名探偵コナン | 第1079話『高木と伊達と手帳の約束①』ネタバレ | Detective Conan

Detective Conan
原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama)
名探偵コナン 漫画 1079話 高木と伊達と手帳の約束 Detective Conan Chapter 1079
名探偵コナン 第1079話ネタバレ
第1079話 手帳に遺されたもの
名探偵コナン 漫画 1079話 高木と伊達と手帳の約束 Detective Conan Chapter 1079
サンデー2021年46号
配信日2021年10月13日
アニメ第1109話 高木と伊達と手帳の約束(前編)
第1110話 高木と伊達と手帳の約束(後編)
登場人物コナン
安室透
伊達航
高木刑事
佐藤刑事
榎本梓
吉田歩美
灰原哀
円谷光彦
小嶋元太
場所喫茶ポアロ
STORY
高木刑事「待て!」
名探偵コナン 漫画 1079話 高木と伊達と手帳の約束 Detective Conan Chapter 1079
「どけ」
佐藤刑事「連続強盗犯確保っと」
名探偵コナン 漫画 1079話 高木と伊達と手帳の約束 Detective Conan Chapter 1079
高木刑事「挟み撃ちうまく行きましたね。確保した時間は午前11時4分」
佐藤刑事「んじゃ被疑者を署まで連行ヨロシク。私と高木君はお昼食べた後RX-7で署に向かうから」
刑事「了解です」
佐藤刑事「さっきの時間ちゃんとメモっといてね。お昼でお腹膨れたら忘れちゃいそう」
高木刑事「あーはいはい。えーっと午前11時4…(ん?これ…伊達さんの字…日曜高木と?これって確か…)」
伊達航〈今度の日曜、俺に付き合え。お前を男にしてやるからよ〉
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伊達航〈くそっ、徹夜で張り込んだ結果がコレかよ〉
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伊達航〈ん?大丈夫。俺に任せろ〉
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伊達航〈そうだ、お前にいい物見せてやろう〉
高木刑事〈何っスか?〉
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佐藤刑事「高木君…高木君?高木…渉!」
高木刑事「あ、はい!」
佐藤刑事「どうしたのよ。ボーッとしちゃって」
高木刑事「いえ…伊達さんのメモ見てたら昔の事を思い出しちゃって」
佐藤刑事「まーだ使ってるのね、伊達さんの手帳…で?そのメモって?」
高木刑事「ホラこの“日曜高木と”ってヤツ」
佐藤刑事「っていうかそのメモよりもその下に書き込んである数字や記号の羅列の方が気になるんだけど…「*」から始まって「#」で終わる暗号?伊達さんに何か聞いてない?」
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高木刑事「いえ、誘われたのは覚えてますけど」
コナン「ねぇ見せて。ボクわかるかも」
高木刑事「でもさすがにコレはコナン君でも…」
コナン「なんかコレ曜日と時間とお店の住所とかが書いてあるみたいだよ」
高木刑事「読めるのかい!?」
コナン「うん、コレって公衆電話や固定電話から携帯やスマホにメッセージが送れるヤツだから」
佐藤刑事「ねぇ、伊達さんに日曜に誘われた時、他に何か言われなかった?」
高木刑事「ああ言ってましたよ。日曜日に伊達さんに付き合ったら僕を男にしてくれると」
佐藤刑事「まさかいかがわしいお店に2人で行ったんじゃないでしょうね?」
コナン「いかがわしい店じゃないよ。だってこの店」
佐藤刑事「ポアロ!?伊達さんの手帳に書いてあった店って本当にここ?」
コナン「そだよ」
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佐藤刑事「それで?この手帳の数字がどうやってこの店になるの?」
コナン「まず公衆電話や固定電話からある電話会社のSMSセンターに電話すると、音声ガイダンスが流れるから、それに従って送り先の電話番号を入れてメッセージの頭に「*2*2」を入れ、この表の通りに2つの数字で1つの文字を作りながらメッセージを打ち込み、最後に「#」を2つ付ければおしまい」
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コナン「梓姉ちゃん、今のやり方で手帳の数字をお店の電話からボクのスマホに送ってくれる?」
榎本梓「いいわよ……送ったよ」
コナン「ホラ、メッセージが届いたでしょ?」
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佐藤刑事「ホントだ」
高木刑事「日曜昼12時米花町5の6…ポアロ窓際赤い蝶ネクタイ付けて待て」
コナン「ポケベルが使われてた頃のサービスがまだ残ってるみたい」
高木刑事「でもこのメッセージと男にしてやるって言葉がどうつながるんだ?」
安室透「もしかしたら、“手柄を挙げさせて一端の刑事にしてやる”って意味だったかもしれませんね。そのメッセージの内容からして…何やらここで怪しげな取り引きが行われようとしているようですので…まぁ僕はその伊達という刑事さんの事を知らないのでただの想像ですけどね」
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佐藤刑事「店員さんの言う通りここに高木君と来て怪しい取り引きをしてる人達を捕まえて高木君に手柄を挙げさせようとしたって線が濃厚ね」
高木刑事「ええ、まぁ言われたのは1年ぐらい前だし伊達さんも亡くなってるから今となっては確かめようがありませんけどね」
灰原哀「けどどうした窓際で赤い蝶ネクタイだったのかしら」
コナン「窓際なら店に入らなくても外から取り引き相手が来てるかどうか確認できるからだよ。目立つ格好をさせてるし」
灰原哀「来てるのを確認したらどうするの?」
コナン「オレならこのテーブルの下とかに…ん?テープ」
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コナン「ねぇ梓姉ちゃん、この席に座ってたお客さんでテーブルの下からテープが付いた何かを取り出してた人いなかった?あと“どうしてもこの席に座りたいから譲ってくれ”って言ってたお客さんとか。まぁ1年ぐらい前のお昼12時頃の話だから覚えてなくても仕方ないけど」
榎本梓「そんなお客さんはいなかったけど、テープがくっついたゲーム機ならその窓際の席の床に落ちてたから保管してるけど」
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コナン「落ちてたの?」
榎本梓「うん、取って来るね」
佐藤刑事「でも変ねぇ。暗号の送り主は取り引き相手の姿を確認した後、ゲーム機の何かの機能で交信したんだろうけど」
高木刑事「交信に使ったそのゲーム機を置き忘れるなんて」
コナン「たとえ交信した内容を消去したとしても置き忘れるのは考えにくいよね。どこかに捨てるならわかるけど」
小嶋元太「おーそれってゲームマン7じゃんか」
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コナン「(さすがにバッテリーは切れてるか)」
榎本梓「拾った時は何かのゲームがスリープ状態だったんだけどね」
高木刑事「じゃあこの窓から店内を覗いてた怪しい人とかは覚えてませんか?」
榎本梓「怪しい人なんかいたかなぁ?にぎにぎボウヤならよく知ってるんですけど」
コナン「にぎにぎボウヤって?」
榎本梓「日曜のお昼に店の前に車が5分くらい停まって、そうしたら後部座席の男の子がこう親指を折った後、その親指を残りの4本で包んで広げてそれを何度も繰り返す様子が可愛くって」
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コナン「その男の子、外国人じゃなかった?」
榎本梓「ええ、金髪だったから多分」
コナン「それはSIGNAL FOR HELP。カナダ発祥の“助けて”っていうサインだよ。多分その子の身柄が取り引きに関係してたんだろうけど1年前じゃどうする事も」
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榎本梓「1年前じゃなくてつい先週の事なんだけど」
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