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Detective Conan | |
原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama) TVアニメ『名探偵コナン』 第1125話 | |
第1125話 歩美の絵日記事件簿4 | |
放送日 | 2024年6月1日 |
OPテーマ | Unraveling Love ~少しの勇気~ (歌 : 倉木麻衣) |
EDテーマ | You & I ( 歌 : 倉木麻衣) |
脚本 | 大和屋暁 |
CAST | |
江戸川コナン Edogawa Conan CV.高山みなみ 吉田歩美 Yoshida Ayumi CV.岩居由希子 円谷光彦 Tsuburaya Mitsuhiko CV.大谷育江 小嶋元太 Kojima Genta CV.高木渉 灰原哀 Haibara Ai CV.林原めぐみ 高木渉 Takagi Wataru CV.高木渉 根岸祐次 CV.丹沢晃之 |
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NEXT CONAN's HINT | |
STORY | |
何度も事件を解決に導いた歩美の絵日記だったが、平和な日々が続くと描くことがない。痺れを切らした歩美は「事件を探しに行く」と言い出す。コナン、灰原、光彦、元太を連れて米花町のパトロールを始めた歩美だったが、交番で未解決事件を聞き出そうとするなど暴走ぎみ。光彦と元太はそれぞれ事件が起こりそうな場所を紹介することになるが……。さらに、数日前から歩美が感じている視線の正体は? | |
吉田歩美「はぁ…」 円谷光彦「歩美ちゃん」 コナン「どうかしたのか?」 吉田歩美「コナン君、これを見て」 コナン「これがどうかした?」 コナン「それが普通だから」
吉田歩美「だから事件を見つけにしゅっぱーつ」 吉田歩美「あ!」 コナン「歩美ちゃんどうかした?」 吉田歩美「うん…なんか誰かに見られているみたいな…最近みんなといると時々そんな気がするんだよね」 円谷光彦「僕は何も感じませんけど」 小嶋元太「俺も。とにかく早く事件探しに行こうぜ」 吉田歩美「探偵事務所なら依頼人が沢山来るでしょ?」 吉田歩美「あれ?」 小嶋元太「昼寝の小五郎…」 円谷光彦「今米花町で話題のスポットです。でもこの洋館、色んな噂が流れてるんですよ」 円谷光彦「この洋館は呪われてるって」 「ケッケッケッ、この洋館に何かようかん?」 小嶋元太「ばあさんのダジャレ!」 円谷光彦「事件の予感が…」 「まずはこの用紙にサインをいただけますか?」 灰原哀「何の書類なの?」 「これは免責事項の同意書になります。この館でやってる脱出ゲームの免責事項です。何かあっても責任はそっちがとるのさ」 吉田歩美「うん、でも美味しそうだよ」 コナン「味はいいけど、食べ方にはうるさい町中華ってやつか」 吉田歩美「みんなで金子宝石店へレッツゴー!」 根岸祐次「ねぇちょっと…君たち、その通りを行くつもりかい?」 小嶋元太「そうだけど」 根岸祐次「危ないからやめた方がいいよ」 吉田歩美「どうして?」 根岸祐次「この先の通りにはガラの悪い連中がうろうろしてるし、子供だけで行くのはおすすめできないな」 円谷光彦「そうだったんですね。知りませんでした」 吉田歩美「歩美たち、金子宝石店へ行きたいんですけど」 根岸祐次「ああ、ハロンボウの隣のお店だね。だったらバスを使うといいよ。