鬼滅の刃 無限城編 | 第19巻168話『お館様と匡近』ネタバレ | Demon Slayer

DEMON SLAYER
原作(Original Story): 吾峠呼世晴(Koyoharu Gotōge)
鬼滅の刃 無限城編ネタバレ 168話 カラー お館様 産屋敷耀哉 Demon Slayer Chapter 168
鬼滅の刃 第168話ネタバレ
第168話 百世不磨
鬼滅の刃 無限城編ネタバレ 168話 扉絵 カラー 黒死牟 こくしぼう Demon Slayer Chapter 168
配信日2019年7月29日
ジャンプ2019年35号
登場人物不死川実弥
不死川玄弥
冨岡義勇
宇随天元
悲鳴嶼行冥
胡蝶カナエ
産屋敷耀哉
産屋敷輝利哉
黒死牟
粂野匡近
STORY
不死川実弥『自分の血が特別なんだと気づいたのは鬼を狩り始めてすぐだ。そもそも鬼にされた母が俺が出血した途端、動きが鈍くなった。母を殺めた後はこの世の全てが急速に色を失い擦り切れて褪せていった。俺は夜の中を藻掻き回った。鬼殺隊も日輪刀も存在すら知らず山程の刃物で武装して鬼と戦い捕らえ陽の光で焼き殺す。今思えばとんでもない自殺行為だが、死ななかったのはこの血で鬼を酔わせられたおかげ。運が良かっただけ』
鬼滅の刃 無限城編ネタバレ 168話 カラー 不死川実弥 Demon Slayer Chapter 168
『同じ鬼を追っていて出会った鬼殺隊の粂野匡近(くめのまさちか)が育手を紹介してくれたおかげ。でも俺は知ってる。善良な人間から次々死んでいくこの世の不条理を。下弦の壱は匡近と二人で倒したのに柱になったのは俺だけだった』
鬼滅の刃 無限城編ネタバレ 168話 粂野匡近 くめのまさちか カラー Demon Slayer Chapter 168
不死川実弥「風の呼吸 陸ノ型 黒風烟嵐(こくふうえんらん)」
鬼滅の刃 無限城編ネタバレ 168話 こくしぼう 黒死牟 カラー Demon Slayer Chapter 168
黒死牟「(この小僧、この傷でまだ動くか…今までの柱ならば勝負はついた。しかし奴は自ら出血を止めた。血を凝固させているのか?呼吸で?筋肉を引き絞り臓物が飛び出るのを止めている?) どちらにせよ人間にできて良い芸当ではない…初見なり…面白い…微酔う感覚も何時振りか…愉快…さらには稀血…」
鬼滅の刃 無限城編ネタバレ 168話 不死川実弥 カラー Demon Slayer Chapter 168
『頭に来るんだよ。人が苦しんでいるっていうのに笑っている奴が。自分の手を汚さず命の危機もなく一段高い所から涼しい顔で指図だけするような奴が』
鬼滅の刃 無限城編ネタバレ 168話 カラー お館様 産屋敷耀哉 Demon Slayer Chapter 168
不死川実弥「いい御身分だなァ、おいテメェ産屋敷様よォ」
悲鳴嶼行冥「不死川…口の利き方というものがわからないようだな…」
鬼滅の刃 無限城編ネタバレ 168話 柱合会議 不死川実弥 胡蝶カナエ 悲鳴嶼行冥 宇随天元 カラー Demon Slayer Chapter 168
産屋敷耀哉「いいよ行冥。言わせてあげておくれ。私は構わないよ」
胡蝶カナエ「ですがお館様…」
産屋敷耀哉「大丈夫だよカナエ」
不死川実弥「白々しいんだよォ。鼻につく演技だぜ。隊員のことなんざァ使い捨ての駒としか思ってねェくせに…アンタ武術も何も齧ってすらねェだろォ。見れば一発でわかる。そんな奴が鬼殺隊の頭だとォ?虫唾が走るぜェ。ふざけんじゃねェよ!」
鬼滅の刃 無限城編ネタバレ 168話 不死川実弥 カラー Demon Slayer Chapter 168
