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Jujutsu Kaisen | |
原作(Original Story): 芥見下々(Gege Akutami) TVアニメ『呪術廻戦』 第47話 | |
第47話 渋谷事変 閉門 | |
放送日 | 2023年12月28日 |
OPテーマ | SPECIALZ (歌 : King Gnu) |
EDテーマ | more than words (歌 : 羊文学) |
原作 | 第136話 渋谷事変(53) 第137話 堅白 第138話 禪院家 第139話 狩人 |
CAST | |
虎杖悠仁 Itadori Yuji CV.榎木淳弥 羂索 KENJAKU CV.櫻井孝宏 裏梅 URAUME CV.斎賀みつき 脹相 CHOSO CV.浪川大輔 九十九由基 Tsukumo Yuki CV.日髙のり子 日下部篤也 Kusakabe Atsuya CV.三木眞一郎 パンダ PANDA CV.関智一 庵歌姫 Iori Utahime CV.日笠陽子 加茂憲紀 Kamo Noritoshi CV.日野聡 西宮桃 Nishimiya Momo CV.釘宮理恵 禪院真依 Zenin Mai CV.井上麻里奈 三輪霞 Miwa Kasumi CV.赤﨑千夏 乙骨憂太 Okkotsu Yuta CV.緒方恵美 |
TITLE CARD | |
COMMENT | |
SEASON 3 | |
死滅回游編 | |
STORY | |
渋谷事変の最終局面に呪術師が集うなかで、脹相は夏油の亡骸に寄生する“黒幕”の正体に気付く。そして、絶体絶命の危機に現れた特級術師・九十九由基。九十九と“黒幕”がそれぞれ語る人類の未来(ネクストステージ)。事変の終焉が招く破滅と混乱、世界は急変する―。 | |
九十九由基「(さて、ラルゥが動く時間を稼がないとね)」 九十九由基「人類の未来(ネクストステージ)、それは呪力からの脱却だよ」 羂索「違う、呪力の最適化だ」 虎杖悠仁「…いや…俺にはどちらもサッパリ」 羂索「脱却(その)プランは12年前、禪院甚爾が死んだ時点で捨てたと思っていたよ」 九十九由基「夏油君に話しかけたんだけどね…」 九十九由基「まぁいいか」 九十九由基「初心に還ったのさ、それに“最適化(そっちの)”プランには大きな穴がある」 九十九由基「海外では日本に比べて呪術師や呪霊の発生が極端に少ない」 九十九由基「最適化プランには天元の結界が必要不可欠なはずだ」 九十九由基「天元を利用するということは呪力が最適化され、術師と成るのはこの国の人間限定」 九十九由基「生身の人間がエネルギー源なんだ。どんな不幸が生まれるかは想像に易いだろう」 九十九由基「それは私が描く理想とはかけ離れた世界だ」 羂索「ハッハッ、それが何だ。そもそも目的が違うんだ」 羂索「私は呪霊のいない世界も牧歌的な平和も望んじゃいない」 羂索「非術師、術師、呪霊、これらはすべて可能性なんだ」 九十九由基「天元の結界…じゃない…これは…術式の遠隔発動!?」 羂索「礼を言うよ、虎杖悠仁」 羂索「呪霊操術で取り込んだ呪霊の術式の精度は、取り込んだ時点でその成長を止める。君との戦いで真人は成長した」 羂索「本当は漏瑚も欲しかったけど、まぁ仕方ないね」 九十九由基「何をした」 羂索「マーキング済の2種類の非術師に遠隔で無為転変を施した」 羂索「虎杖悠仁のように呪物を取り込ませた者」 羂索「彼らにはこれから、呪力への理解を深めるため殺し合いをしてもらう。私が厳選した子や呪物達だ。千人の虎杖悠仁が悪意を持って放たれたとでも思ってくれ」 九十九由基「千人か…控え目だな。それに人間の理性をナメすぎだ。力を与えただけで人々が殺し合いを始めるとでも?」 羂索「物事には順序があるのさ。その程度の仕込みを私が怠るわけないだろう。質問が軽くなってきているよ」 九十九由基「ムカつくからみんなでアイツボコろう」 加茂憲紀「ああ、私は体温を調節できる。問題ない」
日下部篤也「俺は…もういいや」 羂索「まだ話の途中だよ。私が配った呪物は千年前から私がコツコツ契約した術師達の成れの果てだ。だが、私と契約を交わしたのは術師だけじゃない」 羂索「まぁ、そっちの契約はこの肉体を手にした時に破棄したけどね」 「官房長官を含めた総理代理全員が安否不明です」 「政治的空白…!文字通りの空白だぞ!」 「各地のラブホテル、キャンプ地、廃村まで最低限のインフラでいい。使えるものは全て使ってください」 「都内全域を避難命令区域に設定するんですか!?」 「その後、立ち入り禁止区域とする。まさに人外魔境さ」 「円安止まんねぇ~」 「輸出する分にはいいんだっけ?」 「経団連はブチギレ?」 「みんな死んだらロビイングもクソもないでしょ」 「呪霊の存在を公表する!?マジで言ってんの?」 「呪霊はあくまで東京のみに発生するものとして公表するそうだ」 「一般人の呪力の漏出を東京へ促し、呪霊の発生を東京に限定するというわけですか」 「だから関空ができた時、伊丹を移転候補地として推してたんだ俺は!」 「逆によかったんじゃん?これ霞が関が元気だったらできなかった判断でしょ」 「明治に張り直した皇居を中心とした結界と、幕末に東京遷都候補地だった薨星宮直上を中心とした結界、これらを無理やり県境まで拡張する」 乙骨憂太「ごめんね」
九十九由基「すまない。あの時迷った。ここまで事態が進んでしまったのであれば、一度泳がせて様子を見るべきなのではと」 九十九由基「気づいたかな…私は君たちの味方というわけではないんだ。ただ、世界から呪霊をなくしたいだけのしがない美女さ」 九十九由基「お詫びと言ってはなんだが、あの場にいた子達は私と私の仲間が責任を持って送り届けるよ」 | |
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