- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
SPY×FAMILY | |
原作(Original Story): 遠藤達哉(Tatsuya Endo) TVアニメ『SPY×FAMILY』 第33話ネタバレ | |
第33話 船上の交響曲(シンフォニー) / 姉のハーブティー | |
放送日 | 2023年11月25日 |
OPテーマ | クラクラ (歌 : Ado) |
EDテーマ | トドメの一撃 (歌 : Vaundy) |
原作 | 第51話 - 第53話 SHORT MISSION: 6 |
CAST | |
ロイド・フォージャー Loid Forger CV.江口拓也 アーニャ・フォージャー Anya Forger CV.種﨑敦美 ヨル・フォージャー Yor Forger CV.早見沙織 ボンド・フォージャー Bond Forger CV.松田健一郎 ユーリ・ブライア Yuri Briar CV.小野賢章 オルカ・グレッチャー Olka Gretcherdebut CV.遠藤綾 グラム Gram CV.大井麻利衣 ゼブ Zeb CV.寺島惇太 マシュー・マクマホン Matthew McMahon CV.堀内賢雄 エイマン Heymann CV.虎島貴明 ビーデス Vides CV.左座翔丸 | |
STORY VISUAL | |
STORY | |
花火大会を前に賑わうクルーズ船のデッキ。アーニャもロイドと一緒に花火を楽しんでいた。その一方で、ヨルの任務はいよいよ佳境へ。オルカたちを脱出させようとするが、殺し屋たちに囲まれてしまった!夜空に綺麗な花火が打ち上がる中、ヨルは殺し屋たちとの死闘で鮮血を飛び散らせる!! | |
ヨル「ひとまず、ゴムボートが保管されている第3貨物室まで向かいましょう。そこに部長さんがいらっしゃいます」 ヨル「第2デッキ前部の非常口からボートを降下。その後ランデブー船に回収してもらいます。可能ならば花火のイベントの最中に…」 ビーデス「余った時間どうする?」 エイマン「んー花火?」 ビーデス「ばーか、カジノに決まってんだろ。一発当てて役所勤めとはオサラバよ」 エイマン「部長に怒られるぞ」 ヨル「ゆ…油断せずに行きましょう」 ゼブ「お…おう」 「(ブルーレスNo.88にマーメイド、どちらもドメジャーな香水だが…)」 「(その2つの組み合わせプラス匂いのしない女、男1女2で赤子連れ…見つけたぞ)」 アーニャ「アーニャはなびすき」 ロイド「そうか」 「パパー!あっちも見てみたい」 アーニャ「ひといっぱいでおそらみえない」 アーニャ「ははみえるかな」 ロイド「まあ簡単には見つからんだろ」 アーニャ「(わくわくのこえいっぱいでははいてもわからなそう。しうちうしてさがさないと…)」 ヨル「(あの方たち、おそらく殺し屋さん!包囲網がこんなところにも…!) 迂回しましょう」 ヨル「(こちらにも!船首方向への通路をすべて塞がれた!?倒して進めないこともありませんが、仲間を呼ばれるかもしれないし、移動先を推測される危険も…)」 ヨル「一度甲板に出ましょう」 ゼブ「大丈夫か?」 ヨル「部長さんが船員さん用の通路のカギを拝借してきてくれました。人の通らない屋根などを伝ってこっそり動きましょう」 ヨル「人の気配無し。イベントで賑わってるので大丈夫だと思いますが、ならべく音を立てないように」 ヨル「音に紛れて今のうちに!」
ヨル「この上に!」 「黒髪が2人いるぞ。ガキを抱いてる方か?」 「そうだ。可能なら赤子ごとやれ」 「了解した」 「(躱された!?)」 ヨル「(あらまあ逃げられてしまいました)」 ヨル「おケガは?」 オルカ「大丈夫…たぶん」 ゼブ「オイオイオイオイ」 ヨル「(気配は感じなかった。全員お強い。逃げきれない!)」 「次は外さん。てめーから吹き飛ばしてやる」 マシュー「まったく、どこで道草食ってるかと思いきや」 ヨル「部長さん!」 「(仲間がいたのか!)」ヨル「お2人共走って!あの蓋の下に避難してください!」 「逃がすか!」 ゼブ「姐さん早く!」 「残念」 ヨル「(死角にも)」 ヨル「え…はい。殺しました。当然です。すみません。人に刃を向ける者は自らが向けられても文句は言えません。もちろん私も」 「マジメだね。まあいいさ。おかげで報酬の分け前が増えた」 ヨル「いまさらですが、このまま大人しく帰っていただけませんか?ムダな血を流さなく済みます」 「ナメやがって…」 「できない相談だ。前金をもらっちまってるし、船の上じゃあ帰りたくても帰れないんでな」 「そっちのジイさんはそもそも帰してくれる気なさそうだし」 ヨル「睨んじゃダメです部長さん」 マシュー「戦争をマネーゲームとして考えるような連中だ。生かしておけば必ず国に害をなす」 「頭古いぜ兵隊さん。西側を見倣えよ。金が力なんだよ。豊かになればみんなハッピーだろ?」 マシュー「商売人のわりには先見の明が足りなかったな。サメに喰われながら過ぎた火遊びを悔いるがいい」 「いーや、サメのエサはおまえたちだ」 ヨル「部長さん!」 