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ONE PIECE | |
原作(Original Story): 尾田栄一郎(Oda Eiichiro) ONE PIECE 第1102話ネタバレ | |
第1102話 くまの人生 | |
配信日 | 2023年12月25日 |
ジャンプ | 2024年4・5合併号 |
単行本 | 第109巻 |
登場人物 | バーソロミュー・くま 麦わらの一味 ベガパンク ジュエリー・ボニー サターン聖 ドラゴン サボ エース ギョギョ |
STORY | |
ギョギョ「ボニー、間違いねェ。この島にくまちーが」 ボニー「ボニーじゃねェ。せ・ん・ち・ょ・お」 ギョギョ「わかったわかった船長。だが島にゃ海軍も一緒に」 ボニー「ヤロー共ォ!じょうりくだァ」 海兵「ボニー海賊団だ。海軍全隊に拿捕命令が出てる。奴らの通った後にゃ傷ついた老人や子供が転がってるらしい」 海兵「人間のクズじゃねェか」 くま「(会うわけにはいかないんだボニー。わかってくれ。しかしよりによって海賊になるとは…私を追って来るな)」
ボニー「何でいねェんだよ💢」 「もー海賊になっちまったんだから、ゆっくり捜そう船長」 ボニー「ねー、そんじゃあたしニカも捜したい。お父さんに会えた時、ニカあの島にいたよって教えたら喜ぶだろうなー」 『一方、イーストブルーにて魚人海賊団アーロン一味を撃破し海賊麦わらのルフィが頭角を現す』 サボ「ローグタウン?何しに行くんです?」 ドラゴン「いやァ、あの辺りは誰のナワバリだ?」 サボ「スモーカー大佐です」 エース「ジンベエ、これ誰の弟だと思う?」 ジンベエ「アーロン一味を倒した!?この小僧が!?」 エース「答え、おれの弟」 くま「どういう縁かなドラゴン。我が子が海賊になるなんて…」
ボニー「海賊らしくあるための鉄の掟。欲しい物はうばいとれ (悪者から) 人助けはするな (なるべく)」 ギョギョ「そうそう口紅はたしかそんな感じで塗るんだ」 ボニー「よし大人。ほっぺは何もないとお父さんがあたしって気づかねーかもしれねェ。あとは有名になるんだ。そしたら必ず気づいてくれる」
『新世界 エッグヘッド』 くま「気味が悪いな」 ベガパンク「じゃろうの。お前の改造と共に順調じゃ。それより聞いたか?世界政府に宣戦布告した小僧の話」 ベガパンク「え!?ドラゴンの息子!?」 くま「何の因果かゴムの能力で政府に歯向かう男。まるでおれの憧れニカの様だ」 ベガパンク「ペペぺ確かに」 『グランドライン スリラーバーク』 くま「政府の特命はお前達の完全抹殺だが麦わらのルフィの首一つおれに差し出せ。政府も文句は言うまい」 麦わらの一味「断る」 くま「残念だ。ウルススショック」 ゾロ「ルフィは海賊王になる男だ」 くま「身代わりになるというなら、お前がこの苦痛を受けろ (これはおれでも気を失うかもな) いい仲間を持ってる。さすがはあんたの息子だなドラゴン」 『シャボンディ諸島付近』 🐌「王下七武海強制召集だ。断れば称号剝奪」 🐌くま「大げさな…何事だ?」 🐌「新世界旗手ポートガス・D・エースの公開処刑が確定した。これはつまり白ひげ海賊団との戦争を意味する」 🐌くま「(あの白ひげと戦争!?)当日までには必ず行く」
『シャボンディ諸島』 ボニー「ピザおかわり」 くま「(これが見納めか…すっかり逞しい海賊にボニー…)」 「海賊が天竜人を手にかけたァ。海軍本部から軍艦が来るぞ」 くま「(ヒューマンショップ…誰が!?天竜人に何をした!?それは世界のタブーだ。ここは海軍本部に近い。自殺行為だ)」 くま「(また麦わらの一味。まさか魚人族をかばって!?おい麦わらのルフィ、これはおそらく何百年もの間誰一人やれなかった大逆事件だぞ。ドラゴン、イワちゃん何も言わず消えてゆくおれを許してくれ。おれがこの世を生きた証はひっそりと残していく。ボニー、そしてこの少年の未来の中に)」 ルフィ「仲間一人救えない」 くま「(そんな事はない。ただこれが新世界のレベルだ。お前達にまだ早い。まだ来るな。お前はいつか世界を救う男だ)」
『新世界 エッグヘッド』 🐌ベガパンク「自爆スイッチを!?どこまでくまを恐れとるんじゃ」 🐌サターン聖「恐ろしい人間兵器に変貌させてのはお前だろう」 🐌ベガパンク「威権順位はあんたらがトップじゃ」 🐌サターン聖「だが命令圏内にいない時奴が暴走したら誰がどう止める。口答えするな。雇われのしがない科学者」 🐌ベガパンク「ではそれをつける代わりに少しだけ自我を残させてくれ。二重人格の様に意識を切り換える脳の回路を発明した。これを試させてくれれば」 🐌サターン聖「私は命令したのだベガパンク。自我を残す事は絶対に許さん。私も科学者。ウソはつけんぞ」 🐌ベガパンク「しかしそれではくまは、ボニーは二度と会えずに」 くま「気持ちは受け取ったよベガパンク」 ベガパンク「え!?聞こえるはずは…」 くま「おれの聴覚を超人的にしたのは誰だ?」
ベガパンク「さて、お前の自我を消す日だくま。2年の付き合いだったが楽しかったのう」 くま「ふふ…そうだな」 ベガパンク「最初の任務は白ひげ海賊団との戦いになりそうじゃな。クローン兵の大量生産を要請されとる」 くま「それを終えた後、プログラムして欲しい任務がある」 ベガパンク「麦わらの一味の船を守る!?」 くま「クルーが一人帰って来るまで彼らの家を死守したい。おれはもう彼らの成長を見る事はできないが」 ベガパンク「何を夢見とる、あの小僧に」 くま「彼らの取る行動に心が震えたんだ。ニカはただの伝説だ。でもおれはボニーに教えた。解放のリズムに乗って人々を笑顔にする戦士がいると。もしこの海を大きく変えるヒーローが現れるとしたら、おれは彼だと思う」 ベガパンク「革命軍が海賊に賭けたか。ずいぶんなダークホースを選んだなぺぺぺ。その矛盾こそ人間の証である。さァ科学の研究素材を提供せよ約束じゃからのう」 ベガパンク「コレを出せばお前の中から記憶が消えるのか?」 くま「ないな。コピーの様なものだ。しかし触れれば消える」 ベガパンク「大丈夫じゃ。触れずに覗き見るシステムを作った。そこに置いてくれ。さァ淡々といくぞ。事務作業じゃ。私は科学者」 くま「これがおれの人生か。どれだけの人に迷惑をかけたろう」 ベガパンク「迷惑、生きるとは確かにそうじゃ」 ベガパンク「お前の愛した人間の数だけお前の死は迷惑である。ええかくま、お前こそヒーローじゃ。ボニーの、みんなの」 くま「ありがとう。なァ、ベガパンク」 ベガパンク「ああ、わかったわい」
くま「ボニーを救ってくれてありがとう。ボニーに会ったらこう伝えてくれないか」 くま「“10歳の誕生日おめでとう”」 |