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MASHLE | |
原作(Original Story): 甲本一(Hajime Kōmoto) TVアニメ『マッシュル』 第2期12話 | |
第24話 マッシュ・バーンデッドと良い友達 | |
放送日 | 2024年3月30日 |
OPテーマ | Bling-Bang-Bang-Born (歌: Creepy Nuts) |
EDテーマ | トーキョーズ・ウェイ!(歌: 私立恵比寿中学) |
原作 | 第73話、第74話 |
CAST | |
マッシュ・バーンデッド Mash Burnedead CV.小林千晃 フィン・エイムズ Finn Ames CV.川島零士 ランス・クラウン Lance Crown CV.石川界人 ドット・バレット Dot Barrett CV.江口拓也 レモン・アーヴィン Lemon Irvine CV.上田麗奈 オーター・マドル Orter Maddle CV.小野友樹 カルド・ゲヘナ Kaldo Gehenna CV.島﨑信長 ウォールバーグ・バイガン Wahlberg Baigan CV.麦人 レグロ・バーンデッド Regro Burnedead CV.チョー ブラッド・コールマン Brad Coleman CV.小西克幸 トム・ノエルズ Tom Noels CV.駒田航 ナレーション CV.平田広明 | |
COMMENT | |
甲本一先生のコメント | |
STORY | |
無邪気な淵源(イノセント・ゼロ)が退散するにあたっての置き土産は、魔人死体を融合した巨大亡者だった。あらゆる魔法が魔法無効化の結界によって封じられた絶望的な状況の中、必死に戦うマッシュの姿に、口々にマッシュを応援する生徒たち。その声援に応えるように、マッシュはーー。それから数日後、無邪気な淵源(イノセント・ゼロ)の襲撃のニュースが街を駆け巡る中、マッシュ達が行った場所とは──。 | |
カルド「よくやりました。あとは僕に任せて」 「うわっ!助け…」 カルド「オーター…」 オーター「カルド、マッシュ・バーンデッドに肩入れしたようだな。多少力を見せたところで評価を改めるなど貴様も落ちたな。私は奴を認めない」 カルド「フフッ…僕も彼を完全に認めてる訳ではないよ。まあでも彼の力だけは本物だ。そこだけは認めなければいけない時が来るかもね」 『魔法局はこの事件を受け、警備の増強、情報統制などの対応に追われる』 『そして唯一真実を知るこの事件の当事者であるマッシュはこの事実を重く受けとめ…』 『海に来ていた』 ドット「やっぱ夏といえば海でしょ」 マッシュ「海なんてはじめてた」 フィン「僕も友達と海なんてはじめてだよ」 ドット「オレも」 マッシュ「僕も」 ランス「オレもだ」 レモン「(まあみんなアクが強いからね)」 フィン「でも良いのかな…こんな状況で海なんて」 ドット「バカヤロウ、こんな時こそスイカ割りなんだわ」 マッシュ「だよね今時」 ドット「はい、魔スイカです」 マッシュ「なるほど…これを割る…」 ドット「スキを与えると血を抜かれて最悪死にます」 フィン「怖い怖い怖い!なんでそんなもの持ってきてるの」 ドット「何言ってんだ…生きるということは命の取り合いだろう」 フィン「え…急になに…目がすわっちゃってる」 マッシュ「よし割れた。食べますか」 「アリガ…トウ…アリガ…トウ…」 フィン「(食べづれー!)」 フィン「まさかマッシュくんがイノセント・ゼロの子供だったなんて」 ランス「マッシュの立場を考えると何かしらの責任追及は避けられないだろうな」 レモン「何も悪いことをしてないのに…マッシュくんの理想とする平穏とは真逆にことが運んでいってますね」 ウォールバーグ「マッシュにとってはここからが正念場じゃのう」 フィン「校長!なぜこんな所に」 ウォールバーグ「夏だから」 フィン「でもおケガの方は」 フィン「ちゃんと重症だ!なぜそこまでしてここに」 ウォールバーグ「夏って一年に一度しかないから」 フィン「とはいえ」 ウォールバーグ「君らも知っている通り、イノセント・ゼロを倒さなければマッシュ・バーンデッドに平穏は訪れない」 ウォールバーグ「固有魔法…最強クラスの時間魔法に加え、ワシの空間魔法、更に禁忌魔法により魔力を増大させておる」 ウォールバーグ「イノセント・ゼロは魔法界史上一の魔法使いであると言っていいだろう」 ウォールバーグ「それだけではない。奴を囲う5兄弟はそれぞれこの世界のトップクラスの魔法使いじゃ。ワシに準じるか、それ以上が」 フィン「そんな強い人が5人も敵にいるなんて」 ウォールバーグ「このままいけば世界は間違いなく終わる。まさかイノセント・ゼロがこんなに力をつけていたなんてのう…」 ウォールバーグ「今のままでは勝てる見込みは0に近い。じゃがワシはそれを覆す不確定要素こそがマッシュ・バーンデッドだと信じておる」 ウォールバーグ「体を鍛えたことで手に入った瞬発力、堅さ、精神、そして理不尽なパワー…この理不尽な力こそが必ずや最強の魔法を打ち砕くカギとなる」 レモン「でもいくらマッシュくんでもこの世で一番強い魔法使いだなんて」 レモン「(私はそういうとこが好き)」
