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Black Butler | |
原作者(Original Story): 枢やな(Yana Toboso) TVアニメ『黒執事』 寄宿学校編 第7話 | |
第7話 その執事、決勝 | |
放送日 | 2024年5月25日 |
OPテーマ | 狂信者のパレード - The Parade of Battlers (歌: 音羽-otoha-) |
EDテーマ | 贖罪 (歌: シド) |
原作 | 第78話 - 第80話 |
CAST | |
シエル・ファントムハイヴ Ciel Phantomhive CV.坂本真綾 セバスチャン・ミカエリス Sebastian Michaelis CV.小野大輔 エドガー・レドモンド Edgar Redmond CV.渡部俊樹 ハーマン・グリーンヒル Herman Greenhill CV.武内駿輔 ロレンス・ブルーアー Lawrence Bluewer CV.榎木淳弥 グレゴリー・バイオレット Gregory Violet CV.橘龍丸 マクミラン McMillan CV.白石晴香 クレイトン Clayton CV.石毛翔弥 チェスロック Cheslock CV.戸谷菊之介 ジョアン・ハーコート Joanne Harcourt CV.徳留慎乃佑 モーリス・コール Maurice Cole CV.堀江瞬 ヨハン・アガレス Johann Agares CV.速水奨 エドワード・ミッドフォード Edward Midford CV.山下誠一郎 エリザベス・ミッドフォード Elizabeth Midford CV.田村ゆかり タナカ TANAKA CV.麦人 バルドロイ BALDROY CV.東地宏樹 フィニアン FINNIAN CV.梶裕貴 メイリン MEY-RIN CV.加藤英美里 | |
ENDCARD | |
第8話 その執事、施錠 | |
STORY | |
決勝戦まで勝ち進んだシエルたち紺碧の梟(サファイア・オウル)寮。一方、とうとう姿を現した校長を追うセバスチャン。選手たちの才能が惜しみなく発揮され、翡翠の獅子(グリーン・ライオン)寮の「力」と紺碧の梟(サファイア・オウル)寮の「策」が拮抗し試合が白熱するなか、セバスチャンは校長を捕まえることができずにいた。 | |
ロレンス「演奏が止まってる…ミカエリス先生は?」 シエル「お手洗いじゃないですか?」 クレイトン「また!?」 「10アウト攻守交代」 クレイトン「やはり応援なしでは…」 シエル「ええ…(ここから先は僕らだけで戦わねばならない)」 セバスチャン「(いない!?一体どこに…)」 セバスチャン「(いつの間にあんな所に!?)」 ハーマン「とにかく打っていくぞ!まずは同点だ」 「イエッサー!」 シエル「(あまり気乗りしないが、あの作戦でいくしかなさそうだな)」 「(ふん、ショボいポーズだ)」 「しまっ…!」 ハーマン「何!?」
シエル《何?6月4日にラウを呼ぶ?》 セバスチャン《ええ、彼らの応援は必ず戦力になりますよ》 シエル《戦力?どのへんが?》 セバスチャン《それは…》 シエル《なっ》 シエル《そんなに効果があるとは思えないが》 セバスチャン《あまり上品とは言えませんが外界から隔離されている彼らには覿面のはずですよ。坊ちゃんにはまだ早かったかもしれませんね》 エドワード「(皆、決勝戦で力んでるのか?ここは俺が手本とならなくては) 来いッ!」 エドワード「(なんの特徴もない投球…何故皆はこんな球で…)」 ハーマン「何!?」 リジー「お兄様」 ハーマン「お前までどうした!絶好球だぞ」 エドワード「すっスミマセン」 「どうしちまったんだグリーンハウスは!?」 エドワード「(あの破廉恥集団は!?)」 エドワード「(皆が気を散らしていた理由はこれか!?淑女たるもの脚を出して…ははははは恥を知れ!)」 エドワード「(いかん集中だ)」 「アウト」 シエル「(効果バツグンじゃないか)」 シエル「(しかし…あのグリーンヒルにどこまでやれるか…)」 ハーマン「ぬあっ」 「アウト」 シエル「(誰よりも効いてる)」 シエル「(さすがは人の欲望を知り尽くした悪魔の作戦。この調子で0点に抑えられれば…)」 「出て行けと言っている!ふしだらな服装での観戦は禁止だ!」 ラウ「オーウ、ワタシエイゴヨクワカラナイアルヨ」
セバスチャン「(またいない)」 セバスチャン「(もうあんな所へ!?)」 ハーマン「2イニング表だ!失点は最小限に抑えるぞ」 「イエッサー」 エドワード「なんだ、あの構え!?」 「君、ちゃんとバットを持ちなさい」 ロレンス「いえ、これでいいんです」 シエル「オーケストラ打法はこれくらいで次の練習に移りましょう」 クレイトン「多少は稼げたが、まだまだ安心できないな」 シエル「作戦としては十分成功でしょう」
シエル「すみません」 「卑怯だぞ!」 「反則までして勝ちたいか!?」 シエル「反則?いつ?誰が?」 エドワード「何だと…!?」 シエル「たまたま僕がボールを投げ損じ、たまたま打者が避けそこね、たまたまバットに当たり、たまたま打ちあがったボールをウチの選手が捕球した。つまりただの1アウトでは?」 エドワード「た…確かにルール上は問題はないが…」 「It's not Cricket! It's not Cricket! It's not Cricket! It's not Cricket!」 「It's not Cricket! It's not Cricket! It's not Cricket! It's not Cricket!」 ハーマン「黙れ!神聖なる試合中にヤジを飛ばすことは許さん!」 ハーマン「それにファントムハイヴが卑怯だと?貴様らにはこれが見えんのか!?」 「バウンダリー6だーッ」 バルドロイ「あちゃ~やっぱり打たれちまったか」 メイリン「あれ?でも坊ちゃん…笑ってる?」 シエル「(エドワードの精神力と動体視力を持ってすれば抑えられないのはわかっていた。それも想定の範囲内)」 ロレンス「よくやったファントムハイヴ」 ロレンス「後は任せろ」 「すっぽ抜け?」 「ハハハ!」 ロレンス「(僕がウェストン校に入学してから6年。ブルーハウスは最下位しか経験したことがない。勉学を旨とするブルーハウスにとってそれは当たり前の光景だった)」 ロレンス「(しかし一人だけ違う生徒がいた。彼は誰より小柄で非力でありながら勝つことだけを考え)」 「肉体と頭脳…どっちが勝つ!?」
「バウンダリー6」 「105対103だ」 ハーマン「お前に投球は見切った」 エドワード「(剣のようにバットを振り下ろし、ボールをスタンドに叩き込む。グリーンヒル先輩だからこそ可能な打法)」 |
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