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MASHLE | |
原作(Original Story): 甲本一(Hajime Kōmoto) TVアニメ『マッシュル』 第2期6話 | |
第18話 マッシュ・バーンデッドと危ないアッチ向いてホイ | |
放送日 | 2024年2月17日 |
OPテーマ | Bling-Bang-Bang-Born (歌: Creepy Nuts) |
EDテーマ | トーキョーズ・ウェイ!(歌: 私立恵比寿中学) |
原作 | 第55話 - 第58話 |
CAST | |
マッシュ・バーンデッド Mash Burnedead CV.小林千晃 フィン・エイムズ Finn Ames CV.川島零士 ランス・クラウン Lance Crown CV.石川界人 ドット・バレット Dot Barrett CV.江口拓也 レモン・アーヴィン Lemon Irvine CV.上田麗奈 オーター・マドル Orter Maddle CV.小野友樹 カルド・ゲヘナ Kaldo Gehenna CV.島﨑信長 マーガレット・マカロン Margarett Macaron CV.子安武人 モア・トマト Moore Tomato CV.角田雄二郎 アオリオ・モレス Aorio Morris CV.田邊幸輔 ルブラン・ラッセル Leblanc Russell CV.佐々木拓真 ナレーション CV.平田広明 | |
ENDCARD | |
STORY | |
友達を見捨てず必死にカルパッチョと戦うフィンの元に、マッシュが駆けつける。魔法界に13本あると言われる”最古の十三杖”(マスターケイン)に選ばれたことで傷を無効化し無敵と思われたカルパッチョを相手に、完勝するマッシュ。一方、マーガレットはカルパッチョと同チームのメンバー2名を相手に圧勝、それによって試験は終了となった。そして最終試験直前、控室にいるマッシュ達の元へやってきたのは──?! | |
マーガレット「…レ…ね。私の中では強さと音がつながっている。アナタ達の強さはドレミファソラシドの“レ”よ」 マーガレット「音が高くなるほど強くなる訳。だからアナタ達は8段階中、下から2番目ってとこね」 マーガレット「アナタ達程度は私に春は訪れない。早く水晶を置いてここから立ち去りなさい」 モア・トマト「2対1だぞ?分かっているのか?」 アオリオ・モレス「お前がどうこう言える立場には」 モア・アオリオ「ないんだよ」 モア「ウルフルプ」 アオリオ「ロックズ」 アオリオ「(だがオレら2人も金のコインを3枚ずつ集め今ここにいる。いわばトップ層)」 モア「(2対1で負けるはずが…)」 アオリオ「(2対1で初期呪文ひとつに…)」 実況「脱落チームが出たため試験を終了します」 ドット「え…何もせずに終わったんですけど…」 ドット「エイヤエイヤ!行け行けキノコ!押せ押せキノコ!」 ドット「本日のMVPマッシュ・バーンデッドさん、今回の予選はいかがでしたか?」 マッシュ「シュークリーム食べたい」 ドット「全然答えになってません!終わり」 マッシュ「…急に静かに…」 ウォールバーグ「マッシュ・バーンデッドよ、君にとって最大の試練はここからじゃ…」 「ついに…あいつの本気を拝めるのか」 「去年唯一レイン・エイムズと渡り合うことができたと言われる…マーガレット・マカロンの本気が」 マーガレット「収穫の夏…よ」 マーガレット「次の試験楽しみにしているわ、マッシュくん」 フィン「どうしたの?マッシュくん」 マッシュ「マイクが気をつけろって」 フィン「マイク?ああ…胸筋のことね」カルド・ゲヘナ「あのマカロンが相手では…キノコ頭くんも先に進むことは難しそうですね。ねぇ?ウォールバーグさん」 カルド「去年レインが2年生にして神覚者になれたのもマカロンが試験に参加していなかったことがだいぶ効いています」 カルド「僕は人材管理局局長として毎年神覚者候補を審査しています」 カルド「その僕から見てもこの学校で最も神覚者に近いのはマーガレット・マカロンかと…」 カルド「(マカロンには神覚者の資格がある。だが、キノコ頭くんにそれだけの力があるとは…それほど今回は圧倒的な差だ)」 ルブラン「マーガレットさん、あのキノコ頭、噂によると魔法が使えないみたいだぜ。魔法使い代表としてボコボコにしてください」 ルブラン「なんならオレが下剤をヤツに盛っ…」 ルブラン「うわっ」 マーガレット「水を差すようなことはやめてちょうだい…殺すわよ。わかってる?アナタと言えどもよ」 マッシュ「何故トレーニングをするのか?始まりはじいちゃんに言われたからでした」 マッシュ「最初は重いし疲れるしすごく嫌でした」 マッシュ「でも嫌々やっているうちに持てる重りが増えてきて、今では胸を張って言うことができます。