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ONE PIECE | |
原作(Original Story): 尾田栄一郎(Oda Eiichiro) TVアニメ『ONE PIECE』 第1097話 | |
第1097話 オハラの意志!受け継がれる研究 | |
放送日 | 2024年3月17日 |
OPテーマ | あーーっす!(歌: きただにひろし) |
EDテーマ | Dear sunrise (歌:大槻マキ) |
原作 | 第1066話、第1067話 |
CAST | |
モンキー・D・ルフィ Monkey D. Luffy CV.田中真弓 ロロノア・ゾロ Roronoa Zoro CV. 中井和哉 サンジ Vinsmoke Sanji CV.平田広明 チョッパー Tony Tony Chopper CV.大谷育江 ウソップ USOPP CV.山口勝平 ナミ Nami CV.岡村明美 ロビン Nico Robin CV.山口由里子 フランキー FRANKY CV. 矢尾一樹 ブルック BROOK CV. チョー ジンベエ JINBE CV.宝亀克寿 ジュエリー・ボニー Jewelry Bonney CV.高木礼子 Dr.ベガパンク Vegapunk CV.多田野曜平 モンキー・D・ドラゴン Monkey D. Dragon CV.柴田秀勝 正(シャカ) Shaka CV.阪口周平 ゴールドバーグ Goldberg CV.高塚正也 | |
TITLE CARD | |
EYECATCHER | |
STORY | |
内なる情熱を秘める研究者と革命の闘志を燃やす青年シャカによって明かされるベガパンクとドラゴンの過去。オハラの学者たちから静かに継承された未来への想いが次世代の麦わらの一味の心を動かす。 | |
ベガパンク「よくぞ守った。お前達の、オハラの勝利だ」 ベガパンク「(誰だ?こんな廃墟に…)」 ゴールドバーグ「引き上げろ!」 ベガパンク「(巨人族!?)」 ベガパンク「(なぜ巨人族が!?この本の価値を知ってるのか!?)」 ベガパンク「(一体どうする気だ?)」 ドラゴン「久しぶりだなベガパンク」 ベガパンク「ドラゴン!?」 ドラゴン「また一段と頭が肥大したな」 ベガパンク「そんなことより、お前がなぜここに」 ドラゴン「そりゃこっちのセリフだベガパンク。おれはクローバーのおっさんと面識があってね」 ベガパンク「なんとお前もか…かつては世界中を飛び回るやんちゃな男だったから…彼が世界を滅ぼそうとしたなんてバカげた情報操作だ」 ドラゴン「ああ…あの巨人族達気になるか?盗賊じゃない。さっき調べはつけといた」 ドラゴン「エルバフからやって来た様だが、彼らはこの文献の価値を知っている」 ドラゴン「彼らの船長は全身に包帯を巻いた妙な男だったが…オハラが命を懸けて残した財産はこのまま歴史から消させやしないと」 ドラゴン「お前達世界政府がこれに気づいて破棄する様な事にならなくてよかった」 ベガパンク「いや待て。私はそんな…」 ドラゴン「聞いて呆れたぜ。お前がついに政府の飼い犬になったとは…我々自勇軍への勧誘は蹴るのにな」 ベガパンク「バカ言え!私の知恵と技術があった所でお前らの様な貧乏軍隊で何が作れる!?」 ドラゴン「わかったよ。相変わらずの正直者だな」 ベガパンク「世界政府はバカでかい組織。海軍には特に話のわかる者も多い。標的は見失うなドラゴン」 ドラゴン「わかってるが…今回の事件はさすがに効いたよ。法律という名を得た理不尽に意見しただけの非力な学者達が暴力で叩き潰された。おれは戦える軍隊を作る」 ベガパンク「戦争を嫌ってたお前がか?」 ドラゴン「見てろベガパンク。おれが世界を変えてやる。クローバーの死はオハラの意志は無駄にはしない」 シャカ「その年の内にドラゴンはエンポリオ・イワンコフ、バーソロミュー・くまと共に今や世界を揺るがすあの革命軍を作った」 シャカ「オハラの文献は確かに政府に見つかるわけにはいかないが」 シャカ「私自身の興味で内密にエルバフへ行き資料を全て読ませて貰った」
