隊隊長の！)」 松野千冬「ヤベぇぞタケミっち、東卍の中でこの人だけ特別枠なんだ…」 ムーチョ「よう花垣」 松野千冬「気をつけろ！タケミっち！」 ムーチョ「花垣」 花垣武道「ちょっ、何するんスか！？」 松野千冬「やめろよムーチョ君！」 花垣武道「東卍で内輪揉めは御法度だろ！？」 ムーチョ「イザナの野郎、余計な仕事を増やしやがって」 ムーチョ「三途！」 三途春千夜「はい」 ムーチョ「コイツ乗せろ」 花垣武道「(どこだ…ここ…くそ何も見えねぇ)」 ムーチョ「起きたか花垣ぃ？」 花垣武道「今ぁ…天竺との抗争中だぞ…こんな事してる場合じゃねぇだろ…！？」 ムーチョ「横を見ろ花垣」 ムーチョ「役者は揃った」 ムーチョ「さぁ、始めようか」 花垣武道「(イヌピーとココ！？なんで二人が！？)」
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