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SPY×FAMILY | |
原作(Original Story): 遠藤達哉(Tatsuya Endo) TVアニメ『SPY×FAMILY』 第36話 | |
第36話 バーリント・ラブ / 〈夜帷〉の日常 | |
放送日 | 2023年12月16日 |
OPテーマ | クラクラ (歌 : Ado) |
EDテーマ | トドメの一撃 (歌 : Vaundy) |
原作 | 第59話 |
CAST | |
ロイド・フォージャー Loid Forger CV.江口拓也 アーニャ・フォージャー Anya Forger CV.種﨑敦美 ヨル・フォージャー Yor Forger CV.早見沙織 ボンド・フォージャー Bond Forger CV.松田健一郎 フランキー・フランクリン Franky Franklin CV.吉野裕行 ベッキー・ブラックベル Becky Blackbell CV.加藤英美里 マーサ・マリオット Martha Marriott CV.津田匠子 シルヴィア・シャーウッド Sylvia Sherwood CV.甲斐田裕子 フィオナ・フロスト 夜帷 Fiona Frost CV.佐倉綾音 | |
STORY VISUAL | |
STORY | |
恋愛ドラマで盛り上がったベッキーは、写真で一目ぼれしたロイドに会うべくフォージャー家を訪れる! 必死にロイドにアプローチするベッキー。そしてアーニャも裕福になる暮らしを想像して、「なしじゃない」と少しだけベッキーの恋路を応援⁉ そこにヨルがボンドの散歩から帰ってきた。ライバル(?)との直接対決にベッキーの闘志が燃え上がり……!! | |
📺「ああヴィンセント!あなたが好き」 📺「いけないソニアさん!ボクには西に残してきた許嫁が…」 📺「親の決めた相手でしょう?私が忘れさせてあげるわ」ベッキー「あっアーニャちゃん!?あたし今買い物で近くまで来てるんだけど今からアーニャちゃんち行ってもいい?えっいいの?ありがとう!すぐ行くね!」 ベッキー「ごきげんようアーニャちゃん!1人!?1人じゃないよね!?」 アーニャ「ベッキー、しゅんかんいどうのシャシャシャマンだった…?」 ベッキー「フフフ (今日こそロイドさまにお会いして交際を申し込まなくちゃ)」 マーサ「(不倫はダメですお嬢さま)」 アーニャ「ちちーベッキーがきたー!」 ベッキー「はっ」 ロイド「やあ、いらっしゃい」 ベッキー「(本物のロイドさま!ふあああああ)」 マーサ「ほら、お嬢さまもご挨拶を」 ベッキー「エットエット…コココンニチワ…オジャマシマス…」 マーサ「突然申し訳ございませんフォージャーさま…」 ロイド「いえ、お気になさらず。友人が遊びに来るなんて娘も喜びます」
ロイド「こんにちはベッキーさん。いつも娘と仲良くしてくれてありがとう」 アーニャ「(こめしゃーぷさんかくあんどにこにこおんせんはーと…!?)」 アーニャ「あんごう!?」 ロイド「ええ」 ベッキー「そういえば中まで入るの初めてね」 アーニャ「ここがりびんぐるーむ」 ベッキー「えっ玄関脇の収納スペースじゃなかったの!?」 アーニャ「ここがアーニャのへや」 ベッキー「まあっ、ウチのビーゼルちゃんの小屋よりコンパクトだわ。息苦しくならない?」 アーニャ「…たんけんやめよう」 ベッキー「あらそう?」 ベッキー「そういえば奥さんは?」 アーニャ「ははボンドのさんぽ」 ベッキー「(チャンスだわ)」 ベッキー〈ああロイドさま♡〉 ロイド〈いけないベッキーさん!ボクには妻が…〉 ベッキー〈親の決めた結婚だったんでしょう!?〉 ロイド〈でも〉 ベッキー〈あたしのミリョクで忘れさせてあげるわ〉 ベッキー「(アーニャちゃんだってあたしがママならうれしいはず)」
