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Jujutsu Kaisen | |
原作(Original Story): 芥見下々(Gege Akutami) 呪術廻戦 第248話ネタバレ |
第248話 人外魔境新宿決戦⑳ | |
配信日 | 2024年1月22日 |
ジャンプ | 2024年8号 |
次回 | 2024年2月5日 |
単行本 | 28巻 |
登場人物 | 虎杖悠仁 両面宿儺 乙骨憂太 リカ 日下部篤也 星綺羅羅 憂憂 |
STORY | |
『日車に託されし必死の一撃!しかしー』 虎杖悠仁「日車!」
宿儺「(死んでもなお神武解は持っていかれたか。それより小僧の腹だ。全快しているな)」 宿儺「(だろうな。おそらくあの童が瞬間移動の術式を持っている。五条悟の死体が消えたのも奴らの仕業だな。負傷した術師を反転術式の女(家入)のところへ反復で輸送している…?違うな。大低、反転術式で他者を治療するときの治癒効率は自己治癒の半分以下だ。そもそもあの女の反転術式は俺や五条悟と違い、そこまで強力なものではない。小僧自身がこの一月で反転術式を習得してきたのだ)」
宿儺「(向上したのは呪力による身体強化だけではないということか…となると主菜は憑霊の餓鬼だな…少しは楽しめそうだ。だが、何故俺は苛立っている…?)」 虎杖悠仁「(?なんだ?宿儺が…ぼーっとしてる…?)」 宿儺「(俺はあの術師(日車)が死んで落胆しているのか?他者に満たしてもらおうなどと考えたこともない。そう、食らいたい時に食う。目障りならば殺す。面白ければ遊んでやるだけだ。それが俺だ。変わりはない。死ぬまでの暇つぶしとしては丁度いい。そうだ、死ぬまでの暇つぶし、それが俺にとっての他者だ)」 《理想を摑み取る“飢え” オマエにはそれが足りていなかった》 《俺は俺の身の丈で生きているに過ぎない。それを測れないのは俺以外の連中の問題だ》 宿儺「考えたこともなかったな…理想…自分の身の丈以上の願い…(宿儺(おれ)を殺す、それが今のこいつらの理想なわけだ。理想に殉ずる者をみてなぜ俺は苛立っている。同じようなやつは千年前にもいた。千年前と変わったのは俺の方…?小僧、そうだ、お前だ。千年前戦う相手は他人だった。他者の理由も理想も全て俺にとっては真偽の分からない後付けの遺言だ。虚勢もあったろう。自己陶酔していた者もいただろう)」
宿儺「(だが今回は違う。同じ肉体に魂を同居させていたんだ。俺はコイツが、コイツの魂が何度折っても息を吹き返す百折不撓の理想を持っていると知っている。俺よりも遥か格下の弱者が理想を貫く、意志の強さでのみ俺と並ぶことを知ってしまった。俺はそれがどうしようもなく不愉快なのだ。つまり俺は身の丈が大きすぎる故に理想とは無縁で理想を嫌悪する人間だったわけだ) くっくっく、成り行きではなく明確に今一度お前たちの理想を切り刻むことにした」 日下部篤也「なんだ!?」 コガネ「プレイヤーによる死滅回游のルール追加が行われました。〈総則〉15 天元による人類との超重複同化の発動権は伏黒恵が持つこととする」 日下部篤也「(伏黒…つまり宿儺…!まさかこれは羂索の保険か…!?)」 日下部篤也「(おそらく乙骨の奇襲は成功した。そしてその保険が発動したんだ。宿儺は何が何でも人類を皆殺しにするみたいなタイプじゃねぇ。好奇心でへんてこな呪術テロを起こさない分、羂索よりずっとマシだと思ってた。宿儺に負けても羂索さえ倒せば最悪だが猛獣のいる国で暮らすくらいのことで済むと思ってたのにこれじゃあ)」 猪野琢真「日下部サン…?」 宿儺「まずはお前らを全員殺す。そのあとは死滅回游のプレイヤーを全員殺す。天元と有象無象の同化を済ませ出来次第ではその天元と遊ぶとしよう」
虎杖悠仁「乙骨先輩!」 乙骨憂太「ごめん遅れた」 宿儺「しっかり踠き抗えよ。俺を殺さねばお前らが助けたい人間は全員死ぬぞ」
リカ「誰に言ってンだ」 宿儺「出たな、女王」 |