ヨル「(さすがに握力が…)」 「終わりだ」 「あがくな。苦痛が長引くだけだぞ」 ヨル「(他の方とはレベルが違う!また足が重い…)」 マシュー〈万が一あなたが隠しきれない傷を負ったり死亡した場合、フォージャーには “急な転勤が決まった” と伝えておく〉 ヨル「(…一言もなしにいなくなったら私ってば酷い女ですね…)」 ヨル「はわわ髪型が変わっても怪しまれてしまう」 ロイド〈えっヨルさん接待中に散髪?〉 ヨル〈これはその…誘致失敗による失恋というか…〉 「小娘、死が怖いのなら貴様こそ手を引け」 ヨル「そ…そういう訳にはいきません!オルカさんたちに手を出すなら許しませんから!」 「お互い下っ端社員は辛いよな。降参してくれるなら分け前くれても構わないぜ?オレもケガするのイヤだし」 ヨル「いりません!ふざけないでください!」 「ふざけてないよ。まじめなビジネスの話だ。おまえも殺しをメシの種にする同じ穴のムジナだろう」 ヨル「い…一緒にしないでください!私は…(家族を養うために……ってあれ?)」 ヨル「(私もお金ですね。いえ今は生活費は充分ですしお国のために悪者さんを……お国のため?そんなご立派な大義持ってましたっけ?)」 ヨル「(私は一体なんのために…)」 ヨル「しまっ」 ヨル「(図書館で借りたアーニャさんの本も返却に…って何を言ってるのでしょうか…?)」 ヨル「(あ…なんかユーリの走馬灯が見えます)」 ユーリ〈やふぅーーー☆姉さんボク外務省に内定もらったよ!〉 ヨル「(ああユーリ…立派になってもう私が稼がなくても一人で生きていける)」 ユーリ〈初任給で買ったよ!〉 ヨル〈まあ♡〉 ヨル「(殺しの仕事はもう必要ない。そうね。もう終わりにしましょう。死んでしまったらクリーニング屋にも図書館にも行かれませんもの)」 ヨル「ダメです」 「こいつ…」 オルカ〈私はただ静かに暮らしたい〉 ヨル「(そうでした…なぜこの仕事を始めたのか…)」 ヨル「(続けているのか…生活に追われてすっかり忘れていました)」 ヨル「(世の中には理不尽な犠牲がたくさん落ちてる。それを踏まないようにひとつでも減らせるようにキレイにお掃除しなくちゃ…)」
ヨル「(この手が血で汚れても構わない)」 ロイド〈誰かのために何かのために過酷な仕事に耐え続けることは誇るべきことです〉 ヨル「(きっとロイドさんは認めてくれる。許してくれる)」 ヨル「(私は戦うことをやめないッ!)」 中尉「犯人は裏口へ回った!挟み撃ちにするぞユーリ!」 中尉「急に!?」 中尉「珍しいな。おまえが体調不良なんて」 ユーリ「姉さんが…姉さんが近くにいないと思うと細胞が衰弱して…」 中尉「ああ今出張に行ってるんだっけか?クルーズ船の」 ユーリ「すみません。犯人を逃して…」 中尉「いいから寝てろ。薬局行ってくる」 ユーリ「あっすみません…ついでにハーブティーもお願いできますか…?クマさん印のやつ…」 中尉「わかった」 ユーリ「(風邪をひくと小さい頃を思い出す…)」 ユーリ「落ちついて姉さん。アンセーにしてれば大丈夫だよ」 ヨル「とりあえず体を温めないと!ありったけの布を!」 ユーリ「重いッ!重いよ姉さん!」 ヨル「極東では首にネギを巻くそうですよ」 ユーリ「ギブ!姉さんギブふぇっ…」 「風邪ん時はハチミツ入りのハーブティーに限るわさ」 ヨル「ありがとうトナリーさん!裏山行ってきます!」 ヨル「ただいまユーリ!体に良いものたくさん採ってきました!」 ユーリ「うわあああ姉さーーーん!?一体どうしたの!?」 ヨル「ちょっとハチさんを怒らせてしまって…あとイノシシと格闘を…お鍋作りましょう。早速ハーブティー淹れてみますね」 ユーリ「(ダメだ…ボクが風邪をひくと姉さんが死んでしまう。頑丈で強い子にならないと!)」 ヨル「ユーリ元気になれ♪元気になーれ♪」 ユーリ「姉さん」 ヨル「ん?」 ユーリ「ボク姉さんの弟でよかったよ」 ヨル「んもうっ!死んじゃうみたいに言わないの!」 ユーリ「ははっ、大丈夫だよ」 ヨル「私もユーリがいてくれてよかった。ずっとずっと元気でいてね」 ユーリ「姉さん…(優しい姉さんのために…ボクはいつか優しい世界を…)」 ヨル「ほら、これ飲んで早く治して」 ユーリ「うん、ありがとう」 ユーリ「ゴハァーーーー!とってもあったまる飲み物だね!」 ヨル「まあ良かった」 ユーリ「体にいろんな異変が起きて風邪の症状がまったく気にならないよを!」 ヨル「まあ良かった♡」 ユーリ「はっ!」 中尉「大丈夫か?かなりうなされてたぞ」 中尉「言われたやつ買ってきたぞ」 ユーリ「ありがとうございます」 中尉「クソまずくて有名なやつじゃないかこれ」 ユーリ「それが一番効くんです。味も姉さんが作ってくれたやつに一番近くて」 ユーリ「オロロエーーーーッ!よーし犯人を捕まえに行きましょう!姉さんが帰ってくる前に世界を清らかに!」 中尉「寝てろ!」 | |
← 前の話 | 次の話 → |
SPY×FAMILY | ||
アニメエピソード | キャラクター | 主題歌 |
漫画 | 劇場版 | 記事一覧 |