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DEMON SLAYER |
原作(Original Story): 吾峠呼世晴(Koyoharu Gotōge) TVアニメ『鬼滅の刃』 柱稽古編 第1話 |
第1話 鬼舞辻󠄀無惨を倒すために | |
放送日 | 2024年5月12日 |
OPテーマ | 夢幻 (歌: MY FIRST STORY × HYDE) |
原作 | 第128話 御教示願う 第129話 痣の者になるためには 第130話 居場所 第131話 来訪者 |
CAST | |
竈門炭治郎 Kamado Tanjiro CV.花江夏樹 竈門禰豆子 Kamado Nezuko CV.鬼頭明里 嘴平伊之助 Hashibira Inosuke CV.松岡禎丞 我妻善逸 Agatsuma Zenitsu CV.下野紘 霞柱 時透無一郎 Tokito Muichiro CV.河西健吾 恋柱 甘露寺蜜璃 Kanroji Mitsuri CV.花澤香菜 音柱 宇髄天元 Uzui Tengen CV.小西克幸 炎柱 煉󠄁獄杏寿郎 Rengoku Kyojuro CV.日野聡 水柱 冨岡義勇 Tomioka Giyu CV.櫻井孝宏 蟲柱 胡蝶しのぶ Kocho Shinobu CV.早見沙織 蛇柱 伊黒小芭内 Iguro Obanai CV.鈴村健一 風柱 不死川実弥 Shinazugawa Sanemi CV.関智一 岩柱 悲鳴嶼行冥 Himejima Gyomei CV.杉田智和 不死川玄弥 Shinazugawa Genya CV.岡本信彦 お館様・産屋敷耀哉 Ubuyashiki Kagaya CV.森川智之 産屋敷あまね Ubuyashiki Amane CV.佐藤利奈 鋼鐵塚蛍 Haganezuka Hotaru CV.浪川大輔 神崎アオイ Kanzaki Aoi CV.江原裕理 後藤 GOTO CV.古川慎 珠世 TAMAYO CV.坂本真綾 産屋敷耀哉の鴉 CV.速水奨 | |
KEY VISUAL | |
EYECATCHER | |
STORY | |
山の上に建つ廃城へ任務に向かう柱の実弥と伊黒たち。一方、その頃炭治郎は蝶屋敷で刀鍛冶の里で受けた傷を癒していた。そんななか、産屋敷邸に柱たちが集まり、柱合会議が開かれる。無一郎から語られる痣の発現方法とは…。鬼殺隊全体の底上げの為、柱稽古が始まる――。 | |
不死川実弥「何だこりゃあ…」 伊黒小芭内「御一新で城が廃れたのち、あんまり辺鄙な場所なので捨て置かれ忘れられた、というところか」 不死川実弥「気に喰わねぇぜ。鬼の野郎が殿様気分でいやがんのはよォ」 伊黒小芭内「里の者があそこへ連れて行かれたというのは確かなのだな」 隊士「はい。昨晩我々が天守閣の中まで追跡しましたが何も見つからず…」 不死川実弥「消えるわきゃねえだろ馬鹿が。簡単に撒かれやがって」 隊士「面目ありません」 伊黒小芭内「で、今日また一人女性が姿を消した…」 隊士「我々鬼殺隊が警戒していながらみすみす…」 不死川実弥「お前らごときに期待しちゃいねえよ」 伊黒小芭内「どうやら手遅れと決まったわけではないようだ」 不死川実弥「野郎!」 伊黒小芭内「お前たちは帰れ。この先は風柱と俺で行く」 隊士「しかし…」 不死川実弥「邪魔だって言ってんだよ。さっさと消えろ」 伊黒小芭内「不死川、どうも様子が妙だ」 不死川実弥「ああ、気に喰わねぇな。鬼共がこんなに群れてやがるのは見たことがない」 「助けてー!」 不死川実弥「風の呼吸 弐ノ型」 不死川実弥「爪々・科戸風(そうそう・しなとかぜ)」 伊黒小芭内「蛇の呼吸 伍ノ型」 伊黒小芭内「蜿蜿長蛇(えんえんちょうだ)」 伊黒小芭内「危なかったな」 不死川実弥「頼んでねぇよ」 鬼「この強さ…ただの鬼狩りではない。柱か!」 「助けてー!」 不死川実弥「おい鬼!その女とてめぇの頚おいてけ!」 不死川実弥「次から次へと湧きやがって!」 