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DEMON SLAYER |
原作(Original Story): 吾峠呼世晴(Koyoharu Gotōge) 鬼滅の刃 第156話ネタバレ |
第156話 ありがとう | |
配信日 | 2019年4月27日 |
ジャンプ | 2019年22・23合併号 |
単行本 | 第18巻 |
登場人物 | 竈門炭治郎 冨岡義勇 猗窩座 (狛治) 恋雪 慶蔵 鬼舞辻無惨 猗窩座の父 |
STORY | |
猗窩座「(死んだところで三人と同じ場所には行けない。よくも思い出させたな、あんな過去を。人間め、柔く脆い弱者すぐ死ぬ壊れる消えてなくなる)」 竈門炭治郎「(気絶してた!戦闘中に…!頭が、頭が再生しかけている!ぐあああ頚を斬ったのに)」 猗窩座「(破壊殺 滅式)」 竈門炭治郎「やめろーーっ!」 猗窩座「(コイツ…!まだ動くのか)」 竈門炭治郎「(何度でも頚を斬る!勝つんだ。義勇さんと二人で、猗窩座に!)」
竈門炭治郎「(刀がすっぽ抜けた!握力が…手に力が入らなくなってた)」 慶蔵《生まれ変われ少年》 猗窩座「(弱い奴が嫌いだ。弱い奴は正々堂々やり合わず井戸に毒を入れる。醜い。弱い奴は辛抱が足りない。すぐ自暴自棄になる。“守る拳”で人を殺した。師範の大切な素流を血塗れにし、親父の遺言も守れない。そうだ。俺が殺したかったのは)」
竈門炭治郎「(まずいまずいまずい!刀が飛んでった。殴ったくらいじゃ止まらない。猗窩座は煉獄さんに使った滅式を出そうとしてる!義勇さんを連れて攻撃圏外に)」 冨岡義勇「構うな俺に…」 竈門炭治郎「(自分で自分を…どうして自分を攻撃したんだ?どうして…一瞬猗窩座から感謝の匂いがした。どうして笑った?)」
猗窩座「(もういい。やめろ。再生するな。勝負はついた。俺は負けた。あの瞬間完敗した。正々堂々見事な技だった。敵の動きを完璧に読みギリギリで回転、敵が攻撃を出しきる前に斬り込む。終わりだ。潔く地獄へ行きたい)」 竈門炭治郎「(どこに行きたいんだろう…あ…足が止まった)」 猗窩座「親父…もう平気か?苦しくねぇか?」 猗窩座の父「大丈夫だ狛治。ありがとうなァ…」 猗窩座「ごめん親父ごめん。俺やり直せなかった。駄目だった…」 猗窩座の父「関係ねぇよ」 慶蔵「お前がどんなふうになろうが息子は息子、弟子は弟子。死んでも見捨てない。天国には連れて行ってやれねぇが」 猗窩座「(師範…)」 鬼舞辻無惨「強くなりたいのではなかったのか?お前はこれで終わりなのか?猗窩座」 猗窩座「(そうだ俺は強くなる。強くなりたい。頚を斬られたから何だ?勝負?関係ない。皆殺しにしてやる。俺はまだ強くなれる。約束を守らなければ)」
恋雪「狛治さんありがとう。もう充分です。もういいの。もういいのよ」 鬼舞辻無惨「猗窩座!」 狛治「ごめんごめん!守れなくてごめん!大事な時、傍にいなくてごめん!約束を何ひとつ守れなかった!許してくれ!俺を許してくれ頼む!許してくれ」 恋雪「私たちのことを思い出してくれて良かった。元の狛治さんに戻って良かった…おかえりなさい、あなた…」
『設定こぼれ話』 隣の道場には恋雪と同じ年頃の跡取り息子がいました。彼は恋雪のことが好きでしたが、非常に乱暴で横柄な性格をしており、体の弱い恋雪のことを思いやることができませんでした。具合が悪い恋雪を無理矢理外へ連れ出し、恋雪が喘息の発作を起こしたのを見て怖くなり、苦しむ恋雪を放置して逃げました。狛治が恋雪を発見しなければ恋雪は死んでいた所でした。 この件で慶蔵が怒り、隣の道場と素流道場は試合をすることになりました。慶蔵が後に控えていましたが、十六歳の狛治が一人で九人を倒し、今後素流道場と恋雪に関わらないと約束するよう言いました。跡取り息子は怒って取り乱し、木刀ではなく真剣を振り回して、狛治に斬りかかりました。狛治は振り下ろされる刃を側面から拳で打ち叩き、真っ二つに折りました。 その技は狛治が一番得意な『鈴割り』という名前の技です。 | |
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