ベッキー〈新居はこの広いとこにしましょ〉 アーニャ〈おしろー〉 ベッキー〈ほらアーニャ、一緒に学校行くわよ、ヘリで〉 アーニャ〈ははー〉 ベッキー〈ごはんは毎日一流シェフが〉 ロイド〈おいしい〉 アーニャ〈んまー〉 ベッキー〈めんどくさいことは全部お手伝いさんがやってくれるわ。あたしたちは遊びに出かけましょ〉 アーニャ〈やたー!〉 アーニャ「(なしじゃない)」 アーニャ「(ははごめんなさい。アーニャいちりゅうしぇふのためにちょびっとだけベッキーのみかた)」 アーニャ「ちちーちちもいっしょにあそぼう」 ベッキー「(ナイスアシストアーニャちゃん)」 ロイド「遊ぶって…」 ベッキー「おオヲお話するだけでいいの」 ベッキー「あのっあのっ…あた…あた…あちしベッキー・ブラックベル」 ロイド「ん?うん知ってるよ?」 アーニャ「(いちりゅうしぇふ!いちりゅうしぇふ!)」 ロイド「ブラックベル家は有名だからね。アーニャと同じクラスになる前からもちろん知ってるよ (貴重な情報源としてな)」 ベッキー「(昔からあたしのことを…!)」 アーニャ「(ちちすぐしごとする)」 ロイド「お父さまはお元気?」 ロイド「最近、業界再編でお忙しいと聞いてるけど」 ベッキー「あ…はい、でもパパは優しいからお休みの日は絶対遊んでくれます」 ベッキー「こないだも一緒に映画に行きました (次はあなたと行きたいわ♡)」 ロイド「へぇ何観たんだい?もしかして川沿いの映画館?あの辺りには美味しいレストランも多いよね」 ロイド「(父親の仕事の空くタイミング・行動範囲・習慣・食の好み、有益なものはいくらでもある)」 ベッキー「あの、えっと…恋愛のやつ…(あ…あたしの好みとかをハアクしようとしてくれてる!?レストランまで…えっ、あたし誘われてる!?誘われてるの!?)」 ロイド「仲が良いんだね。家族でよく外出を?家の中でも親子で遊んだりするのかい?」 ロイド「(現状ブラックベル社が戦争計画と関わっている気配はないが、先々を見据え情報を集めておいて損はないだろう)」 ベッキー「パパパパはチェスが好きであたしは全然わかんないのに付き合わされて…えっとあと…」 ベッキー「(こんなに家のことを聞いてくるなんて、ロイドさまもしかしてあたしと将来を見据えた真剣なお付き合いを!?心なしか真剣なまなざし)」 アーニャ「(ゆかい)」 アーニャ「(いちりゅうしぇふ!いちりゅうしぇふ!)」 ヨル「まあかわいい」 アーニャ「(ちちとはははすでにけっこんしている)」 ベッキー「(バーリント・ラブのジョナサンも言ってたわ。男は結婚しても相手に女を求めるものなのよ)」 ベッキー「(あれっ?イマイチな反応ね。上目づかいが足りなかったかしら…髪をほどいたりしばったりにセクシーさを感じるってトミーも言ってたのに)」 ベッキー「ふんっふんっ」
ヨル「ふふふ、ベッキーさん以前からロイドさんにとても会いたがってましたから嬉しいんじゃないでしょうか。喜びの表現かしら?」 ベッキー「(ロイドさまがとなりに…となりにぃいいきゃぁああ)」 ベッキー「(ふ…ふふふ奥さんてば敵に塩を送るなんてどうかしてるわ。いやきっとあたしの髪アタックで敗北を認めたのね。チャンスよベッキー。たたみかけるのよッ)」 ヨル「(なんだか体調が悪そうですね)」 ベッキー「あの…ロイドさまさっきの話…あたしのおうちにご興味が…?」 ロイド「(さま?)」 ロイド「ああ失礼。そんなつもりじゃないんだ。ついミーハー心で (しまった。