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SPY×FAMILY | |
原作(Original Story): 遠藤達哉(Tatsuya Endo) TVアニメ『SPY×FAMILY』 第34話 | |
第34話 未来を繋ぐ手 | |
放送日 | 2023年12月2日 |
OPテーマ | クラクラ (歌 : Ado) |
EDテーマ | トドメの一撃 (歌 : Vaundy) |
原作 | 第54話、第55話 |
CAST | |
ロイド・フォージャー Loid Forger CV.江口拓也 アーニャ・フォージャー Anya Forger CV.種﨑敦美 ヨル・フォージャー Yor Forger CV.早見沙織 グラム Gram CV.大井麻利衣 ゼブ Zeb CV.寺島惇太 マシュー・マクマホン Matthew McMahon CV.堀内賢雄 聞き耳ーくん Snoops CV.興津和幸 |
STORY VISUAL | |
TITLE CARD | |
STORY | |
ロイドは保安局員たちの動きから、船内に爆弾が仕掛けられていることを知る。急いでアーニャを託児所に預け、元軍人に変装して爆弾処理へ。そしてアーニャもまた、ヨルを助けようと託児所を抜け出していた。駆け付けた通路でヨルが落とした武器を見つけたアーニャは、武器を甲板へと放ち――! | |
アーニャ「はなびきれいだった!」 ロイド「よかったな。だがすまん。ヨルさんは見つけられなかった。さすがに船が広すぎる」 アーニャ「(はぁあああははのことすっかりわすれてたぁー!はやくさがさないと!)」 ロイド「(むっ?保安局員の動きが何やら慌ただしいな。何事だ…?)」 ロイド「(…で至急人員を……室に仕かけられ…ば…)」 ロイド「(船底に爆弾…!?)」 アーニャ「(なんだって!?)」 ロイド「(誰が?何の目的で?どうする…情報を集めるか?いや、保安局員が何とかするはずだ。首を突っこめばリスクを伴う。しかし万が一もある。よりでかいリスクを考えると背に腹は代えられん。だがアーニャを置いてはいけん。どうする?)」 アーニャ「ちちアーニャまだあそびたりないー!」 ロイド「おい…(こんな時に…)」 アーニャ「アーニャあそこであそんでるからちちはへやにかえってろ!」 「かしこまりました」 アーニャ「アーニャぼーるあそびーしてるー」 「そうだねーすごいねー」
「どうだ解除できそうか?」 「黙ってろ。集中してる」 「頼むぞ。この船にはお偉いさんが」 「黙ってろって!」 ロイド「この辺りに爆弾があると聞いたが…」 「あ…こちらです」 ロイド「失礼。自分は元海兵隊で爆弾処理の任に就いていた者です。よろしければお手伝いを」 「おおっ」 ロイド「この爆弾ここから動かすことは?」 「不可能だ。トラップが仕掛けてある」 ロイド「時限式のB-CP62型か…(西の過激派が好んで使うタイプだ。犯人は東の要人か、この船自体を狙って…?いや情報部からそんな連中の存在は聞いてない。西の仕業に見せかけた偽装の可能性も…)」 「おいどうした?何とかなりそうか?」 ロイド「問題ありません」 アーニャ「(ばくだんはちちにまかせてアーニャはははを…)」 聞き耳くん「(名に聞く殺し屋連中を皆殺しとは恐ろしい女だ)」 アーニャ「(わるもののこえ!?)」 聞き耳くん「(潮時だな。金は充分稼がせてもらった。ハイエナが寄ってくる前にとっとと撤退だ。おまえらは残りの時間せいぜいそこでじゃれ合ってろ)」 アーニャ「(ふねのまえのほう…!?)」 聞き耳くん「(この船はもうす…海原に沈む…)」 アーニャ「(わるものみうしなった。まあいいや。いまはははのとこに)」 アーニャ「(まえのほうのやね!まえのほうのやね!)」 アーニャ「(あれは…ははのさすやつ!)」 ヨル「(足ない…!)」 アーニャ「とどけー!希望を届ける光の矢 (ライジングホープ)!」 「おい音立てんなって!」 「オレじゃねーよ。何だ今の音」 「あの化け物女に気づかれたら終わりだぞ」 「わかってる!カタナ男に手こずってる今しかねぇ」 「この隙に標的を…!」 ゼブ「一生このままじゃないよね…?」 「殺したらすぐに離脱する!いくぞ!」 「解除成功だ!」 ロイド「ふぅーーーっ」 「でかしたぞ!」 ロイド「いえ (爆弾よりも保安局員に囲まれてることの方が緊張する)」 「どうした?」 聞き耳くん「ああさらばプリンセス・ローレライ…」 聞き耳くん「沈みゆくその断末魔を存分に聴かせてくれ」 「爆弾はまだ複数ある!?」 