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SPY×FAMILY | |
原作(Original Story): 遠藤達哉(Tatsuya Endo) TVアニメ『SPY×FAMILY』 第35話 | |
第35話 リゾートを満喫せよ / 休暇自慢 | |
放送日 | 2023年12月9日 |
OPテーマ | クラクラ (歌 : Ado) |
EDテーマ | トドメの一撃 (歌 : Vaundy) |
原作 | 第56話、第57話 |
CAST | |
ロイド・フォージャー Loid Forger CV.江口拓也 アーニャ・フォージャー Anya Forger CV.種﨑敦美 ヨル・フォージャー Yor Forger CV.早見沙織 ユーリ・ブライア Yuri Briar CV.小野賢章 ベッキー・ブラックベル Becky Blackbell CV.加藤英美里 ダミアン・デズモンド Damian Desmond CV.藤原夏海 エミール・エルマン Emile Elman CV.佐藤はな ユーイン・エッジバーグ Ewen Egeburg CV.岡村明香 ジョージ・グルーマン George Glooman CV.堀江瞬 |
STORY VISUAL | |
TITLE CARD | |
STORY | |
殺し屋の襲撃と爆弾騒動から一夜明け、クルーズ船はリゾート島に到着。ロイドとアーニャはヨルと合流して、家族一緒にバカンスを楽しむ!アスレチック、乗馬、シュノーケリングなど、数々のアクティビティを満喫してアーニャもすっかりご満悦!そんなアーニャの笑顔を見て、ヨルはこの平和を噛みしめるのであった。 | |
アーニャ「すーぱーちゃくち」 ロイド「跳ぶな。転ぶぞ」 ロイド「(保安局総出で爆弾犯の警備にあたってくれるのはありがたいが、オレとしても視線が気になって仕方ないな …)」 アーニャ「ちち…ふつうのちちはこうゆうとき、むすめといっしょにとんだりはねたりはしゃいでくれるときいている」 ロイド「はっ!リゾート島を楽しもうかッ!」 アーニャ「(ちちたんじゅん)」 ロイド「ヨルさん」
アーニャ「ははー!」 ロイド「伝言を聞いて?」 ヨル「ええ、今日はお休みをもらえましたので」 ロイド「お顔少し腫れてません?大丈夫ですか?」 ヨル「うっああ…えっと…商談相手のご夫婦がケンカをしてしまって止めに入ったら少々…」 ロイド「そうですか、では誘致の件は…」 ヨル「ええダメでした。でも…やれるだけのことはやりましたし、最終的にご夫婦が笑顔でしたので私は満足です」 ロイド「…そうですか」 アーニャ「きょうはははもあそべる?」 ヨル「はい!たくさん遊びましょうか」 アーニャ「れっつえんじょい!」 ヨル「エンジョイです!」 アーニャ「うぃ」 ヨル「押しますね。えいっ」 アーニャ「うわあああああああ」 ヨル「(しまった!お仕事の直後だから力加減が…)」 アーニャ「うわあああああ」 ヨル「大丈夫ですかアーニャさん!」 アーニャ「もっかいやるもっかいやる!すりるまんてん!」 ロイド「やめとけ」 ヨル「ごめんなさいごめんなさい」 ヨル「(あぁ…不眠不休で戦ってたので睡魔が…)」 ロイド「ちょっとヨルさん!?」 アーニャ「ちちーアーニャもねむいーつかれた」 ロイド「(アーニャはともかくヨルさんまで…まあそれだけ仕事が大変だったのだろう) ロイド「(なのにアーニャのワガママに付き合ってくれて…)」 ハンドラー「先のローレライの件、公の発表はないが大量の失踪者が出ていたようだな。