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Detective Conan | |
原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama) TVアニメ『名探偵コナン』 第1122話 | |
第1122話 張り込み3 | |
放送日 | 2024年5月4日 |
OPテーマ | Unraveling Love ~少しの勇気~ (歌 : 倉木麻衣) |
EDテーマ | You & I ( 歌 : 倉木麻衣) |
脚本 | 稲本達郎 |
CAST | |
江戸川コナン Edogawa Conan CV.高山みなみ 高木渉 Takagi Wataru CV.高木渉 千葉和伸 Chiba Kazunobu CV.千葉一伸 吉田歩美 Yoshida Ayumi CV.岩居由希子 円谷光彦 Tsuburaya Mitsuhiko CV.大谷育江 小嶋元太 Kojima Genta CV.高木渉 灰原哀 Haibara Ai CV.林原めぐみ 黛加代 CV.愛河里花子 成岡亮 CV.田中文哉 安堂和也 CV.間島淳司 |
NEXT CONAN's HINT | |
TITLE CARD | |
STORY | |
公園で女性の遺体が発見された。現場検証していた高木刑事と千葉刑事は、カフェのスタンプカードを発見。同じカフェに通っていた被害者のスタンプカードは財布に入っており、現場に落ちていたものは犯人の所持品だった可能性が高い。大量にスタンプが押されていたことから、二人はカフェの付近で張り込みをすることになる。その後、二人が準備した張り込み部屋には、何故かコナンたち少年探偵団の姿があった。 | |
張り込み1 | 張り込み2 |
千葉刑事「被害者は藤野未希さん26歳。市の職員です」 高木刑事「殴られた上、首を絞められたか」 千葉刑事「ええ、被害者は職場での評判もよく交友関係のトラブルも見当たりません。仕事帰りに襲われたようですね」 高木刑事「スタンプカード?」 千葉刑事「カフェの物のようですね」 高木刑事「被害者のはここにある」 千葉刑事「じゃあこれは……血痕の上に落ちたって事はつまり…」 高木刑事「ああ、犯人の遺留品だ」 円谷光彦「なるほど…それであのカフェを見張ってる訳ですね」 吉田歩美「歩美知ってるよ。手作りパンがおいしいお店だよね」 小嶋元太「パンもいいけど、大福もうめぇな」 千葉刑事「すみません。コンビニで見つかっちゃって」 千葉刑事「スタンプが押してある量から常連客だってことはわかったんだけど」 高木刑事「オーナーに聞いても常連客が多すぎてね、持ち主の特定まではとても…」 灰原哀「それじゃ犯人が現れてもわからないんじゃない?」 コナン「いいや、手掛かりはもう一つあるのさ」 小嶋元太「もう一つの手掛かり?」 コナン「オメーらが今食ってるのは何だ?」 灰原哀「大福にきんつばにようかん…」 高木刑事「さすがコナン君、よく気が付いたね」 高木刑事「おかえりなさい」 黛加代「あー!私の頼んだ和菓子!何勝手に食べてんのよ!誰よあんたたち」 小嶋元太「俺たち少年探偵団だぞ」 円谷光彦「あなたこそ誰なんですか?」 高木刑事「実はこちらの黛加代さん、事件現場の近くの家に一人で暮らしててね」 黛加代「悲鳴聞いて駆けつけたらあの子が倒れてたんだから」 黛加代「そこに駆けつける途中…」 黛加代「見たのよ、犯人の顔を」 コナン「何でその人が犯人だとわかったの?」 高木刑事「そこは現場の公園からの一本道でね、犯人が現場を去るにはそこを通るしかなくて」 黛加代「他には誰も通ってない」 千葉刑事「だけど証言をもとに似顔絵を作ろうにも…」 黛加代《あーもー!もう一度顔見れば絶対わかるのにー!》 高木刑事「で、本当は目撃者を張り込みに参加させたりしないんだけど」 千葉刑事「今回ばかりは特別に」 吉田歩美「じゃあもしかして」 小嶋元太「犯人か?」 コナン「やっぱり林先生だ」 「違うけど」 吉田歩美「じゃあ顔見せて」 「いやだよ」 円谷光彦「僕もです」 「成岡亮!」 「キャーーー♡」
千葉刑事「結局現れませんでしたね犯人」 「お疲れ様」 吉田歩美「コナン君と哀ちゃんの分も持って帰ればきっと喜ぶ」 小嶋元太「やっぱ独り占めする気だったんだな」 「高木刑事!千葉刑事!」 千葉刑事「大丈夫か?みんな」 安堂和也「たとえスタンプカードから俺の指紋が出たところで俺はここのスタッフだ。混んでる時にはレジにも立つし、もちろん客のカードにだって触る」 安堂和也「おばさんの証言だってそうだ。暗い夜道ですれ違っただけなんだろ?しかもおばさん、老眼みてぇじゃねぇか。それで俺を犯人と断定できるとでも言うのかよ」 小嶋元太「でもさっき俺らを襲おうと」 安堂和也「それはお前らが先に襲ってきたからだろう。俺はそれに抵抗したまでさ」 コナン「んなわけねぇだろ。今ので確信したよ。やっぱりあんたが犯人だってな」 安堂和也「何!?」 千葉刑事「あとは聞き込みしたカフェのオーナーだけ。彼にもその件は誰にも話さないよう言ってあるから他に知ってる者がいるとすればそれは…」 コナン「それはカードを落とした犯人だけなんだよ。さっきこうも言ったよね」 安堂和也《おばさんの証言だってそうだ。暗い夜道ですれ違っただけなんだろ?》 安堂和也「それが何だって…」 コナン「確かにこの人は犯人を目撃した。だけど目撃の仕方にも色々ある。窓から犯行を見たとか物陰から覗き見たとかね。なのになぜ分かったの?夜道ですれ違っただけだって」 千葉刑事「なるほど!それも犯人しか知らないはずだ」 コナン「そもそも老眼の初期症状で見えにくくなるのはごく近い所だ」 コナン「すれ違う程度の距離ならこの人の目はむしろ普通よりいいくらいだよ。双眼鏡を使わずにお客さんの顔を判別してたのがその証拠さ」 コナン「証言の信憑性は十分にある。これでもまだ犯人じゃないとシラを切るつもり?」 安堂和也「くっそ…何でこうなるんだ…いつも厨房から彼女を見てて…ただ想いを伝えようとしただけなのに…なのに悲鳴なんかあげるから」 コナン「加代さんもこいつら巻き込んで!」 吉田歩美「きんつばもね」 小嶋元太「俺もやっぱ大福だな」 灰原哀「すっかり和菓子にハマっちゃったみたいね」 | |
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