シャカ「つまりオハラの読み解いた世界の謎は私が全てこの脳に受け継ぎ研究を進めてきた」 ロビン「全身に包帯を巻いた妙な男というのは…」 ロビン「その巨人族の船長の名前はサウロよね?」 シャカ「彼は身を潜めているんだ。誰であれ口外し兼ねる」 ロビン「ありがとうベガパンク。オハラのみんなの戦いを無駄にしないでくれて」 シャカ「私は全ての学問に精通している。学者の性だよ。解放はできないが付いて来い。君達に見せたいものがある」 ベガパンク「確かにお前に会った当時は私の身長はもはや巨人族に届く勢いじゃった」 ジンベエ「でかいとは噂に聞いておったが…」 ボニー「気球だった」 チョッパー「頭切っても生きてるなんて一体どういう原理だ?」 ベガパンク「いやぁ私は実はな、ノミノミの実の脳ミソ人間」 ルフィ「今も?どっかにあんのか?」 ボニー「何言ってんだ!?さっきから」 ルフィ「あ!おっさん頭切ったからバカなのか?」 ベガパンク「天才ナメかぎなんじゃおのれー!」 ベガパンク「巨大な卵の裏側にPUNK RECORDS(パンクレコーズ)と書いてある。あれがわしの脳ミソ格納庫」 ルフィ「でかすぎねェか!?」 ベガパンク「離れていてもこのアンテナを通じて念波でつながっており全く問題ない」 チョッパー「すげーな!医学も強いのか?Dr.ベガパンク」 ベガパンク「勿論じゃ」 チョッパー「えーーー♡」 ベガパンク「先程お前さんら、ベガパンクを名乗る少女に会ったろう。あれはわしの分身でこの島に6人おる」 ルフィ「忍者か!?」 チョッパー「分身の術か!?」ジンベエ「同じ脳を使うのか?わかりかねる世界じゃのう」 ベガパンク「同じ図書館を使うと思えばええんじゃ」 ベガパンク「例えばこの私の脳ミソに世界中誰でもアクセスできる様になれば」 ベガパンク「全人類が私の知識を身につけたも同然」 ベガパンク「更に全人類で相互的にパンクレコーズをアップデートして行けば」 ベガパンク「私の脳など遥かに超越した知識の海を作る事も可能じゃ」 チョッパー「世界中の医学を勉強できるのか!?」 ベガパンク「勿論じゃ」 チョッパー「うおー♡」 ジンベエ「しかし思想まで入り込んだら不都合も起きんか?」 ベガパンク「勘がいいな海侠のジンベエ。じゃがそんな心配をしていては科学は前に進めない!ぺぺぺぺぺ」 ボニー「そういうとこだろ?ベガパンク。お前は科学への探求の為に犠牲をいとわない」 ボニー「だから父を心ない戦闘兵器に変えたんだ」 ベガパンク「うおーよせボニー!このビームサーベルは失敗作」 ボニー「うるせェ!切れ味ならさっき試した」
ジンベエ「落ち着けボニー。よう考えろ。そいつを殺せばどれ程のものを敵に回すか」 ボニー「構うもんか!さァ父を元に戻せ。もしお前の答えがNOなら…」 ベガパンク「スイッチを切りなさいボニー!そのビームには…」 チョッパー「何だアレ」 ベガパンク「大量の蟲が集まってくるんじゃ!」 ボニー「ギャ―――!」 ルフィ「ああ」 ルフィ「そうなのか…ん?失敗作?」 ベガパンク「アレは私が人工的に作った悪魔の実なんじゃ。カイドウの血統因子から20年かけて多額の研究費を投入し作った。しかし同じ成分の実にはならなかった」 ルフィ「あーだからあいつカイドウみたいになれたのか。いや成功だぞ。火吐くし力も強ェし今やワノ国の守り神だ。アレを作ったのか!スゲー」 | |
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