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DEMON SLAYER |
原作(Original Story): 吾峠呼世晴(Koyoharu Gotōge) 鬼滅の刃 第131話ネタバレ |
第131話 来訪者 | |
配信日 | 2018年10月22日 |
ジャンプ | 2018年47号 |
単行本 | 第15巻 |
アニメ | 柱稽古編 第一話 鬼舞辻無惨を倒すために 柱稽古編 第二話 水柱・冨岡義勇の痛み |
登場人物 | 竈門炭治郎 嘴平伊之助 冨岡義勇 胡蝶しのぶ 栗花落カナヲ 錆兎 珠世 |
STORY | |
竈門炭治郎「(きっと義勇さんは自分が死ねば良かったと思っているんだなあ。痛いほどわかる)」
竈門炭治郎「(自分よりも生きていて欲しかった大事な人が自分よりも早く死んでしまったり、それこそ自分を守って死んだりしたら抉られるようにつらい。錆兎…狭霧山で俺に稽古をつけてくれた少年。不思議な体験だった。もう死んでしまっていたはずの彼が俺を助けてくれた。そうか錆兎は義勇さんと一緒に選別を受けたのか。生きていたら義勇さんと同じくらいの年になる人。凄いなぁ凄いなぁ。選別の時皆を助けたんだ。俺にはできなかった。自分を守るのが精一杯で。錆兎が生きていたら凄い剣士になっていただろうなあ。それもあって義勇さんは自分が死んでいたら良かったと思っているんだ。わかる。だって俺も同じこと思った)」 竈門炭治郎「(煉獄さん、命をかけて俺たちを守ってくれた。凄い人だった誰よりも優しくて強かった。見事な生き様だった最期まで。煉獄さんの代わりに俺が死んだら良かったんじゃないかと思った。煉獄さんならいつか無惨を倒せたんじゃないかって…でも…)」 嘴平伊之助〈信じると言われたら、それに応えること以外考えんじゃねぇ!〉 竈門炭治郎「(うんうんうそうだ…そうだよ…だけど義勇さんに何て言ったらいいんだろう。どんなに惨めでも恥ずかしくても生きていかなきゃならない。本人は認めてないけど柱になるまで義勇さんがどれだけ自分を叱咤して叩き上げてきたのか、どれだけ苦しい思いをしてきたことか、義勇さんのことを何も知らない俺がとやかく言えることじゃない。だけど…だけど…どうしても一つだけ聞きたいことがある)」
竈門炭治郎「ぎ…義勇さん!(あああとまってくれない) 義勇さんは…錆兎から託されたものを繋いでいかないんですか?」 冨岡義勇〈さ…錆兎…〉 錆兎〈自分が死ねば良かったなんて二度と言うなよ。もし言ったらお前とはそれまでだ。友達をやめる。翌日に祝言を挙げるはずだったお前の姉もそんなことは承知の上で鬼からお前を隠して守っているんだ。他の誰でもないお前が…お前の姉を冒涜するな。お前は絶対死ぬんじゃない。姉が命をかけて繋いでくれた命を、託された未来をお前が繋ぐんだ義勇〉 冨岡義勇「(痛い。頬を張り飛ばされた衝撃と痛みが鮮やかに蘇る。何故忘れていた?錆兎とのあのやりとり、大事なことだろう。思い出したくなかった。涙が止まらなくなるから。思い出すと悲しすぎて何もできなくなったから。蔦子姉さん、錆兎、未熟でごめん)」 冨岡義勇「炭治郎、遅れてしまったが俺も稽古に」 竈門炭治郎「義勇さんざるそば早食い勝負しませんか?」 冨岡義勇「(なんで?)」
『義勇も加わり本格的に進む柱稽古。しかしその一方では』 胡蝶しのぶ「(落ちついて大丈夫だよ。姉さん私を落ちつかせて。感情の制御ができないのは未熟者です) ふーふぅぅぅ」 栗花落カナヲ「師範、お戻りでしたか。私はこれから風柱様の稽古に行って参ります」 胡蝶しのぶ「そう」 栗花落カナヲ「師範の稽古は岩柱様の後でよろしいですか?」 胡蝶しのぶ「私は今回柱稽古には参加できません」 栗花落カナヲ「え…ど…どうして…」 胡蝶しのぶ「カナヲ、こっちへ」 栗花落カナヲ「あの…あの…私もっと師範と稽古したいです」 胡蝶しのぶ「…カナヲも随分自分の気持ちを素直に言えるようになりましたね。いい兆しです。やはり良い頃合いです。私の姉カナエを殺したその鬼の殺し方について話しておきましょう」
鎹鴉「こんばんは珠世さん。物騒ですよ。夜に窓を開け放っておくのは。でも今日は本当に月が美しい夜だ。初めまして。吾輩は産屋敷耀哉の使いの者です。いやあしかし隠れるのが御上手ですな。貴女を見つける間に産屋敷はもう動けなくなってしまった」 珠世「…どうしてここが…わかったのですか?」 鎹鴉「人間の人脈ですね。貴女が買ったこの家の元の持ち主を特定しました。それから昼間の内に愈史郎くんの視覚を把握。吾輩は訓練を受けているとはいえただの鴉。そもそもそこまで警戒されない。貴女方に危害を加えるつもりはないので安心してほしい」 珠世「では何の御用でしょうか」 鎹鴉「ふむ、不信感でいっぱいの様子、無理もない。吾輩が炭治郎のように貴女から信用を得るには難しいですねやはり…」 珠世「(どういった腹積もりなの産屋敷…何か騙そうとしている?) 愈史郎は?」 鎹鴉「愈史郎くんは心配いりませんよ。ほら走ってくる足音が聞こえる。では用件を話しましょうか。鬼殺隊にも鬼の体と薬学に精通している子がいるのですよ。禰豆子の変貌も含めて一緒に調べていただきたい。鬼舞辻無惨を倒すために協力しませんか?産屋敷邸にいらしてください」 珠世「(鬼である私を鬼殺隊の本拠地へ!?)」
『珠世の気の乱れを察知し階段を転がり降りる愈史郎。別室の掃除中だった様子』 | |
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