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SPY×FAMILY | |
原作(Original Story): 遠藤達哉(Tatsuya Endo) TVアニメ『SPY×FAMILY』 第31話ネタバレ | |
第31話 戦慄の豪華客船 | |
放送日 | 2023年11月11日 |
OPテーマ | クラクラ (歌 : Ado) |
EDテーマ | トドメの一撃 (歌 : Vaundy) |
原作 | 第46話 - 第48話 |
CAST | |
ロイド・フォージャー Loid Forger CV.江口拓也 アーニャ・フォージャー Anya Forger CV.種﨑敦美 ヨル・フォージャー Yor Forger CV.早見沙織 オルカ・グレッチャー Olka Gretcherdebut CV.遠藤綾 グラム Gram CV.大井麻利衣 ゼブ Zeb CV.寺島惇太 マシュー・マクマホン Matthew McMahon CV.堀内賢雄 カミラ Camilla CV.庄司宇芽香 ミリー Millie CV.石見舞菜香 シャロン Sharon CV.熊谷海麗 バーナビー Barnaby CV.こばたけまさふみ 聞き耳ーくん Snoops CV.興津和幸 エイマン Heymann CV.虎島貴明 ビーデス Vides CV.左座翔丸 | |
STORY VISUAL | |
STORY | |
クルーズ船に乗ったヨルは客室でオルカたちの護衛についていた。一方ヨルの上司・マシューは、オルカたちを狙う殺し屋を船内で発見。捕まえて問い質すと、大量の殺し屋たちが乗り込んでおり、それぞれが独自にオルカたちを狙っているという。その頃、ヨルが控えるオルカの部屋のドアを、何者かがノックして……。 |
ミリー「ヨル先輩ずるーい!あたしも豪華クルーズ旅行行きたかった~!」 シャロン「旅行じゃなくて接待の仕事な」 ミリー「女スタッフならあたしでもいいじゃーん!」 カミラ「なんか接待相手が赤子連れだから子持ち条件だったんだと。あとそいつと同郷だからってのもあって」 ミリー「あ~~んうらやましい~~今頃優雅にディナーってか~~!うまいもん食いやがって~~」 シャロン「仕事上がりのビールとソーセージだって最高じゃんよ」 カミラ「だな」 エイマン「ここの料理おいしいでしょう。バーリント市に本社を置く5つ星ホテルのシェフたちが作ってるんです」 ビーデス「他にもこの船の部品を作ってる企業や内装を手がける企業なんかも市が支援してるとこなんですよ!」 マシュー「まあまあ無粋な話はほどほどに」 ゼブ「いやぜひそのホテルでも食べてみたいよ。はは、おいしいです」 ゼブ「(緊張で味しねぇー)」 マシュー「落ち着きなさい。連中としてもこんな衆目の中では襲ってこないでしょう。三等客のフォージャー家もこのレストランには入ってこれません。今は接待のテイを」 ヨル「は…はい」
オルカ「結局一日何もなかったわね」 ヨル「ゆ…油断はダメです。迎えの船とのランデブーまであと30時間。私が敵さんだったらオルカさんが動き出す直前を狙います。逃げ場のない船で騒ぎを起こしたくないですから」 ヨル「情報が漏れてなくても何となくのアタリはつけられてしまうこともあります。正念場は明日になるかと…って部長さんがおっしゃってました。気を緩めず行きましょう!」 オルカ「…そうね。ごめん。安心したくて敵なんかいないって思いこみたいのかも…」 オルカ「もう私一人の問題じゃないんだ。しっかりしなきゃ…」 ヨル「はい!向こうに着いて身の安全が確保できたらたくさんお外で遊んであげてください!」 オルカ「あなたってほんと裏の人間には見えないわね」 ヨル「えっすみません。努力します」 オルカ「…もし私たちが無事に脱出できたとして、その後あなたたちはどうするの?」 