バス停はこの向こうの大通りの豚まん専門店のすぐ横にあるから」 コナン「へぇ詳しいんだね」 根岸祐次「まぁ四区は僕の担当だからね」 吉田歩美「情報ありがとうございます」 根岸祐次「いいえ、どういたしまして」 『私達は入れ代わり立ち代わり宝石店を観察しました 』 小嶋元太「見るからに悪そうなの来た」 円谷光彦「これは事件の匂いがします」 吉田歩美「あれれ」 小嶋元太「悪い奴じゃなかったみてぇだな」 円谷光彦「事件の匂いがプンプンします」 吉田歩美「金子宝石店のお客さんじゃなかったんだね」 吉田歩美「指輪のクリーニングに来たお客さんだったんだ」 コナン「張り込みの必需品買ってきたぞ」 小嶋元太「わー!食いもんか」 コナン「あんぱんと牛乳な」 コナン「あれ?光彦は?」 吉田歩美「光彦君ならさっきトイレ行くって公園の方に行ったけど…そういえば遅いね」 コナン「え!?」 吉田歩美「光彦君の探偵バッジ!?」 原哀「だめ、電話が切られてるみたい」 吉田歩美「光彦君が何も言わずに帰っちゃうなんてありえないよ」 コナン「そうだな。電話にも出ないし、探偵バッジが落ちてる。きっと光彦の身に何かあったんだ。もしかして歩美ちゃんが感じてた視線って…」 吉田歩美「見られていたのは歩美じゃなくて光彦君だったの!?」 小嶋元太「でも、何であいつが狙われたんだよ?」 「それはな、お前が一番上品そうに見えたからだよ光彦君」 灰原哀「最近視線を感じるって言ってたけど、正確にはいつごろから?」 吉田歩美「三日前の下校の時ぐらいかな」 コナン「それ以降ずっと俺達をつけているとしたら、探偵バッジがトランシーバーだってこともバレてたんだな」 小嶋元太「何かわかったか?」 コナン「ああ…たぶん犯人はあいつだ」 コナン「中華料理店から移動したあとに話かけてきたあの男だよ」 吉田歩美「あんなに親切だったのに?」 小嶋元太「人は見かけによらないってことか」 コナン「いいや、見かけによったんだな、これが…あの人、身体のわりにやけに腕が太かっただろ?」 コナン「あの筋肉の付き方に米花町の隅々まで知っているような口ぶり。そして会話の中で四区が自分の担当だっていってたってことは宅配業者か、郵便配達員」 小嶋元太「プロレスラーや野球選手だって腕は太いだろ?」 コナン「ああ、だけどスポーツ選手なら他の所にも筋肉がついてるだろ?名前は分からないけど、米花町の四区を担当している人物を調べれば…もしもし?高木刑事?大至急調べてほしいことがあるんだけど」 高木刑事「ああ、コナン君?調べたけど米花郵便局の四区の担当者はいないそうだよ。宅配便各社も調べたけど、どこも四区って呼び方自体してないみたいだね」 コナン「くそ…行き止まりか」 吉田歩美「なにか…なにか手がかりは」 「なんでここに…」 小嶋元太「へっ!こちとら何でもお見通しでぇ!」 根岸祐次「何で俺の名前まで…」 コナン「このワンボックスカー、この車のナンバーを見て。緑色だよね?」 灰原哀「緑色のナンバープレートを持つ車は旅客や貨物運送業などの事業に使用する車なんですってね」 コナン「米花町の郵便委託を受けている企業であるハイエナ急便が“四区”って分類をしてるんだ」 コナン「確認したら四区の担当は10年前からおじさんだったんだよね」 コナン「その町の隅々まで知り尽くしたおじさんが光彦を誘拐したとしたら、家族の居る家には絶対連れ帰らない。だとしたらどこに光彦を連れて行く?」 コナン「恐らく街の各所に点在する空き家のどれかに忍び込む」 高木刑事「米花町の四区エリアの空き家、家と家との距離や人目に付きづらい高い壁のある家、いろいろ条件を加えていくと、この空き家を含めた6件にまで絞り込むことができました」 高木刑事「あとは我々警察がしらみつぶしに調べたんです」 高木刑事「根岸祐次、未成年者略取および誘拐の現行犯で逮捕します」 高木刑事「とはいえ自分達から危険に首を突っ込むような行動は絶対控えること」 少年探偵団「はーい」 高木刑事「よろしい。ではいただきましょう」 | |
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