それも偽装IDの者ばかり」 ロイド「確かに怪しげな連中は何人か見かけましたが…東西対立を煽る勢力だとしたら要注意ですね」 ハンドラー「保安局は第三国の関与を疑っているようだ。まあ事件そのものは連中のメンツにかけて揉み消すだろうがな」 ハンドラー「我々としてもオスタニア内に未知の過激派勢力が存在していないか注視していこう。〈梟〉にも関わることだ。頼んだぞ」 ロイド「了解です」 ハンドラー「で?爆弾騒ぎはともかくバカンスの方はどうだったんだ?アーニャ嬢はよろこんだか?」 ロイド「こりごりですよ。任務より骨が折れました」 ハンドラー「フン、器用なのか不器用なのかわからん男だなあいつは…」 ヨル「ガイコツ標本のキーホルダーです」 ロイド(オレ買ってやるって言ってたよな) ヨル〈かっこいいですねアーニャさん〉 ヨル〈私もカミラさんたちのお土産にします〉 ヨル「(どうしましょう…ユーリのお土産はロイドさんがお菓子を選んでくれましたけど、それをみなさんに?でも数が足りませんですし)」 カミラ「はぁ…ヨル先輩らしいわ」 ミリー「絶対ワインの方がよかった」 シャロン「(子供にでもあげるか)」 ユーリ「んん~♪スキップスキップ♪」 中尉「ごきげんだなユーリ。姉のことでなにかあったか?」 ユーリ「よく姉さんだってわかりましたね。エスパーですか」 中尉「そうかもな」
ユーリ「姉さんが出張から帰って来たんです。仕事終わりに姉さんちに顔を出すんですよー」 ユーリ「あー久しぶりの姉さん姉さん♡」 ユーリ「(けど姉さんが帰って来たということはあいつも…)」 ロイド「毎回弟が来る度に準備するのも面倒だな」 「ねーねー中休みの間どっか行った?」 「わたし美術館でペカソ見てきた」 「ボクは国立歌劇場でオーケストラ」 「いいなー」 ベッキー「ごっきげんよーアーニャちゃん」 アーニャ「おはやいます」 ベッキー「あれ、ちょっと焼けてるね。どっか行った?」 アーニャ「ふっ…それをきいてしまうのかい、おじょうさん」 アーニャ「かたればながくなるがそう…あのひアーニャはうみのうえにいた。それは、はてしないだいぼうけんのはじまりさ」 ベッキー「(何のキャラなのかしら…?)」 アーニャ「アーニャ、のってしまったのだ。ごうきゃきゃくせんに」 ベッキー〈えぇーーーなんですってぇーー!〉 ダミアン〈なんだとーーー!?〉 ベッキー〈アーニャちゃんなんてせれぶなの!〉 ダミアン〈まじかおまえ!あのでんせつのふねにのったというのか!〉 ベッキー〈ちょっとあんた!アーニャちゃんをみなおしなさいよ!〉 ダミアン〈オレがわるかったアーニャさん!ほーじゃーけはうちへくるしかくがあるよ。きてくれ〉 アーニャ「(ふふふ、任務をわすれないゆうしゅうなえーじぇんとアーニャ)」 ベッキー「ふーん、なんだフツーね」 アーニャ「がーん!」 アーニャ「ふつうじゃない!ちょうでかかった!ぷりんですらららいとかいうやつ」 ベッキー「プリンセス・ローレライ?あたしも入学前に乗ったことあるわ」 アーニャ「がーん!」 ベッキー「インペリアルスイート泊ったけどチョードヒンのシュミがちょっとイマイチだったわ」 アーニャ「がーん…アーニャとまったの3とうのかんごく…」 エミール「ププーッ」 ユーイン「三等室なんか泊まったら恥ずかしくて言えないですよね」 ダミアン「よせよ。庶民がかわいそうだろ」 ユーイン「オレなんか一昨日ヘリでミュンクの空を飛び回りましたよ。いやー楽しかった」 エミール「ウチはバイアンの高級ホテル泊ってうまいモンしこたま食ったぜ」 ベッキー「ふんっ、だから何よ。