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DEMON SLAYER |
原作(Original Story): 吾峠呼世晴(Koyoharu Gotōge) 鬼滅の刃 第205話ネタバレ |
第205話 幾星霜を煌めく命① | |
配信日 | 2020年5月18日 |
ジャンプ | 2020年24号 |
単行本 | 第23巻 |
登場人物 | 竈門カナタ 竈門炭彦 嘴平青葉 我妻燈子 我妻善照 桃寿郎 実弘 後輩 宇随天満 産屋敷輝利哉 愈史郎 |
STORY | |
『現代 東京』 竈門カナタ「いい加減起きなよ。学校遅刻するよ。俺28回同じこと言ってるんだけど、起きなよ炭彦」 『竈門カナタ(16)』 竈門炭彦「起きてるようー」 『竈門炭彦(15)』 竈門カナタ「嘘すぎてびっくりしてるよ。寝汚いな」
我妻善照「あっやった!うおおおお!凄ぇ!みんなで鬼のボス倒したじゃん!やったじゃん」 『我妻善照(17)』 我妻善照「あだっ」 我妻燈子「またひいじいちゃんの嘘小説読んでるの!?」 我妻善照「今背中蹴ったあ!?」 我妻燈子「テスト前なのに信じられない。こないだも赤点ばっかりだったでしょ!」 『我妻燈子(18)』 我妻善照「いや凄んだよみんな!命懸けて戦っててさ」 我妻燈子「じゃあアンタも恥ずかしくないように勉強しなさいよ!」 我妻善照「ギャアッ耳が!(うちの家族はみんな大人しい女ばっかなのになんで姉ちゃんだけ突然変異したんだ…) 姉ちゃんは輪廻転生って信じるかよ」 我妻燈子「はァ!?何その言い方!キレてんの!?」 我妻善照「すいません。俺は信じるよ。絶対みんな転生して幸せに生きてるんだ。平和のために鬼と戦って命を落とした人たちは」 我妻燈子「あっすごーい♡体操日本金メダルとってる!」 我妻善逸「聞けよ」 我妻燈子「宇随選手かっこいい」 『宇随天満(20)』
我妻善照「でもこの人、中指立てたり記者の首締めたりめっちゃマナー悪いよな」 我妻燈子「それは全部相手が何かしたからでしょ」 我妻善照「顔がいいと何でも許されのかな…あれ?このニュース何?」 我妻燈子「自分ので見なさいよ💢」 我妻善照「すげぇ美人!拡大して!この人植物学者なのか」 我妻燈子「なんか新しく発見された青い彼岸花のやつでしょ」 『ご本人を直撃!嘴平青葉氏 研究の様子7月放送』 我妻燈子「一年で2日とか3日とか?昼だけ咲く花、それを研究してたんだけど、うっかりミスで全部枯らしちゃって各方面から非難轟々」 我妻善逸「こんな儚げで美しい人をみんなして責めるなんて酷すぎる…なんて世の中だ」 我妻燈子「その人男だよ」 我妻善照「切腹しろ切腹」 我妻燈子「アンタお父さんそっくりね。あっ見てよ。双子ちゃん可愛い」 我妻善照「ウヘヘ女の子かなあ?」
我妻燈子「アンタ常に気持ち悪いよね」 我妻善照「俺は全然気持ち悪くねーよ!鶺鴒女学院の子たちだぁ。すごいいい匂いするぅぅ」 我妻燈子「あっ、カナタ♡」 竈門カナタ「おはよう燈子」 竈門カナタ「今日は髪を巻いてるんだね、可愛いよ」 我妻燈子「えーホントにい?」 竈門カナタ「燈子が地球で一番可愛いと思うよ」 我妻燈子「キャア♡カナタもかっこいいよ」 我妻善照「俺最近人に呪いをかける勉強してんだぜ。舐めるなよ」 我妻燈子「何?」 我妻善照「すみません」 我妻燈子「炭彦くんは?」 竈門カナタ「まだ寝てるんじゃないかな。今日こそ遅刻だろうね」