ウォールバーグ「(そして何よりその精神性…前向きかつ弱きを見捨てぬその心にこそ真の強さは宿る。ワシの成しえなかった世界を実現してくれ) 期待しているぞマッシュ・バーンデッド」 マッシュ「まかせてください。敵ボコボコにして、それで必ずみんなと一緒にこの学校を卒業するんで」 フィン「マッシュくん…」 ランス「けど普通にそろそろ学期末テストあるけどお前大丈夫なのか?」 マッシュ「え?」 ブラッド「テストと優しさって関係ある?」 レモン「マッシュくんの今の実力を測るためにした模擬テストですが」 レモン「魔法言語が30点、魔法史が10点、魔法薬学が3点、魔法数学が10点」 マッシュ「ううううううううううああああああああああ」 ランス「今まで実技でなんとかしてたから筆記の方は壊滅的だな」 フィン「錯乱している。よっぽど嫌なんだな勉強」 マッシュ「…帰りたい」 ドット「まあ安心しろよ。みんなでサポートするからよ」 マッシュ「え?ドットくんって勉強できるの?」ドット「できるよ」 ドット「勉強って一番分かりやすい目標達成のための努力の形だからさ、努力の練習だと思って毎日少しずつ勉強してるよ」 マッシュ「なんか傷ついた」 ドット「まあこのオレがちゃんと教えてあげるからよ」 マッシュ「教えてくださ…い」 ランス「よし、じゃあやるぞ。魔法数学はとりあえず基礎からだ。応用は完全に捨て確実に点を取りにいく」 マッシュ「うす」 ランス「大事なのは解法暗記とそれをどう適用させていくかだ」 レモン「その次は魔法史ですね。単語を覚えつつそれらを線でつなげて」 ドット「魔法言語は小手先のテクさえ覚えれば楽勝よ」 フィン「魔法学はね、まず魔法体系を覚えてより細かく分類していくことが大切なんだ」 ドット「どうした!?」 レモン「破裂音が!」 マッシュ「ううううううううううああああああああああ…できない…全くもってできる気がしない…これからも」 ドット「いやできないとかないから」 ランス「できなきゃ退学だぞ」 マッシュ「鬼…鬼畜」 ドット「マッシュ!」 ドット「逃げやがった」 フィン「早く追いかけなく」 フィン「(どこ行ったんだろマッシュくん…)」 フィン「(埋まってる!地面に)」 マッシュ「このまま土に還りたい」 フィン「マッシュくん」 マッシュ「ごめんフィンくん…僕、勉強だけは…」 フィン「マッシュくんらしくないよ」 フィン「負けそうな相手でも後先考えず立ち向かっちゃうのがマッシュくんでしょ?一緒に卒業したいよ僕…マッシュくんと一緒に…頑張ろう…ね?」 マッシュ「ありがとうフィンくん。フィンくんの言うとおりだよ。情けないとこ見せちゃったね。僕頑張る」 フィン「モグラたくさんついてるよ」 マッシュ「抜けだしてごめんなさい。もう一度勉強教えた下さい」 ドット「あーあーどうしよっかなーやる気がな」 レモン「がんばりましょうマッシュくん」 ドット「え?ごめんウソウソ。小さく見えた?オレもしかして人として小さく見えた?」ランス「席につけ」 マッシュ「うす」 レモン「大丈夫ですよマッシュくん」 マッシュ「みんなと卒業…みんなと卒業…みんなと卒業」 「次、マッシュ・バーンデッド」 「そのうえ普段の成績も悪い。退学も時間の問題と言いたいところですが」 「たまには真面目に頑張れるようですね。まあ決して褒められた点数ではないですが」 ドット「これはギリギリじゃん」 マッシュ「まぁこんなもんですね」 ランス「調子に乗るな」 トム「バンブーーー!」 ドット「何だって!」 レモン「大変じゃないですか」 「魔法が使えない時点で離された存在なんだ」 「あんたが奴と何の関係があるの」 「部外者は引っこんでろ!」 「既婚者だったのか!?」 「ふざけんな!まじめにやれ」 レモン「あァ!文句あんのかこの野郎💢」 「何だよあの女」 マッシュ「レモンちゃん」 ランス「待て。お前が行けばややこしくなる。ここは堪えろ」 レモン「マッシュくんがそんな理不尽な理由で裁かれるというのであれば、私も一緒に罰とを受けます!石を投げられても暴言をはかれても…あんな…あんな…」 レモン「あんな優しい人が悪い人なわけないと私は信じてます!」 「あの女もこの世界の規律を乱す背徳者だ!容赦するな」 「マッシュ・バーンデッドだ!」 「逃がすな。魔法が使えない奴を捕らえるなんてわけがない」
マッシュ「まあ昔からのことだし…今は納得できないかも知れませんけど」 マッシュ「この魔法界の一番になって証明してみせるよ。魔法使えなくたっていいじゃない…ってね」 ウォールバーグ「すまない。私の独断で皆を混乱させてしまって」 「ウォールバーグ校長!」 | |
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