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DEMON SLAYER |
原作(Original Story): 吾峠呼世晴(Koyoharu Gotōge) 鬼滅の刃 第193話ネタバレ |
第193話 困難の扉が開き始める | |
配信日 | 2020年2月10日 |
ジャンプ | 2020年11号 |
単行本 | 第22巻 |
登場人物 | 竈門炭治郎 鬼舞辻無惨 胡蝶しのぶ 珠世 愈史郎 継国縁壱 |
STORY | |
鬼舞辻無惨「(死の淵を垣間見た生き物はより強靭になると私は知っている。死を回避する為に通常生きていく上では不必要だった感覚や力の扉が開かれるのだ。扉を開けぬ者は死に、扉を開いた者は…)」
鬼舞辻無惨「(妹の力に頼らず刀身を赫くした。死の淵で扉を開いたわけか。柱たちも各々のやり方で刀身を赫くした。だが及ばない。遠く及ばないのだ。お前たちはあの男には。あの男の赫刀は、斬撃はこんなものではなかった)」 竈門炭治郎「日暈の龍・頭舞い 火車 (六つ繋がった。やっと半分…脳も心臓もぐるぐる動いてる。攻撃に押されて胴まで刃が届かない。速すぎる。肺を殴られてるみたいだ。四肢が千切られるように痛い。心臓が破裂する。夜明けまで一時間ある。一時間…集中しろ。今この瞬間の一秒以外考えるな。剣が鈍る。手足が鈍る。一秒だ。一秒を繋げ。夜明けまでの一秒を繰り返せ) 幻日虹 灼骨炎陽」
鬼舞辻無惨「(もう技の精度が落ちた。赫い刃もすぐに元に戻る。所詮此奴もこの程度。当然だ。あんなもの然う然う生まれてなるものか)」 鬼舞辻無惨「(?何だ?変わらず動きは精彩を欠いて遅い。人間ならば当然動いた分の疲労が足枷となる。何故私はその疲弊しきった手負いの人間一匹に止めを刺せない?違う。私も遅くなっているのだ。そうでなければ一対一でここまで時間はかからない。二度も止めを刺し損ねない。原因はあの女に違いない。取り込んだ珠世の細胞に吐かせる)」
鬼舞辻無惨《お前は何をした?私に使った薬は人間返りではなかったのか?》 珠世《お前に使った薬は人間に戻すもの…それと…言わない。無駄に増やした脳味噌を使って考えたらどうだ?》 鬼舞辻無惨「(細胞に残る記憶を読む。この女、人間か…童磨が喰った毒使い)」 胡蝶しのぶ《薬は複数のかけ合わせにしましょう。分解されることは前提で進めるべきです。ひとつめは人間に戻す薬、そしてそれが効かなかった場合、残った薬がより強力に作用するよう細工をします。二つめは老化の薬が望ましいですね。珠世さんが作ったこれなら一分で五十年、無惨を老いさせることができる》
鬼舞辻無惨「(老化!そうか私は老化し続けていたのだ。老化の進行を喰い止める為に私の力は削がれ、柱含めこの程度の鬼狩りの始末に梃子摺った。珠世が私に薬を使ったのは何時間前だ…四時間…いや五時間近く前…薬が効き始めるまでの時間を差し引いたとしても三時間以上、作用していたと思われる。つまり私は九十年老いている!もっと早く気づくべきだった。頭髪の色が戻らないこと)」 鎹鴉「カァァッ夜明ケマデ五十九分」 竈門炭治郎「日の呼吸 飛輪陽炎 輝輝恩光 碧羅の天 火車 烈日紅鏡 炎舞」 鬼舞辻無惨「ちょこまかと跳ね回るな!」 竈門炭治郎「幻日虹 円舞 斜陽転身 灼骨炎陽 日暈の龍・頭舞い 陽華突」 竈門炭治郎「(繋…がった!十二!もっと速くもっと正確に繰り返せ。この十二の巡りを夜明けまで!)」 | |
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