ヨル「敵の脅威を確認できなければ各自待機です。事情を知らない市役所の2人には “3日目グレイ夫妻は終日水入らず過ごす” と伝えてあるので問題ありません。下船の時も部長がごまかしてくれるそうです」 オルカ「あなたは?家族とは会わないの?」 ヨル「え…いやお仕事中ですし…うーん…“空き時間ができたら連絡します” とは伝えてありますが…」 オルカ「この船3日目にリゾート島に寄港するそうじゃない。あなたたちも水入らずで楽しめるといいわね」 ヨル「いや私は別に…もごもご…」 アーニャ「たくさんあそんではらへった」 ロイド「もっとキレイに食え」 ロイド「そうだな。寂しいな」 アーニャ「ちちさみしんぼ」 ロイド「ち…違う。おまえが言うから…とっとと食べろ。部屋戻るぞ」 アーニャ「このかしゅーなつびみ」 エイマン「いやー飲みましたねグレイさま」 ビーデス「ダーツも盛り上がりましたね。グレイさまお上手でした」 マシュー「すまんちょっと忘れ物した」 マシュー「質問にイエスかノーで答えろ。おまえはレオナルド・ハプーンにに雇われた殺し屋か?」 マシュー「回答の待ち時間は2秒だ。次は足を砕く。ハプーンの刺客か?おまえの他にも刺客はいるか?全部で何人だ?」 マシュー「あっすまん。イエスノーで答えられん質問だったな。仲間の人数と居場所を言え」 「な…仲間じゃねぇ。何人乗ってるかも知らねぇ!それぞれが勝手に動いてる。早いモン勝ちだ。情報を売ってるやつもいてオレはそれを元にあんたらを尾けてた」 「8053号室のシャティ・グレイ、どうやらオレは当たりだったらしい…へへへ」 マシュー「なにっグレイさまうんこが漏れそうですと!?そいつは大変だ!」 マシュー「急いで部屋に戻りましょう!キミたちも明日に備えて休みたまえ!」 ゼブ「ぶ…部長さん!?」 マシュー「連中が複数名潜り込んでいる。偽名と部屋もバレた。計画は組織が極秘裏に進めていた。情報が漏れるはずがない。何か心当たりは?潜伏中に外部と接触したか?」 ヨル「敵さんがこの船に大勢…!」 マシュー「念の為マスクで顔を。急いで」 マシュー「あーもしもし8053室ですが、すみません実は激しい夫婦ケンカでドアを破壊してしまって…はい新しい部屋をお願いいたします」 聞き耳くん「ノックマンとの通信が途絶えた。8053号室のシャティが標的(あたり)で間違いない。乗客名簿には夫の名前もオレが聞いた女の声も含めて最小で3人だ。赤ん坊のぞいてな。部屋を変えるようだ。移動先の部屋はダミーだろう」 「せっかちくんが先走ったせいで警戒が強まったな。護衛についてるのがもしガーデンの奴だったら一筋縄じゃいかない。協力プレーといかないかみんな」 「もちろん仲間同士での争いは禁止、賞金は山分け、情報は常に共有すること」 「つーかメンドクセーな?赤子連れの女を片っぱしから殺していけば早えーだろ」 「殺人鬼と殺し屋を一緒にするな。オレたちの商売は信用で成り立ってるんだ」 「この船にはファミリーのお得意さんも多数乗船してる。金が欲しかったらムダな騒ぎはNGだ」 「そちらさんも細大漏らさず報告してくれよ?安くない額払ってるんだ」 聞き耳くん「ネタは公平に売っている。他の連中に出し抜かれないようせいぜいがんばるんだな」 ヨル「たぶん私たち尾けられてます。部屋を出てからずっと」 ゼブ「おいおいどうすんだ!?」 ヨル「移動先を悟られる前に撒きましょう」 ゼブ「だ…大丈夫だろうな…?」 ヨル「着きました!」 ヨル「(殺気!来る!)」 ヨル「(こんな人混みの中で…!?迎撃して殺したら騒ぎになる。そしたらランデブーも中止になってしまうかも…)」 ヨル「ふーっ💨セーフです」 ゼブ「あん?何が?ボタン返して?」 「(な…何だ!?何をされた!?) おいアンドレ!連中がラウンジに入ってくぞ!見失うな!」 