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DEMON SLAYER |
原作(Original Story): 吾峠呼世晴(Koyoharu Gotōge) 鬼滅の刃 第192話ネタバレ |
第192話 廻る縁 | |
配信日 | 2020年2月3日 |
ジャンプ | 2020年10号 |
単行本 | 第22巻 |
登場人物 | 竈門炭治郎 鬼舞辻無惨 継国縁壱 竈門炭吉 竈門すやこ |
STORY | |
『何百回と説明を受けることに加えて正解の形を一度見せてもらえると理解度が格段に変わる。俺はただ夢をみているだけかもしれない。それでもほんの僅かな手首の角度の違い、足の運びの違い、呼吸の間隔を知り、自分の無駄な動きに気づけた。縁壱さんは物静かで素朴な人だった』
『すやこさんが剣の型を見たい見たいとせがんだら見せてくれるような優しい人で、炭吉さんはそれをつぶさに見ていた。ひとつも取り零さずその瞳に焼きつけた。日の呼吸の型は息を忘れる程綺麗だった。あまりにも美しすぎた。後に神楽として受け継がれていった理由がわかる。剣を振るう時、縁壱さんは人ではなく精霊のように見えた』 『すやこさんや子供たちが喜んではしゃぐと、照れくさそうにうつむいていた。また遊びに来て下さいと言ったけど別れ際、縁壱さんは炭吉さんに耳飾りをくれた』 『ああ縁壱さんはもうここに来ないのだと思った。遠ざかって行く物悲しい後ろ姿に涙が出てきた』
竈門炭吉「よ…縁壱さん、後に繋ぎます。貴方に守られた命で…俺たちが…貴方は価値のない人なんかじゃない!何も為せなかったなんて思わないで下さい。そんなこと絶対誰も言わせない、俺が、この耳飾りも日の呼吸も後世に伝える。約束します!」 継国縁壱「ありがとう」 『縁壱さん、俺の方こそ、俺たちの祖先を助けてくれてありがとう。貴方がいなければ俺たちは生まれていません。貴方が信じて逃がした珠世さんの協力で無惨を追いつめることができました。貴方が見せてくれた日の呼吸で俺は戦うことができます。十二個の型は驚くほど正確に伝わっていました。何百年も経つのに。円舞、碧羅の天、烈日紅鏡、幻日虹、火車、灼骨炎陽、陽華突、飛輪陽炎、斜陽転身、輝輝恩光、日暈の龍・頭舞い、炎舞。貴方が見せてくれた型も十二個でした』
『炎柱さんが聞いた十三個めの型についてずっと考えていた。型の名前で気になっていたことがある。円舞と炎舞、同じ音の技名。それから父さんの言葉“正しい呼吸ができれば炭治郎もずっと舞える” 父さんは夜明けまでヒノカミ神楽を舞っていた、ずっと。そして今、無惨の体の造りを見て確信した。恐らく十二の型は繰り返すことで円環を成し、十三個めの型になる』 『無惨の攻撃をくぐり抜け、脳と心臓を斬り続けるんだ。夜明けまで。十二の型は円舞と炎舞で全て繋がる。途方もない。きっと俺は地獄を見るだろう。縁壱さんや父さんのような才覚が俺にはない。それどころか命が夜明けまでもつかどうかわからない。さらに無惨の逃亡をどう阻止するか。自信を失う理由がよくわかる。縁壱さんですらできなかったことが自分にできるのだろうか?』 『それでも俺は今自分にできることを精一杯やる。心を燃やせ。負けるな。折れるな』
鬼舞辻無惨「亡霊が」 『見えた。そうか、みんながやられた理由、背中の九本の管と両腕、それを上回る速度の管を八本、腿から出して攻撃してるんだ。無惨は変幻自在だ。固定された姿で認識すると思わぬ攻撃を喰らう』 竈門炭治郎「日の呼吸 円舞 烈日紅鏡 火車」
『やっぱり繋がる。そういうふうにできてる。そうですよね?縁壱さん。繋ぎます。次は十二の型全てを』 | |
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