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MASHLE | |
原作(Original Story): 甲本一(Hajime Kōmoto) TVアニメ『マッシュル』 第2期5話 | |
第17話 フィン・エイムズと友達 | |
放送日 | 2024年2月3日 |
OPテーマ | Bling-Bang-Bang-Born (歌: Creepy Nuts) |
EDテーマ | トーキョーズ・ウェイ!(歌: 私立恵比寿中学) |
原作 | 第51話 - 第55話 |
CAST | |
マッシュ・バーンデッド Mash Burnedead CV.小林千晃 フィン・エイムズ Finn Ames CV.川島零士 ランス・クラウン Lance Crown CV.石川界人 ドット・バレット Dot Barrett CV.江口拓也 レモン・アーヴィン Lemon Irvine CV.上田麗奈 カルパッチョ・ローヤン Carpaccio Luo-Yang CV.内山昂輝 マーガレット・マカロン Margarett Macaron CV.子安武人 ポン・トルス Pon Torus CV.山下タイキ ナレーション CV.平田広明 | |
STORY | |
無事に最初の予選を突破したマッシュたちは、通過者9人を3組に分けたチーム戦”命の水晶”とに挑む。チーム対抗の水晶割りというシンプルなルールだが、同じチームになったマッシュ、ドット、フィンのうち2人が、ゲーム開始前に配布された水晶を割ってしまう。残る水晶は1つのみとなるが、3人はスタートとともにバラバラに配置されてしまう。そして、フィンはオルカ寮のカルパッチョ・ローヤンと遭遇してしまい……。 | |
『魔法界に13本あるとされる最古の杖。杖は選ぶ。天賦の才の持ち主だけを』 『そして、その杖は持つ者に祝福をもたらす』 『杖の名はマスターケインという』 フィン「チーム戦なのになんでバラバラにさせられるんだよ!クソが」 マッシュ「大変だ。フィンくん探さなきゃ」 ドット「これ、めちゃくちゃヤバイんじゃね?一刻も早く探し出さねぇと」 ランス「(あいつら絶対まずいことになっているな)」 ポン「ぎゃああああああ」 フィン「僕はかべですが…」 カルパッチョ「面白いね君」 カルパッチョ「内部進学ボーダーギリギリの」 フィン「(いつの間にか悪目立ちしてた)」 カルパッチョ「よく覚えている。なんでこんな奴がイーストンにって…そんな君が神覚者選抜試験とは…兄貴のコネか?僕はひたすら不快に感じるんだ。君みたいな才能ないゴミを見るとね」 カルパッチョ「渡せよ、その水晶。相応しくないだろう、お前みたいな奴は…早く渡せ」 フィン「(こえーーーー威圧感ハンパないんですけど)」 フィン「(でもこの水晶にはマッシュくんの未来が…僕がするべき選択は)」 フィン「(この水晶を守…)」 カルパッチョ「何しようとした?今…弱いくせに一丁前に…何をしようとしたって聞いてるんだ」 フィン「(これは本当に怖い時にくるあの独特な雰囲気…血管が縮こまるような…心臓が冷たく締め付けられるような…)」 カルパッチョ「どうせその水晶はとられるんだ。素直に渡して痛い思いをしない方がいい。君もああなりたくないだろう?」 カルパッチョ「二度は言わない。さあ渡せよ」 カルパッチョ「(ん?何も起こらない)」 カルパッチョ「(逃げる為のウソ。すぐ追いつける)」 フィン「チェンジズ」 カルパッチョ「(ここは一人目の水晶を割ったところ…さっき僕がやった生徒がいない。場所を入れ変える魔法?)」
フィン「(よし、だいぶ離れたぞ。固有魔法を最後までとっておいて正解だった)」 フィン「(このまま逃げ…)」 フィン「(足が…痛い…クソ)」 カルパッチョ「最後の悪あがきってやつか?もう十分に分かっているだろう。僕と君の差が」 カルパッチョ「さあ渡せ」 カルパッチョ「ザコが僕に逆らうな」 フィン「これだけは渡せない…」 フィン「こんなヘタレな僕でも…弱虫な僕でも…できないんだよ…友達を見捨てるなんて情けないことできないんだよ!」
フィン「ナルコス」 カルパッチョ「もういい。不快だ」 カルパッチョ「できないくせに頑張ろうとする奴が一番イラッとくるんだ。その努力がムダだと僕が分からせてやる」 マッシュ「ムダじゃないよ。僕が来たから」 マッシュ「ごめん、遅くなって」 フィン「(傷が塞がった?)」 カルパッチョ「一方で僕自分の痛みは全てこの杖に吸収される。僕の意思ではない。傷の無効化、これは最古の杖、マスターケインがもたらす祝福の力だ」 カルパッチョ「この力は杖に選ばれた瞬間からオートで発動し続ける。だから僕は生まれたときから一度も痛みを感じたことがない」 フィン「(自分を刺して相手にダメージを与える…回避不能の攻撃)」 カルパッチョ「ムダだよ。どんな攻撃でも僕に痛みを与えられない」 カルパッチョ「茶番だな。人の運命は持って生まれた能力で決まってしまう。今お前がしていることは自己満足、ムダでしかない。そこのフィン・エイムズもそうだ」 カルパッチョ「中等部の頃から出来損ない。兄と比べられながら常に落第寸前」 カルパッチョ「そもそも場違いだ。ここにいるべきではない人間だ。水晶一つも一人で守りきれない。助けられてばかりのザコが」 マッシュ「フィンくんの行動は君からすればムダな頑張りなのかもしれないし見苦しいのかもしれない」 マッシュ「でも…怖くても必死に立ち向かう、自分より圧倒的に強い相手に立ち向かう僕の友達を」 マッシュ「ヘラヘラ笑って見下すのは僕が許さない」 マッシュ「もちろん僕の方が君より100万倍強いんだけど、それが分かった時、フィンくんみたいに君は僕に立ち向かえるかな?」 カルパッチョ「(一体どんな体をしてやがる…こいつ…) アハハハ (女神像にヒビを入れられるなんて始めてた)」 カルパッチョ「(だがこの女神像はオート…攻撃を受ければ受ける程ただ守りが厳しくなるだけさ)」 カルパッチョ「(すぐ殺しはしない。高揚している。こんな人間がいたという事実に全てがぼやけて見える。この世界に)」 | |
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