子どもだからと踏み込みすぎたか)」 ベッキー「えっ!?あたしのことは遊びだったの!?」 ロイド「何言ってるんだい?アハハハ…(ヨルさんが変な誤解する)」 ベッキー「(くっ…奥さんあのヨユーの笑み…!勝ちを確信してるんだわ。やっぱりあたしがつけいる隙はないというの!?)」 アーニャ「(しぇふまける?)」 ベッキー「(こうなりゃ当たって砕けろよ。ペネロペがトミーに使っていたあの最終奥義を)」 ベッキー「あ~何だか酔ってきちゃったぁ~」 ロイド「(…いや紅茶…)」 ベッキー「((バーリント・ラブ調べ、男が落ちる確率100%の禁断の手。これでもう後戻りできない。勝負よ奥さん)」 ロイド「いやヨルこれは…」 ヨル「大変!私ってば子供の飲み物にアルコールを!?どうしましょう!?」 ロイド「いや紅茶…」 ヨル「まさか茶葉が発酵しすぎて…」 ヨル「病院!病院行きましょう!」 ベッキー「ちょぉおお!?」 ロイド「ヨルさーん!?」 ヨル「ええっ!?」 ベッキー「ごめんなさいごめんなさい」 ヨル「何ともなくてよかった」 ベッキー「えっ!?」 ヨル「立てますか?」 ベッキー「お…怒らないの?」 ヨル「どうして?無事だったのに」 ベッキー「いや、ロイドさまのことも…」 ヨル「ロイドさんが好かれているなら私も何だか嬉しいです。ステキな方ですものね」 ベッキー「(なんて心の広いお方なのッ!不倫OKなの!?)」 ヨル「私の方こそすみません。早とちりでこんな所まで…」 ベッキー「いや、あたしのせいだし…」 ヨル「ロイドさんに比べて私ってば本当にダメダメで…うぅ…」 ベッキー「で…でもロイドさまはあなたを選んだじゃない。どうやってロイドさまを射止めたの?知りたいわ」 ヨル「射止め…え?私ロイドさんを撃ってませんし、そもそも弓矢は使いませんけど…」 ベッキー「は?」 ヨル「ん?」 ベッキー「うん?」ヨル「ロイドさんが私を選んでくれたのは…えっと…(条件が合致したからとは言えない)」 ヨル「朧げな記憶ですけど、前に言われたような気がします。“強いから” と」 アーニャ「かばん」 ベッキー「(強いとこ、何でもいいから強いところをアピールしなくちゃ…!何か…)」 ベッキー「(あれだわ)」 ベッキー「ああ…あたし何だか急にハンマーを叩きたい気分だわ」 ロイド「(どんな気分?セレブの子どもはなお分からん)」 ベッキー「おじさん、これやらせて」 「あ?金持ってんのかいお嬢ちゃん?」 「ギブアップか?」 ベッキー「(あたしは弱い女…!弱くてダメな女なのよ)」 ヨル「だ…大丈夫ですか!?」 ベッキー「こんなんじゃロイドさまにふり向いてもらえない」 ヨル「(ははーん、ベッキーさん、この1位の景品をロイドさんにプレゼントしたかったのね)」 ヨル「ちょっとこれお借りしますね」 ベッキー「(…これが強さ…)」 ベッキー「(はっ!ロイドさまあんなに奥さんのこと見つめて…!やっぱりそうなのね。強い女がいいのね)」 ロイド「ヨルさん…」 ヨル「ちがうんですロイドさん!昔ハンマーのプロに弟子入りしたことがあって…」 ベッキー「(あのつぶらな瞳、間違いなく恋するまなざしだもの)」 ベッキー「奥さま…あなたには敵わないわ」 ベッキー「(空のような心の広さと大地のような力強さ…完璧なレディだわ)」 ベッキー「あたしもあなたに弟子入りするわ。あなたみたいに強くなりたいの」 ヨル「わ…私みたいに…?わ…わかりました。一緒に特訓しましょう」 ベッキー「はい奥さま」 ベッキー「(そしていつかはロイドさまを…)」 ヨル「せいっ」 | |
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