産屋敷耀哉「ごめんね。刀は振ってみたけれど、すぐに脈が狂ってしまって十回もできなかった。叶うことなら私も君たちのように体一つで人の命を守れる強い剣士になりたかった。けれど、どうしても無理だったんだ。つらいことばかり君たちにさせてごめんね」
鬼滅の刃 無限城編ネタバレ 168話 カラー 産屋敷耀哉 お館様 Demon Slayer Chapter 168
『言葉が出てこなくなった。お館様の眼差しは母を思い起こさせた。親が我が子に向ける溢れるような慈しみに、優しく頬をくるまれる気がした』
鬼滅の刃 無限城編ネタバレ 168話 カラー Demon Slayer Chapter 168
産屋敷耀哉「君たちが捨て駒だとするならば私も同じく捨て駒だ。鬼殺隊を動かす駒の一つに過ぎない。私が死んだとしても何も変わらない。私の代わりはすでに居る」
鬼滅の刃 無限城編ネタバレ 168話 きりや 輝利哉 カラー Demon Slayer Chapter 168
産屋敷耀哉「実弥は柱合会議に来たのが初めてだから勘違いしてしまったのだと思うけど、私は偉くも何ともないんだよ。皆が善意でそれその如く扱ってくれているだけなんだ。嫌だったら同じようにしなくていいんだよ。それに拘るよりも実弥は柱として人の命を守っておくれ。それだけが私の願いだよ。匡近が死んで間もないのに呼んでしまってすまなかったね。兄弟のように仲良くしていたから尚更つらかったろう」
不死川実弥「!名前…」
胡蝶カナエ「不死川くん、お館様は当主になられてから亡くなった隊員の名前と生い立ちは全て記憶してらっしゃるのよ」
鬼滅の刃 無限城編ネタバレ 168話 胡蝶カナエ カラー Demon Slayer Chapter 168
不死川実弥「(そんな…俺でさえ一緒に戦って死んだ隊士全ての名前は憶えきれてない)」
産屋敷耀哉「実弥、鬼殺隊の子供たちは皆、遺書を書いているよね。その遺書の内容がね、不思議なことに殆ど似通っているんだ。匡近も同じだったよ。渡そうと思っていたんだ実弥に。匡近は失った弟と実弥を重ねていたんだね」
鬼滅の刃 無限城編ネタバレ 168話 不死川実弥 不死川玄弥 カラー Demon Slayer Chapter 168
産屋敷耀哉「光り輝く未来を夢見てる。私の夢と同じだよ。大切な人が笑顔で天寿を全うするその日まで幸せに暮らせるよう決してその命が理不尽に脅かされることがないよう願う。例えその時自分が生きてその人の傍らにいられなくとも生きていて欲しい。生き抜いて欲しい」
鬼滅の刃 無限城編ネタバレ 168話 黒死牟 こくしぼう カラー Demon Slayer Chapter 168
不死川実弥「(畜生!かすり傷すら…っ)」
黒死牟「月の呼吸 参ノ型 厭忌月・銷り(えんきづき・つがり)」
鬼滅の刃 無限城編ネタバレ 168話 悲鳴嶼行冥 こくしぼう 黒死牟 カラー Demon Slayer Chapter 168
黒死牟「次々と降って湧く…」
悲鳴嶼行冥「我ら鬼殺隊は百世不磨、鬼をこの世から屠り去るまで…」
『後でガミガミ怒られる図』
胡蝶カナエ「どうしてあんなふうに言うの?悲しいわ」
悲鳴嶼行冥「悪霊でもついてるのではないか…お祓いに行こう」
宇随天元「ないわーあれはないわーマジでひくわー初対面であんなん」
冨岡義勇「…」
鬼滅の刃 無限城編ネタバレ 168話 柱合会議 冨岡義勇 不死川実弥 宇随天元 胡蝶カナエ 悲鳴嶼行冥 Demon Slayer Chapter 168
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