我妻善照「(でっか!あの幼稚園の先生…ピンクのエプロンに合わなさ!)」 我妻燈子「今日学校午前だけだから定食屋さんで食べて帰る?」 竈門カナタ「蛇の置物があるメガ盛りの?」 我妻燈子「うん」 竈門カナタ「ちょっと行きづらいなあ」 我妻燈子「え、どうして?」 竈門カナタ「実はこの間、あの三つ編みの奥さんの胸ばかり見て厨房から旦那さんに包丁投げられたんだよね…善照くんが」 我妻燈子「アンタ…」 我妻善照「いやアレほんチョ違うんだって!濡れ衣だって!」
竈門炭彦「わあ遅刻だあ。どうして誰も起こしてくれなかったんだろう~お母さん、行ってきまあす」 竈門炭彦「皆勤賞が欲しいんだぁ。よいしょ、急げ、急げ、すみません通ります~」 「毎朝何をしとるかお前は」 竈門炭彦「すみませーん」 「まったくあのガキは…」 📺「おはようございます。こちらが日本最高齢記録を更新した産屋敷さんです」
竈門炭彦「あっごめんね」 「ランニングマンだ!キャハハッ」 竈門炭彦「(わー変なあだ名つけられてる)」 実弘「いねぇなァ」 後輩「まぁ気長に…」 竈門炭彦「(あっ止まらなきゃパトカー…)」 竈門炭彦「あーすみませーん」 実弘「絶対アイツだな。七件通報きてる高校生は…」 後輩「はい」 実弘「一瞬撥ねたかと思ったじゃねぇか馬鹿野郎が💢」 竈門炭彦「あああやばいよーこれ間に合うかなぁ」 「何が出た?見せて見せて」 「あっすごい。義一くんそのキャラ、レアなんだよ!」 「俺はこれだ」 「いいなぁ。また同じやつ出ちゃった。私もうおこづかいないのに」 義一「あげる」 「ええっ!いいの!?」
竹内「後藤それまさかと思うけど彼女じゃないよな?」 後藤「うわっ、びっくりした竹内…いやいやこの人は」 我妻善照「絵ですよね。知ってますよ」 我妻善照「謎多き男、山本愈史郎の作品。“珠世”という名前の美しい女性だけを描き続ける画家。近年では世界的に高く評価され注目され始めた」 竹内「えっ!?これ絵なの?写真じゃんこんなの…すげー」 我妻善照「美しい。インタビューに押しかけた記者に猟銃ぶっ放した画家ですよ」 竹内「そんな凶暴な画家いる?」 我妻善照「俺の初恋は八百十二番“玻璃の花と珠世”です、ちなみにね、フフフ」 竹内「(誰?アイツ)」
桃寿郎「炭彦!いい朝だな!」 竈門炭彦「桃寿郎くん、おはよー遅刻するの珍しいねー」 桃寿郎「うむ、ちょっと朝4時からの稽古に打ち込みすぎた。父からビンタされるまで誰の声も聞こえなくて、ワハハハ」 竈門炭彦「それちょっと怖いよー」 パトカー「ハイ、ちょっと止まりなさい、そこの高校生」 桃寿郎「そろそろ剣道部に入らないか炭彦。違う所でも構わないから、とにかく君はスポーツをするべきだ」 実弘「止まりなさい、髪短い方」 竈門炭彦「入らないよ。寝る時間減るの嫌だもん」 桃寿郎「まあそう言わず少しだけでも!君は本当に向いてると思うんだスポーツ」 パトカー「止まりなさい。速ェなオイ足が」 桃寿郎「何かしだすと何も聞こえなくなる所とかとてもいい!」 実弘「止まれコラ馬鹿ガキ!」 後輩「ちょっ…先輩」 竈門炭彦「アハハハ桃寿郎くんには負けるよー」 「閉めろー!門を閉めろ!」 「えっでもまだ3分」 「危険登校常習犯だ」 竈門炭彦「間に合いそうだね」 桃寿郎「だな」
竈門炭彦「ギリギリセーブだったねぇ」 桃寿郎「うむ」 実弘「ちょっとよろしいですか?」 「ギャッ」 嘴平青葉「平和だなあ今日も…僕は研究所を馘になりそうだけど…山奥に独りで暮らしたいなあ」
☎「はい、竈門でございます。えっ息子がですか!?ご迷惑をおかけしまして…!」 | |
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