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MY HERO ACADEMIA | |
原作(Original Story): 堀越耕平(Kohei Horikoshi) 僕のヒーローアカデミア 第413話ネタバレ | |
第413話 鉛の魂 | |
配信日 | 2024年1月29日 |
ジャンプ | 2024年9号 |
単行本 | 第41巻 |
登場人物 | 緑谷出久 爆豪勝己 死柄木弔 オールマイト エッジショット 与一 駆藤 ブルース ラリアット 煙 志村菜奈 スターアンドストライプ |
STORY | |
《マスター、悲しそうな子がいたよ》
エッジショット「オールマイト!寝たら死ぬよ。意識を保て。通信機がなくて状況がわからんが恐らく緑谷がまだ戦っている」 オールマイト「(夢…?いやこの感覚はあの時と同じ…)」 オールマイト「(遠く離れている筈なのにワン・フォー・オールを感じる…意志が流れ込んでくる。紡がれてきた力が解れる)」
死柄木弔「(何だ今のは…何故今アレ(スター)が脳裏に過った。おまえは完全に消滅した筈だ)」 《人が人を助ける限り英雄の意志を継いだ誰が》 死柄木弔「(消滅して尚、残り火の如く…)」 《君はヒーローになれる》 緑谷出久「どういうことですか…ワン・フォー・オールを手放せって…なんですか?二代目」 駆藤「心を荒げるな。奴に聞かれる。死柄木の中にあった鉛のような黒い魂、あれは奴の中にあった幾つもの小さな怒りや不満…記憶…それらが引き寄せられ一つに集約されたものだ。いわば奴の決意そのもの。憎悪で固められた精神。だが八木が隙を見つけた。あれは恐らくスターアンドストラップとの戦闘でついた残り傷。再生の個性でも癒し切れぬ肉体ではなく精神の傷」 緑谷出久「それとワン・フォー・オールがどういう…」 駆藤「AFOを吞み込んだ死柄木は強くなりすぎた。このまま力比べを続けても勝ち目はない。だから裡から攻める。ワン・フォー・オールを譲渡という形で傷にぶつける。傷をこじ開け奴の精神を直接叩く」 緑谷出久「…譲渡してぶつける…?」 煙「待って。言ってる事がよくわからない。渡したら使われるだけだ。四ノ森さんのように取り込まれるだけだ」 駆藤「譲渡の解釈を拡げるんだ。わからんか」 駆藤「イメージで修練?」 駆藤「ならわかりやすいのがいるだろう。あの幼馴染はおまえにどうやってものを渡すかな。渡し方によっては怪我もするし物自体が壊れもする」 駆藤「これをワン・フォー・オールで実行する。だが確証はない。だからまず俺で試す。さっきは四ノ森さんだけが奪われた。一部だけ奪われるなら、一部だけの譲渡もシステムとして可能な筈だ。俺たちはワン・フォー・オールに取り込まれた因子、ワン・フォー・オールの一部、そして強化された特別な因子。俺が砕け散る程に強く渡せば力が渡ることなく攻撃ができる」 煙「試すって…なら煙幕を!俺が今一番使い所ないでしょ」 駆藤「いや、俺からだ」 煙「でも変速はこの戦いの要だ。失敗したら死柄木に変速が」 駆藤「今動けなければ死ぬ。変速を手放せば反動も手放せる。そして万が一奴が使ったとしても今の反動状態がそのまま渡ることになる」 ブルース「リーダー、俺はずっとあなたに従ってきた。けれど今回はリスクが高すぎる」 駆藤「だから賭けだよ。俺たちは過酷な時代を生きた。仕方ないと無情な決断も重ねてきた。今最も過酷な状況にあって、それでも尚、心を諦めないこの少年が正しいのだと信じたい」
《オールマイトにここまでして貰えて恵まれすぎてる》 志村菜奈「この期に及んで力が惜しいとか…死の恐怖じゃない…どれだけ強大な使命を帯びてても俊典…この子はいつまで経っても…この子にとってワン・フォー・オールは…」 《肝に銘じておきな。これは君自身が勝ち取った力だ》 緑谷出久「憧れたヒーローがくれた宝物なんだよ」 死柄木弔「何をごちゃごちゃと話してる」 駆藤「万縄、あんたはなるべく小僧の側に。黒鞭が生命線だ。頼んだ」 与一「ああ、マイヒーロー」 駆藤「あとはお前だ。どうする緑谷出久」 緑谷出久「…やります」
死柄木弔「とても…(腱や筋肉を内から直接補強…肌から透けて見える黒鞭が物語ってる) ヒーローには見えねぇな」 | |
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