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DEMON SLAYER |
原作(Original Story): 吾峠呼世晴(Koyoharu Gotōge) 鬼滅の刃 第142話ネタバレ |
第142話 蟲柱・胡蝶しのぶ | |
配信日 | 2019年1月21日 |
ジャンプ | 2019年8号 |
単行本 | 第16巻 |
登場人物 | 胡蝶しのぶ 童磨 胡蝶カナエ 栗花落カナヲ |
STORY | |
『俺は子どもの頃から優しかったし賢かった。可哀想な人たちをいつだって助けてあげたし幸せにしてあげた。それが俺の使命だから』 童磨の父《この子の瞳の中には虹がある。白橡の頭髪は無垢な証。この子は特別な子だ》 童磨の母《きっと神の声が聞こえてるわ》
『俺の親の頭の鈍さは絶望的だった。そうでなければ極楽教などというつまらない宗教作れないけど、可哀想だったのでいつも話を合わせてあげてたなあ。神の声なんて一度も聞こえなかった。初めてはよってたかって崇められ祈られ流石に困ってしまった。子供相手に泣きながら苦しい辛いどうしたらいいと言ってくる大人に頭は大丈夫かと心配になる。欠伸の出るような身の上話をした後、どうか極楽に導いて欲しいと頭を下げられた。俺は泣いた。可哀想に。極楽なんて存在しないんだよ。人間が妄想して創作したお伽話なんだよ』 『神も仏も存在しない。そんな簡単なことがこの人たちは何十年も生きていてわからないのだ。死んだら無になるだけ。何も感じなくなるだけ。心臓が止まり脳も止まり腐って土に還るだけ。生き物である以上、須くそうなる。こんな単純なことも受け入れられないんだね。頭が悪いとつらいよね。気の毒な人たちを幸せにしてあげたい、助けてあげたい、その為に俺は生まれてきたんだ』
童磨「うーん五回目…これも駄目だね。効かないや。どんどん効かなくなってくるね。あと何回毒を調合できるのかな。ああ息がもう続かない?汗が凄いな。大丈夫?」 胡蝶しのぶ「(これが上弦の強さ…悉く毒が効かない。耐性がつくまでの早さが異常だ)」 童磨「肺胞が壊死してるからね。つらいよね。さっき俺の血鬼術吸っちゃったからな」 『凍てついた血を霧状にして扇で散布する…呼吸すること自体に危険が伴う』 胡蝶しのぶ「(連撃で大量の毒を打ち込む。蟲の呼吸 蜻蛉の舞い 複眼六角)」 童磨「いやあ君本当に速いね!今まで会った柱の中で一番かも」
胡蝶しのぶ「(斬られた…!)」 童磨「毒じゃなく頚を斬れたら良かったのにね。それだけ速かったら勝てたかも…あー無理かあ、君、小さいから」 胡蝶しのぶ「(なんで私の手はこんな小さいのかなあ。なんでもっと身長が伸びなかったのかなあ。あとほんの少しでも体が大きかったら、鬼の頚を斬って倒せたのかなあ。手が足が長ければ長いだけ筋肉の量も多いわけだから有利なのに…姉さんは華奢だったけど私より上背があった。悲鳴嶼さんいいなあ。あの人が助けに来てくれたら皆安心するよね。姉さんがあの時、言おうとした言葉も私は知ってる。“多分しのぶはあの鬼に負ける”そう言おうとしてやめてくれたんだよね)」
胡蝶カナエ「しっかりしなさい。泣くことは許しません」 胡蝶しのぶ「姉さん…」 胡蝶カナエ「立ちなさい」 胡蝶しのぶ「立てない。失血で左の肺もざっくり斬られて息もできないの」 胡蝶カナエ「関係ありません。立ちなさい、蟲柱・胡蝶しのぶ。倒すと決めたなら倒しなさい。勝つと決めたのなら勝ちなさい。どんな犠牲を払っても勝つ。私ともカナヲとも約束したんでしょう」 胡蝶しのぶ「カナヲ…」 童磨「ごめんごめん。半端に斬ったから苦しいよね」 胡蝶カナエ「しのぶならちゃんとやれる。頑張って」
童磨「え、立つの?立っちゃうの?えー…君ホントに人間なの?鎖骨も肺も肋も斬ってるのに…君の体の大きさ…その出血量だと死んでもおかしくないんだけど…」 胡蝶しのぶ「ゴフッ」 童磨「あっ、ほら~!肺に血が入ってゴロゴロ音がしてる。想像を絶する痛みだろう。俺がすぐに首をストンと落としてあげるから無理しないで。君はもう助からないよ。意地を張らずに」 胡蝶しのぶ「(狙うならやはり急所の頚。頚に毒を叩き込めば勝機はある。蟲の呼吸 蜈蚣の舞い 百足蛇腹)」 童磨「(四方八方にうねる動き、橋を割る程の踏み込み!速い!攻撃が読めない)」
童磨「(低い)」 | |
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