不死川実弥「こいつら一体どこから湧いてきやがんだ」 伊黒小芭内「女性を助けろ、不死川、後ろは引き受けた」 不死川実弥「そろそろ斬り飽きたしなァ…こっちは譲るぜ」 伊黒小芭内「蛇の呼吸 参ノ型」 伊黒小芭内「塒締め(とぐろじめ)」 不死川実弥「おい、三下集めても勝ち目ねぇぜ。降参して死ねよ」 不死川実弥「風の呼吸 肆ノ型」 不死川実弥「昇上砂塵嵐(しょうじょうさじんらん)」 鬼「やれやれ…そんなに欲しければ」 「やめて!何するの」 鬼「受け取れ―!」 「キャーーーーッ!」 伊黒小芭内「何だ…」 不死川実弥「待てぇえ!クソッタレ」 不死川実弥「どうなってやがる」 伊黒小芭内「おい不死川、今のは一体…鬼共はどこへ消えた」 不死川実弥「知るかよ」 きよ「あ、カナヲさん、任務お疲れ様です」 なほ・すみ「お疲れ様です」 栗花落カナヲ「師範、ただいま戻りました」 胡蝶しのぶ「刀鍛冶の一件はこの前話した通りです。時透さん、甘露寺さん、それに竈門君たちの活躍で上弦を二体も倒すことができました」 胡蝶しのぶ「そして禰豆子さんが太陽を克服した。これは、これから大きな動きがあることを意味します」 栗花落カナヲ「はい」 胡蝶しのぶ「おそらく鬼舞辻無惨は鬼たちを使い、禰豆子さんを奪いにくるでしょう。太陽を克服した鬼を自分のものとするために」 胡蝶しのぶ「これから私は緊急の柱合会議が開かれることになったので産屋敷邸に参ります。その間、禰豆子さんのこと、カナヲにお願いできますか」 胡蝶しのぶ「頼みましたよ」 竈門炭治郎「そうなんですね。もう拠点を移して…里のみんなは大丈夫でしたか」 後藤「そこまで詳しくはわかんねぇけど、夜になればまた鬼がくるかもしんねぇって必死こいて復興と移転をやってるみたいよ」 竈門炭治郎「そうですか…」 後藤「鬼殺隊はこういう時のために空里っていうのをいくつか作ってんのよ。何かあったらすぐ移れるように」 竈門炭治郎「へぇー」 後藤「つーかお前また七日も意識なかったのにそんな食って大丈夫?」 竈門炭治郎「はい。甘露寺さんもいっぱい食べるって言ってたんで」 後藤「あの人はちょっと原理の外側にいる感じだけどな」 後藤「恋さんと霞さん、二日眠ってその後、三日でほぼ全快だったって?」 竈門炭治郎「はい。尊敬します」 後藤「(お前も段々と近づいてんだよ…段々とな…)」 後藤「まぁ早く元気になるならいいけどよ」 竈門炭治郎「はい!」 後藤「みんな生きてて良かったな」 竈門炭治郎「はい!」 後藤「あっこれ一番聞きたかったんだわ。妹がえらいことになってるらしいけど大丈夫なのか?」 竈門炭治郎「あっはい。太陽の下トコトコ歩いてますね」 後藤「やばくね?それマジでやばくねぇか?今後どうなるんだよ」 竈門炭治郎「今調べてもらっているんですけど、わからなくて…人間に戻りかけてるのか、鬼として進化してるのか」 後藤「胡蝶様が調べてくれてんの?」 竈門炭治郎「いや珠世さんが」 後藤「たまよさんて誰だ?」 竈門炭治郎「ゲホッ」後藤「おいおいやっぱ食いすぎだろうが!病み上がりなんだから控えろよ」 竈門炭治郎「ハー(あぶなかった…)」 不死川実弥「俺たちが最後か」 伊黒小芭内「待たせたようだ。申し訳ない」 悲鳴嶼行冥「問題ない。任務ご苦労だった」 不死川実弥「あいよ。甘露寺と時透は上弦とやり合ったらしいな」 甘露寺蜜璃「うん。すごかったよ。なんかもう無理って感じだったけど、みんなで力を合わせて…ね?無一郎君」 時透無一郎「うん」 不死川実弥「あーあァ羨ましいことだぜぇ。なんで俺は上弦に遭遇しねぇのかねぇ」 伊黒小芭内「こればかりはな…遭わない者はとんとしない。甘露寺と時透、その後、体の方はどうだ?」 甘露寺蜜璃「あっうん、ありがとう、随分よくなったよ」 甘露寺蜜璃「(キャッ!心配してくれてる!)」 時透無一郎「僕も…まだ本調子じゃないですけど」 悲鳴嶼行冥「これ以上、柱が欠ければ鬼殺隊が危うい。死なずに上弦二体を倒したのは尊いことだ」 胡蝶しのぶ「今回のお二人ですが、傷の治りが異常に早い。何があったんですか?」 冨岡義勇「その件も含めてお館様からお話があるだろう」 悲鳴嶼行冥「承知…お館様が一日でも長くその命の灯火燃やしてくださることを祈り申し上げる。