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DEMON SLAYER |
原作(Original Story): 吾峠呼世晴(Koyoharu Gotōge) 鬼滅の刃 第153話ネタバレ |
第153話 引かれる | |
配信日 | 2019年4月8日 |
ジャンプ | 2019年19号 |
単行本 | 第18巻 |
登場人物 | 竈門炭治郎 冨岡義勇 猗窩座 慶蔵 恋雪 |
STORY | |
『闘気がない人間をこの数百年一度も見たことはない。赤子すら薄い闘気があった。だというのにコイツはあの一瞬全く闘気が無くなった。そこにいるはずのない異物と対面しているような状態に』
『感覚が混乱を起こした。俺の羅針は無反応。だがそんな事は問題ではない。戦いの場においては予期せぬこと初めて遭遇する事態全てを即座に理解し対処しなければならない。俺はそれができる、はずだった。しかし、この短時間の戦闘でコイツは何かを掴み、俺の速度を上回った。数百年間の武術の粋を正々堂々真正面から打ち砕かれた。その瞳の中には憎しみも怒りもなく、殺気も闘気もなかった。恐らくその瞳が捉えていたものは俺の求めていた“至高の領域” “無我の境地”に他ならない。その境地があるという事を漠然と感じていたが、今尚、俺はそこへ辿りつけずにいた。まだだ。まだ戦える。俺はまだ強くなる』 竈門炭治郎「(頚を!繋げようとしてる!?)」 『終われない。こんな所で…俺は強くなる。誰よりも強くならなければ…強くもっと強く』 竈門炭治郎「(崩れた…!終わりだ。勝った!うっ!目が回る。筋肉の痙攣が…体がもう限界なんだ)」
冨岡義勇「(…体の崩壊が始まらない。これは…これは)」 竈門炭治郎「(まだ動く!体が崩れない。頚の断面が閉じてる!ううう目が回る)」
竈門炭治郎「(そんな…そんな…頚を斬っても死なない!何か条件があるのか?妓夫太郎たちのように…いや違う。頭は崩れ消えた。今変わろうとしてる。猗窩座も別の何かに…無惨と同じように頚が弱点じゃなくなろうとしてる!戦いは終わってない。戦いはまだ)」 冨岡義勇「炭治郎!(失神…!当然だ。とっくに限界を超えてる) 水の呼吸 肆ノ型 打ち潮」 冨岡義勇「(再生する!頭を無くして尚この速さで)」 冨岡義勇「待て。俺はまだ生きてるぞ。炭治郎を殺したければ、まず俺を倒せ!」
慶蔵《不屈の精神。どんな苦境に立たされても決して折れない。俺たちは侍じゃない。刀を持たない。しかし心に太刀を持っている。使うのは己の拳のみ》 猗窩座「(目障り…だ…)」 恋雪《狛治さん、もうやめて》 『ゆしろうを待っていて足下がおろそかになり落ちる2人』 「あーーっ村田ー!あがつまー!」 「ギャアアアア」 | |
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