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BUNGO STRAY DOGS | |
原作(Original Story): 朝霧カフカ(Kafka Asagiri) 文豪ストレイドッグス 第114.5話ネタバレ | |
第114.5話 resurrectio(後編) | |
配信日 | 2024年5月2日 |
ヤングエース | 20224年6月号 |
次号 | 2024年6月4日 |
単行本 | 第25巻 |
登場人物 | 太宰治 中原中也 フョードル シグマ 福沢諭吉 福地桜痴 幸田文 ブラム・ストーカー |
STORY | |
兵士「うッ…ぐあああッ…!」 シグマ「(何だ?何が起きている!?)」 『ムルソー 太宰&中也』 太宰治「私と脱獄勝負した時、ドストエフスキーは必至だった。何故なら奴は私にも毒にも殺される訳にはいかなかったからだ。奴は吸血種に殺される必要があった」 中原中也「は?」 太宰治「判ったぞ、奴の企みが全部。最悪だ。すぐにに乱歩さんに報せないと!」 中原中也「あ!オイ説明を」 太宰治「奴の異能の発動条件は“触れる事”じゃない!発動条件はドストエフスキーを殺す事だ」 中原中也「は?どういう事だよ。判るように説明しろ!」 太宰治「ドストエフスキーを殺したのは吸血種だ。だが自分の意思で殺したんじゃない。彼は操り人形であり“その男”の指先…ヘリを運転した吸血種自身は銃や刃物と同じ道具に過ぎない。殺意を持ってドストエフスキーを殺したのは…」 『空港』 ブラム「我が宿敵……」 太宰治「死体が別人になった理由、奴が諾々と地球の裏側で投獄されていた理由、可能性はひとつしかない。ドストエフスキーの能力は…」 シグマ「(信じられない。これがドストエフスキーの…)」 ブラム「そういう事か」 幸田文「ブラちゃんどしたん?」 ブラム「我が姫」 幸田文「え」 ブラム「逃げよ」 太宰治「ドストエフスキーの能力は“自分を殺した人間が次のドストエフスキーになる能力”だ」 フョードル「おはようございます。おっと動かないで下さい。彼を殺しますよ」 福地桜痴「構…うな…討て…!頼む…燁子君…君ならば…!」 フョードル「動くのですか。では遠慮なく」 フョードル「そして」 江戸川乱歩「駄目だ!その剣だけは刺させるな!」 フョードル「右手(めて)なる《神刀・雨御前》、左手(ゆんで)なる《聖十字剣ソルズレヴニ》 二振りの神剣よ、ここに奇蹟を顕せ」 『今この場には三つの“究極”が揃ってしまっている。神が宿るとされている時空剣、異能と人体を融合させ操る聖十字剣、そして武器の性能を百倍にする能力、それらが融合した時何が起こるのか』 『三極の特異点』 | |
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