あまね様も御心強く持たれますよう…」 産屋敷あまね「柱の皆様には心より感謝申し上げます」 産屋敷あまね「すでに御聞き及びとは思いますが、日の光を克服した鬼が現れた以上、鬼舞辻無惨は目の色を変えてそれを狙ってくるでしょう。己も太陽を克服する為に…大規模な総力戦が近づいています」 産屋敷あまね「上弦の肆・伍との戦いで甘露寺様、時透無様、御二人に独特な紋様の痣が発現したという報告が上がっております。御二人には痣の発現の条件を御教示願いたく存じます」 甘露寺蜜璃「痣?」 産屋敷あまね「戦国の時代、鬼舞辻無惨をあと一歩という所まで追い詰めた始まりの呼吸の剣士たち、彼らは全員に鬼の紋様と似た痣が発現していたそうです」 産屋敷あまね「伝え聞くなどして御存知の方は御存知です」 不死川実弥「俺は初耳です。何故伏せられていたのです?」 産屋敷あまね「当時は重要視されていなかったせいかもしれませんし、鬼殺隊がこれまで何度も壊滅させられかけ、その過程で継承が途切れたからかもしれません」 産屋敷あまね「“痣の者が一人現れると共鳴するように周りの者たちにも痣が現れる”」 産屋敷輝利哉「始まりの呼吸の剣士の一人の手記にそのような文言がありました」 産屋敷あまね「今、この世代で最初に痣が現れた方、柱の階級ではありませんでしたが、竈門炭治郎様、彼が最初の痣の者」 産屋敷あまね「ですが御本人にもはっきりと痣の発現の方法がわからない様子でしたのでひとまず置いておきましたが」 甘露寺蜜璃「申し訳ありません。穴があったり入りたいです」 時透無一郎「痣というものに自覚はありませんでしたが、あの時の戦闘を思い返してみた時に思い当たること」 時透無一郎「いつもと違うことがいくつかありました。その条件を満たせば恐らくみんな痣が浮き出す」 時透無一郎「今からその方法を御伝えします」 時透無一郎「その時の心拍数は二百を超えていたと思います。さらに体は燃えるように熱く体温の数字は三十九度以上になっていたはずです」 胡蝶しのぶ「そんな状態で動けますか?命にも関わりますよ」 時透無一郎「そうですね。だからそこが篩に掛けられる所だと思う。そこで死ぬか死なないかが恐らく痣が出る者と出ない者の分かれ道です」 産屋敷あまね「心拍数二百以上に…体温の方は何故三十九度なのですか?」 時透無一郎「はい、胡蝶さんの所で治療を受けていた際に僕は熱を出したんですが、体温計なるもので計ってもらった温度三十九度が痣が出ていたとされる間の体の熱さと同じでした」 甘露寺蜜璃「(そうなんだ…)」 不死川実弥「チッ、そんな簡単なことでいいのかよォ」 冨岡義勇「これを簡単と言ってしまえる簡単な頭で羨ましい」 不死川実弥「何だと?」 冨岡義勇「何も」 悲鳴嶼行冥「御意。何とか致します故、お館様には御安心召されるようお伝えくださいませ」
産屋敷あまね「ありがとうございます。ただひとつ、痣の訓練につきましては皆様にお伝えしなければならないことがあります」 悲鳴嶼行冥「なるほど…しかしそうなると私は一体どうなるのか…南無三…」 冨岡義勇「あまね殿も退室されたので失礼する」 不死川実弥「おい待てェ。失礼すんじゃねぇ。それぞれの今後の立ち回りも決めねぇとならねぇだろうが」 冨岡義勇「六人で話し合うといい。俺には関係ない」 伊黒小芭内「関係ないことはどういうことだ。貴様には柱としての自覚が足りぬ。それとも何か?自分だけ早々に鍛錬を始めるつもりなのか?会議にも参加せず」 不死川実弥「テメェ待ちやがれェ」 胡蝶しのぶ「冨岡さん、理由を説明してください。さすがに言葉が足りませんよ」 冨岡義勇「俺はお前たちとは違う」 不死川実弥「気に喰わねぇぜ。前にも同じこと言ったなァ冨岡。俺たちを見下してんのかァ?」 甘露寺蜜璃「喧嘩は駄目ですよっ。冷静に」 不死川実弥「待ちやがれェ」 甘露寺蜜璃「キャーだめだめだめだめ」 悲鳴嶼行冥「座れ。話を進める。ひとつ提案がある」 | |
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