ロイド「こいつの狙いがもし船を沈めることだとしたら、この場所にこの火薬の量では少なすぎます」 「念のため乗客の避難を」 「騒ぎを起こすわけにはいかん」 ロイド「(…保安局のメンツか)」 「口外したら分かってるなおまえ?」 「手の空いてる者は全員船内のチェックに当たらせろ。クルーもだ。お偉方には絶対悟られるなよ」 アーニャ「(いそいでもどらないときっずるーむのおねいさんにおこられる)」 「(クソ…いてぇ…弾丸を取り出さねぇと…正攻法はダメだ。一度体勢を…)」 「(必ず殺してやる)」 アーニャ「(わるもの!?)」 「ん?何だガキ?」 「(このニオイは…爆薬!?)」 アーニャ「(とけいのなかにばくだん!?ちちがさがしてるやつのほかにもいっぱいある!?)」 「(まさかあの野郎が…!)」 アーニャ「(たいへん!ちちにしらせないと!でもこんどはちちのばしょわからない。ていうかいろいろばれちゃうからちちにはいえない)」 「(大変だ。船内に爆弾だなんて…!下層デッキを重点的に探せって言われても一体どこを…)」 アーニャ「ごめんください」 「ヒッ!?え…ああ何だい、お嬢ちゃん」 アーニャ「さっきしらないおじいさんがあそこのとけいに…は…はなくそくっつけてあそんでました。ばっちいのでそうじしてください」 「鼻クソ?ごめんねお嬢ちゃん。ボク今忙しいから…」 アーニャ「がーん」
「よう聞き耳くん、一人でどこへお出かけだ?」 聞き耳くん「フン…生きてたか」 「爆弾はてめーの仕業だな?オレたちまで吹き飛ばすつもりだったのか?」 聞き耳くん「敗残兵が吠えるな。標的とガーデンを海の藻屑にするチャンスじゃないか」 「乗客の中には依頼主の客もいると言ったはずだぞ」 聞き耳くん「たいした連中じゃないだろう。安心しろ。爆弾は西側の物を偽装してある。上手く転がれば開戦のきっかけになって武器はバカ売れ依頼主も喜ぶさ」 「まあいい。ボートを出せ。仕切り直しだ」 聞き耳くん「誰が乗せると言った?この船は一人分の水と食糧しか積んでないんでね」 「だったらそりゃオレの分だな」「第3貨物室とバラストタンク上部、あとボイラー室でも爆弾が見つかったそうです!」 ロイド「ええ、その構造なら恐らく同一人物による物かと…お伝えしたトラップの癖に注意しながら願いします」 ロイド「よし次へ」 「え!?上層…第8デッキにも!?」 「点検中です」 「ちょっと!?」 ロイド「このまま海へ投げ捨てます!」 聞き耳くん「冥土の土産におまえにも聞かせてやるよ」 聞き耳くん「もうじき第2の花火大会が始まる。悲鳴と怒号に彩られたシンフォニーを船内各所の盗聴器で堪能できるぞ」 「また花火?」 ロイド「騒ぎにならぬようアナウンスでごまかしてもらってください」 「うぅ…了解しました」 アーニャ「(やった!ばくはつそしした!アーニャのおかげ)」 「見つけた!勝手に抜け出して!」 アーニャ「おねいさん!あばば…えっと…う…うんこがもれそうだったから…」 「それならそうと言いなさい!戻るわよ!」 アーニャ「あああまだ残りの爆弾がー!」 「何?まだ出しきってなかったの?ホラじゃあトイレ行くよ!」 ロイド「上層含め全区画徹底的に捜索を。船内にまだテロリストが残っている可能性もあります。保安局の方には24時間体勢での警備をお願いしてください」 「は…はい」 ヨル「先ほど微かに爆発音が…」 マシュー「まだ残党がいないとも限らん。十二分に警戒を」 マシュー「よし準備は整った。少し早いがボートを降下させよう」 マシュー「客船が遠ざかるまではこの布で覆っていてください」 ゼブ「わかった」 ヨル「向こうでもお元気で」 オルカ「本当にありがとう」 ヨル「とってもあったかいです」 オルカ「あなたにとっては望めぬことかもしれない。よけいなおせわかもしれない。それでも、あなたとあなたの家族に穏やかな日々が訪れることを祈ってる」 マシュー「問題はなさそうだ。あとは回収の船から連絡を待つとしよう。夜が明けまで警戒を緩めず」 マシュー「一丁前に感情に浸るのはおやめなさい。我々は単なる一兵卒に過ぎぬことを忘れてはいけない」 ヨル「す…すみません」 マシュー「そう言えば伝言があったのを忘れました。フォージャーが明日停泊する島での待ち合わせを要望しているそうです」 マシュー「それと胸の傷も極力見せぬように」
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