あたしなんかパパに頼んでバーリント・ラブの女優レイチェルとパーティーしたわ。100人くらいいてドラマの裏話聞いたりプレゼントもらったり、とーっても楽しかったんだから」 「え~~~すごーいベッキーちゃん!」 「さすがブラックベル重工ねー!スケールちがうわ!」 「オイ、レイチェルの話聞かせろよ」 「本物はキレイだった?」 「オレにも紹介してくれよー」 「何だよやばいやつって」 「ゲーノージンでも乗ってたんか?」 「へぇー誰誰?」 アーニャ「ふふふ、そいつらはがいこくからやってきたやつもいたらしい」 「えっ外国のタレントさん!?」 「すごーい」 「んだよ、じらすなよ、名前言えよ」 アーニャ「たとえばそう、くさりがまのばーなびー!」 「(誰!?)」 「誰だよ知らねーよ」 「大道芸人?」 「えぇ~他には?」 アーニャ「え…?えっと…ぞうつかいのバオーンマンとか、しゅんかんいどうのシャシャシャマンとか」 「何の集団なんだよ?サーカス?」 アーニャ「…んと…わるもの…」 「ぶはははは悪者っておまえ!」 「海賊でも出たんか!?そりゃサイナンだったなー」 「そんな話ニュースでやってなかったぜ?」 「真に受けるなよ」 アーニャ「(そうだった。わるものじけんはやみにほうむられたのだった!)」 「マジメに聞いて損したぜ」 アーニャ「ちっちっちっにゅーすにはなってない。なぜならやつらはせいふにもそのそんざいをしられていないひみつのわるものなのだ」 アーニャ「そのしょうたいはうみのそこからやってきた」 アーニャ「たこせいじん…!ゆうしゃアーニャはひとしれず、そいつらをさすやつでたおしていき…(ほんとはははが…)」 「それでレイチェルとは何しゃべったの?」 「オレにも紹介しろよ」 アーニャ「そしてちじょうのへいわはまもられ…」 「うっそーサマンサもいたのー!?」 アーニャ「…うう…」 エミール「いやーすごいですねあいつ」 ユーイン「豪快なウソつきですね。ある意味勇者ですね」 ダミアン「見てて飽きねーやつだな。象使いのタコ星人て何だよ」 ユーイン「ですねー」 「ほらー席つけ。休みは満喫したか?おまえたち」 「先生ー!フォージャーがタコ星人を倒してきたそうでーす!」 「おーそりゃすごいな」 「わははははは」 ベッキー「わかるわアーニャちゃん。人は時に自分を大きく見せようと着飾ってしまう生き物なのよ」 ベッキー「でもそうやってその理想の自分に近づくよう努力してステキなレディになっていくのよ、ってママが言ってた」 アーニャ「ベッキー…」
ユーリ「ああ~~~~~~久しぶりの姉さん!久しぶりの姉さんんん~~~~!」 ヨル「はい、おみやげのおかし」 ユーリ「わぁー!一生大切にするよ」 ヨル「期限内に食べないとダメですよ」 ユーリ「じゃ写真撮って飾って毎日眺めるよー!」 ロイド「(うるさいな)」アーニャ「アーニャきかんした」 ヨル「おかえりなさい。あら、どうしましたアーニャさん?」 ロイド「セレブぶって話を盛ったらバカにされた?」 アーニャ「うそつきっていわれた。アーニャちょっぴりなみだでた」 ロイド「何でそんな嘘ついたんだ?」 アーニャ〈ぷらんBのため!〉 ロイド〈なぜそのけいかくを!?〉 アーニャ「…めだちたかったから…」 ロイド〈…感情に流されて安易な嘘をつけば身を滅ぼすぞ。己を偽装するならばもっと戦略的に・徹底的にやるんだ。命をかけろ〉 ロイド〈まずは嘘に説得力を持たせるためにディテールを詰め多少の真実を散りばめつつだがしかし大胆に…〉 | |
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