僕が筋トレをする理由…それは…」 マッシュ「そこにダンベルがあるから…ですかね」 フィン「(誰も聞いてないのに…何か一人で語りだした)」 レモン「何故重たい女であり続けるのか?」 フィン「2人目始まった!」 レモン「最初は全然重たくなかったんですよ私…でも次第に相手の行動に一喜一憂するようになって…そんな私が重たい女であり続ける理由があるとすれば、それは…」 レモン「そこに好きな人がいるから…ですかね」 フィン「(なんだ、このムダに流れていく時間は…)」 ドット「僕じゃお相手ダメですか~♫」 レモン「ダメで~~す♫」 ドット「そこはどうにか~♫」 マッシュ「筋肉に栄養を与える。それも立派なトレーニングなんです」 カルド「感心だな。殊勝な心がけだ。僕も見習いたいね」 フィン「いつの間に」 マッシュ「あ…この前のイジメてきた神覚者の人」 フィン「なんで神覚者の立場にある方がここに?」 カルド「僕は君に興味があってね…少しゲームでもしないかい?次の試験までまだ時間もあることだし」 マッシュ「いやです。休みたいんで僕」 マッシュ「え」 ドット・フィン「アッチ向いてホイだって!?」 マッシュ「のぞむところですね。その勝負、受けてたちましょう」 フィン「(指の動きがすごすぎてまるで華のようだ)」 マッシュ「…円?」 カルド「もちろん本来のアッチ向いてホイとは少し違う。じゃんけんはなし。さらに僕が最初に指を指す。君は3つ数えるまでにその円から出ず、指先の方向を向いていなければ勝ちだ」 フィン「(そのルールだと圧倒的にマッシュくんの方が有利だ…どういうことだ…)」 マッシュ「ガッテン」 カルド「3回勝負でいこう。君が全部避けられたら勝ちだ。それじゃあいくよ。あっち向いてホイ」 カルド「2…1」 フィン「(次は左右どっちかを見ないと)」 ドット「(なっ…3方向!)」 フィン「(下を向かなきゃ負け)」 フィン「(地面の円ごとくり抜いて真上に飛ぶことで)」 ドット「(下を向いたまま避けやがった)」 マッシュ「え」 マッシュ「あ、右向いてもた。負けてしまった」 カルド「いいよ、今のはノーカンで。この勝負は引き分けにしよう。いいだろうそれで」 マッシュ「じゃあお言葉に甘えて」 カルド「でもこの程度だとマカロン相手には厳しいかもね」カルド「すまないね。邪魔したよ」 フィン「どうしたの?マッシュくん…」 マッシュ「いや、あの人が一瞬躊躇してなかったら危なかったなって…」 マッシュ「それにあの人…呪文を唱えていない」 カルド「(キノコ頭くん…最初、僕の剣を額で受け止めようとした)」 カルド「(いかれてるね。そこまでして神覚者になる必要があるというのか…死んだら元も子もないというのに)」 カルド「(が…仮に彼が味方となれば…フフ…上っておいで、こっちまで)」 実況「それでは最終試験を始めます。最終試験は一対一でのバトル」 実況「ルールは簡単。相手が降参、または気絶させれば勝利となります。それでは第一試合と参りましょう」 実況「マッシュ・バーンデッド」 フィン「(頑張れマッシュくん。マッシュくんの未来のために)」 フィン「(マッシュくんのおじいちゃんの未来のために)」 ウォールバーグ「(イーストンの長い歴史の中でも類稀なる才能、マーガレット・マカロン…最後の山場じゃぞ、マッシュ・バーンデッド)」 マーガレット「申し訳ないけど、これ以上先には進めなくなるわね。私を楽しませるというアナタの天命を存分に果たしなさい、マッシュ・バーンデッド」 マッシュ「笑止千万」 マーガレット「ディップ!ディップ!」 マッシュ「そんなにタルタルソースつけたら、エビフライの味が分からなくなるんじゃ…」 マーガレット「何を言ってるの?タルタルソースにエビフライをつけてるの。エビフライはタルタルソースを美味しく食べるために存在してるのよ?」 マッシュ「目がイッちゃってる…強敵の予感」 ドット「(ヤバイ…オレ独自の指標によれば、ヤバイやつほど強いというデータが出まくっている。つまり、今回の敵はマジでヤバイ)」 カルド「(オーターがマカロンを選んだ理由はそこに確実性があるからだ)」 カルド「(一回目の襲撃からこの大会まで彼が何もしなかったのは、マカロンの実力を信頼すればこそ)」 カルド「(つまりマカロンなら確実にマッシュ・バーンデッドを殺れると…それ程までに実力の差は明らかだ)」 フィン「うっ…気分が…」 ドット「大丈夫か?」 ランス「あてられるのもムリはない。それほどの魔力だ 」 ランス「(これが神覚者に準ずると言われる力…乗り越えてみせろ、マッシュ・バーンデッド)」 マーガレット「ナルコス」 フィン「あれは基礎魔法」 ドット「どういうことだ!?マッシュならあの程度簡単に…」 マッシュ「ボウリングの珠みたいだ」 ドット「なっ…マッシュがレシーブしきれない!?このままじゃ壁に…」 「いない」 「一体どこに!?」 マッシュ「スパイン魔法」 マッシュ「へルフォール」 | |
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