「黒髪はおそらく護衛だ!死角から金髪を狙え」 「了解」 ヨル「あ…あら、ダンスのお誘いですか…?」 ヨル「すみません。私あまり上手に踊れませんし、それにその…」 ロイド「もう遅いから部屋に戻るぞ」 ロイド「(にしてもそこかしこに盗聴器が仕掛けられているな)」 ロイド「(これだけ支配層やセレブ連中が乗ってるんだ。それをチェックする保安局員も相当数潜り込んでいるのだろう)」 ロイド「(保安局員以外にも怪しげな連中を何人か見かけた。あまり関わり合わんよう大人しくしとこう)」 アーニャ「ほしいほしいほしいったらほしい!」 ロイド「(大人しく…)」 「買ってあげたらいいのに」 「かわいー」 ロイド「(はっ!いかん!当然この会話も連中に聞かれているはず!)」 〈普通、親なら買ってやるもんだろ。怪しいやつめ、さてはスパイか〉 〈ゲスめ!逮捕だ!〉 ロイド「(どっちだ!?普通の親は買うのか!?買わんのか!?)」 ロイド「(だってこれどう見てもいらんだろ!教育上よくなさそうな気もするし!いやしかし…選択を誤れば死の危険が…)」 アーニャ「…やっぱいらなくてだいじょぶ」 バーナビー「(騒ぎを起こすな?知ったことか!女とクソガキ合わせて40万ダルク、貴様らままごと殺し屋にくれてやるものか。この鎖鎌使いのバーナビー、狙った獲物は必ず刈りとる!)」 アーニャ「(くさりがまのばーなびー!だれ!?)」 バーナビー「(来たか)」 バーナビー「(傍受した話によれば黒髪の女が手練れの護衛。まずはこの女からだ)」 〈きゃーっ!ばとるよー!〉 ロイド〈なにごとだ!?え!?ヨルさんばとるのひとだったのか!?〉 アーニャ「(きゃーとかをきかれてもじ・えんど…!ふねにのりたいっていったのアーニャだし)」 アーニャ「(なんとかしないと…!)」 ロイド「(な…何だこの顔は!?悲しみ!?怒り!?一体どういう感情なんだ!?)」 ハンドラー〈アーニャ嬢のケアも〈梟〉のうちだ〉 ロイド「(ハンドラーは見抜いていたのだ!ゆえにこの家族旅行という名の和平工作任務をオレに課したのだ!成し遂げねば!)」 アーニャ「(ちちいつもまとはずれ)」 店員「何かお探しですか?最近ですとこのロゴ入りTシャツやパーカーなんかが人気ですよ。お父さま方にはくじら柄のネクタイ!」 「親子おそろいでキャップなんてのも!向こうの試着室もご用意してますのでぜひ!」 ロイド「いや別にそういうのは…(それどころではない。今アーニャのメンタルを…)」 アーニャ「…ちちぜんぜんわかってない」 ロイド「あ?」 アーニャ「ぼうけんとは、いつもとちかうわくわくをたのしむもの」 アーニャ「わくわくがいっぱいでついほねほねとか、ぼくとうとか、ほしくなっちゃうもの」 ロイド「(…そうだった。千の顔を持つこの黄昏ともあろう者が忘れていた。肝要なのはなりきること。楽しく愉快な父親に!)」 ロイド「お姉さん、その服試着させていただきたい。てか着て帰ります」 アーニャ「ちち、あそこのいかさんもようのずぼんもゆかいだとおもう」 ロイド「この店にある衣料品すべて試着させていただきたい」 店員「かしこまりました」 アーニャ「いいかんじのかっこうになることをきたいしている」 ロイド「任せろ」 アーニャ「(よし、これでちちをとじこめてじかんかせぎ!いまのうちにははたちをなんとかする!)」 アーニャ「はっ!?(しまったぁー!そうだった!ちちへんそうのめいじん!きがえとかいっしゅんだったのだぁー!)」 ロイド「(わからん…この服コーディネート的にはどう見ても最悪だ。いいのかこれで…わくわくを表現とは一体何だ?最適解はあるのか?くそっダメだ。もっと完璧な姿を模索せねば!)」 アーニャ「(あれ?ばとるしない?)」 | |
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